劇場公開日 2020年12月11日

「タイトルなし」BOLT ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0タイトルなし

2021年2月21日
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鑑賞方法:映画館

大地震による原発内の冷却水漏れ事故を描く「BOLT」
原発事故後の避難地域のある残された民家での出来事を描く「LIFE」
車の修理工場で起きるある出来事を描く「GOOD YEAR」
撮影から完成まで7年かかったという3つのエピソードからなるのが本作品『BOLT』

緩んだボルトを締めに行き、戻ってくるというとてもシンプルな展開の「BOLT」
高松市美術館にセットを組み撮影されたビィジュアルや、2001年宇宙の旅を彷彿させる描写、防護服の息苦しさと、メルトダウンという緊迫感が映像からひしひしと伝わってきます。
佐野史朗さんが「Fukushima50」とは真逆な役なのも面白かったですし、同じくFukushima50に出演した佐藤浩市さん(声のみ)、金山一彦さんも本作に出演しています。

「BOLT」から繋がる
「LIFE」、「GOOD YEAR」
幻のように写るナマズと人魚
「GOOD YEAR」のネオンの
「O」の一つが点灯しない「GOD YEAR」

3作品を通し、東日本大震災、福島第一原子力発電所事故を幻想的かつ現実味のある人間臭さも表現した内容は個人的に好みでした。
3作品全てに出演していた永瀬正敏さん。
永瀬さんの表情もよかったし堀内正美さんの登場もよかった。

とみまる