劇場公開日 2019年11月15日

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i 新聞記者ドキュメントのレビュー・感想・評価

全69件中、41~60件目を表示

5.0本日観賞、観客5人

2019年11月29日
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結局今のマスコミて、記者クラブの弊害があまりにも大きい。
望月記者も政権と対峙すると同時に、ジャーナリズムのおかしな現状とも戦って、消耗している。
やっぱり味方に裏切られ、処刑されたジャンヌダルクなのか。

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コリア

0.5銭湯に行けば良かった

2019年11月27日
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仕事がお休みとれたので、近くでうまいこと上映してる情報を聞きつけて観てきました。
ぶっちゃけ「良い風呂の日」でもあったので、こんな映画に時間とお金をかけるならスーパー銭湯に寄って帰れば良かったと後悔しました。
他の方もすでに多数書かれてることですが、監督があらかじめ言いたかったことに事実を寄せるように撮ってました。これをドキュメントと言うのなら、あらゆる過去のプロパガンダ映画はただのドキュメント映画にすぎなかったのだと解釈できます。そのくらい無茶苦茶です。
『バリバリ働く女性!記者すごい!がんばってる!
政権!あやしい!なんだこいつら!信じるな!
記者団!あやしい!じゃあ、誰を信じればいいの!
ここで監督のお言葉!エンドロール!』
といった流れです。なんだこりゃ?ってなりました。

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けて

4.0森達也まとめがヌルい

2019年11月27日
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鑑賞方法:映画館

望月さんは愛嬌があって可愛らしい人なの。こりゃ応援する人も多いなって納得しちゃった。
菅官房長官が記者会見でやり合うんだけど、これ、菅さんには菅さんの、記者会見で譲れないことがあるんだね。

途中観てて思ったのは、政治家と記者って、かつてはもう少し互いにリスペクトあったんじゃないかな。政治家も「ここをツイてくるとは流石」と思いながらとぼけた答弁したりね。
望月さんは菅さんをリスペクトしてると思うけど、菅さんはリスペクトないね。
それは望月さんのレベルの低さもあるのかも知れない。志位委員長への質問はピンぼけしてる感じだったし。

望月さんがパワフルに動き回る姿をみてるとラストにくるんだけど、ここで森達也が自分の主張を述べてまとめにしてたけどヌルかったな。そんな撮る前から思ってること言うんなら、作品いらないと思うな。

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Scott

4.0見応え

2019年11月26日
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ありました。一人で生きている人間はおらず、そうすると自ずとそこにエゴ、ウソ、ルール、強引さ、妬み、脅し、その他のものが生まれる。誰しも置かれた立場を守りたいのが本性であり、誰も否定はできない。それが明らかな不真実だとしても。動かない、動けない自分が情けなくなりますね。

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ごっとん

4.0個であり続けるという事

2019年11月25日
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興奮

知的

今の日本の政権、メディア、ひいては私たち国民の現実を映し出しながら、所々で観客が爆笑するシーンがあるのが森作品らしい。
ほとんどの人が何らかの集団や組織に属してるが、個として行動、発言する事を手放すと、正しい事は出来なくなる。
「私」は何者なのか何を考えて何を言うか?
世間や誰かを騙せても、「私」は私には嘘はつけない。

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ふく

0.5森監督好きに質問したい。(工作者でないならば。)

2019年11月24日
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鑑賞方法:映画館

うーん...。浅ましい。この作品に深みやコクを感じられなかった。なんというか、失礼ながら漂う空気が胡散臭いんだよな...。
「新聞記者」をダシに客寄せを謀ったみたいだけど、森監督の前作品と勘違いする残念なネトウヨがひっかかってやってくるくらいで、あまり話題になってないんよね。
話題性が弱い割には、この映画関係のニュースが次々と更新されるのがすごく気になる。まるで無理やり売れてないスターを売り出そうとするサクラ行為をマスコミが展開しているように思える。
さらにはその記事で、この監督の微妙な人となりが次々と自白されていくのだ。
◆森監督の怪しい素質
・ドキュメンタリーの中立性に話題が及ぶと「中立は幻想」などと持論を展開する。
・挙げ句の果てには「あくまで中立と言うなら“両端”を決めないといけないが、それは国や時代でも違う」と極論を出して話を濁す。
・「撮る側と撮られる側の距離と角度を示すのがドキュメンタリー。絶対的中立、絶対的公正なんてありえない」などと独自の曲解によりドキュメンタリーの範疇から逸脱した自作について正当化する。
・「ジャーナリズムが正義になるのは危険なこと」としながらも終盤のアニメはどのように表現していた?アメコミのヒーローみたいなのはジャーナリズム側に思えたが、まさかそんな意図はない!と言い張るつもりか?
・本作は「政権批判の映画ではない」と断言し、賞をとったことがその証左だと解釈している。

彼の言うことは何一つ意味が分からないんだけど、この監督を高く評価できる方にはすまないがこの辺詳しく論を聞かせてくれないか。

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ファイバーマン

4.5とても面白かったですが、、、

2019年11月23日
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悲しい

興奮

知的

以前見た松坂桃李さん主演の新聞記者を観て望月さんに興味を持って今回鑑賞しました。結論から言うと最高に面白かった映画でした。クチコミでも本当のドキュメンタリーかどうかとか議論あるようですが望月さんの仕事ぶりや望月さんと菅官房長官の有名な定例記者会見の模様が分かって良かったです。意に沿わない質問をするような記者は総理大臣や大臣に直接質問できないシステムや、執拗な質問妨害や記者クラブシステムなど悲しいながら日本が作り上げてきた政治報道システムの集大成に近づきつつあるような感じを受けました、、。

望月記者にはこれこらも頑張って欲しいです。

最後の方の選挙戦における菅官房長官の応援演説シーンで突然、アニメシーンになって菅さんと望月さんと森監督がアニメキャラになってバトルする場面だけは意味分からないし要らなかったですね。

加筆)しかし最近、「決算!忠臣蔵」などメジャー系の映画の地上波バラエティ番組での告知宣伝が異常に多くて公開館数も多い中、本作のような問題提起を投げかけるような作品の告知宣伝がまったく出来ずに上映館も少なく多くの人に知られないままに公開終了してしまう状況は悲しい現状ですね。メジャー作品も楽しくて良いのですが、このままでは、日本国民が総白痴化されそうで恐ろしいです、、。

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tomクルー

4.5組織って大変

2019年11月22日
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望月記者は実にまっとうな職業人である。記者クラブに対して否定的である一方で、その記者クラブに属しているために取材が可能であることを冷静に認識している。質問妨害に対処するにしても、社内調整を欠かさない。

そんな制約の中で記事を書いて取材対象との約束を果たす。方向音痴と集団行動に悩まされつつも『大人』の責任を果たす望月記者の仕事ぶりが描かれている。

といって使命感に駆られて仕事をしているという風でもない。ハードワークのはずなのに、いつも元気で前向きな感じが失われない。天職とはこういうのを言うのだろう。一般人や野党の政治家からも人気があるのがよくわかる。

頼りにならない上杉隆。日常の会話が面白すぎる漫才師顔負けの籠池夫婦。他の登場人物も様々な意味で『魅力』があって飽きさせない。エンタメ成分が多いドキュメンタリー映画だ。

この映画のテーマは重い。

わたしたちは組織の意思を推測し、それと自分のこころざしとを衡量して、今後の行動を決める。でもその組織の意思とやらは、その生成プロセスや確かさが検証されることはほぼない。そんなあやふやなものを前提に重要な決定がなされ、後日の災害の原因となることはまれではない。
この映画は、法執行の本質を忘れた警察官やフリーの記者を排除する官邸、沖縄の住民投票結果を無視する読売新聞を描くことで、組織を重く見すぎる危険について理解させる。わたしたちは物事をよく考え、自分の意思を大切にしないといけない。

終盤、徒党を組む集団同士が声高に主張しあう場面がある。森監督も望月記者もそれに違和感を覚えているようだ。この映画のタイトルには大文字ではない小文字の「i」が含まれている。タイトルに込められた制作者たちの思いにいたると、反射的に忖度し他者に同調しがちな自分を後ろめたく思った。

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おかずはるさめ

0.5左翼、応援薄いよ、なにやってるの!

2019年11月22日
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笑える

楽しい

単純

必死で頑張ってたのに、
コメントもレビューもごっそり消されたな。
毎日入れ替わり立ち替わり書いては消されていった怪しげな絶賛レビューたちが懐かしい。
すでにランキング浮上のピークを過ぎてしまった。
これ以上の工作は運営が目を付けた以上難しいだろうし、すでに話題性を失い、誰の興味も確保できなかった。
今更人気を装う意味も少ないだろう。
望月記者自身は、手帳からふくらませたフィクションの新聞記者にすら劣る残念な素材だったという証左となろう。そりゃそうだ。毒ガスネタを彼女はスクープできなかったのだから。
これもひとえに森達也監督の能力不足と、それを無理に補おうとしてルールすら守れずに運営に大粛正を食らったサポーターの知識不足と意欲不足によるものだろう。
左の質も落ちぶれてしまったものだ。

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ゲテモノ食い

4.5菅、読売、文春、日本会議が曝け出された感じです。

2019年11月21日
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平日の昼間にもかかわらずほぼ満員でした。森達也の作品ファンです。
じっくり撮る彼の手法がやや不足しているが、菅のインタビューで彼の狼狽の目線等
森達也らしい撮り方。また籠池夫妻とのインタビューは抱腹。日本会議は似非右翼ですは笑える。
又読売や文春が望月記者等を貶める為記事を書いたりしていることが明白となる等
面白い箇所満載で参考になった。

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Takao

5.0社会人は必見

2019年11月21日
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新聞記者に続きとても良い映画でした。偽装政権に屈するか、正義を貫くか、これからの自分の生き方を考える機会になりました。恥ずかしくない生き方をしたいですね。

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スティーブ

0.5信じられないオバチャンもいたものだ

2019年11月21日
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アビスゲート

0.5こんなん、わらうわ。

2019年11月20日
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興奮

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ガッソリー二

4.0希望の無くなった日本

2019年11月19日
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shanti

5.0日本人であることが情けなくなってきました

2019年11月19日
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菅長官の答弁はいじめそのもの。
憎しみの感情を丸出しで、恥ずかしくないのだろうか?
見てるこちら恥ずかしい。

ただ、最後の方の望月記者が菅長官の応援演説を睨むように眺めているシーンを長々と流す必要はあったのだろうか?
あれじゃ、望月記者まで感情を丸出しにしているかのように見えてしまう。

しかし、ここまでめちゃくちゃやってる安倍が、それでも選挙に勝つって、この日本という国はなんなんだろう…と情けなくなってきた。

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T A

4.0虚数としての民主主義

2019年11月19日
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怖い

知的

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マユキ

4.5小気味のいいドキュメント

2019年11月18日
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知的

 望月衣塑子のフラットな精神性が凄い。凹まないし、投げ出さないし、諦めない。それに人を恨まない。社内で衝突しても引きずることなく普通に接するし、ボツにされても腐らない。主観的な感情を排除して、あくまで事実のみを追い求める。ジャーナリストはこれくらいのタフな精神力の持ち主でなければいけないとすると、ジャーナリストになろうとする人にはそれなりの覚悟が求められるだろう。尤も、覚悟なしにジャーナリストを名乗る族もいるようだ。
 事実とは何か。菅官房長官の言い分が面白い。事実誤認に基づく質問には答えられないという言い分だ。望月記者が質問したのは、辺野古の埋め立てに使われている土が赤土に見えるがどうなのかというものだった。赤土だと断言している訳ではない。しかし質問を聞いた人が赤土と誤認するからダメなのだという論理だ。権力が事実誤認と決めつければ、何も質問できなくなる。野党議員が「事実がわからないから聞くんでしょう」と当然のことを言っていたが、菅義偉は理解できない振りをする。
 もともと安倍政権は、安倍晋三の頭の悪さに周囲が合わせているから、知的レベルは最低である。官房長官も同じようにレベルを下げて、非論理的な言い分を堂々と主張するようになってしまった。本当はもう少しまともな人だと思う。
 嘘も百回言えば本当になる、というのはナチスのプロパガンダ手法らしい。麻生太郎が「ナチスのやり方に学べ」と発言して問題になったことがある。安倍晋三はモリカケ問題について「説明責任を果たす」と言い続け、結局何も説明しないまま、最後は「説明責任を果たした」と言い張った。国民は皆健忘症だとでも思っているに違いない。そして残念なことにそれは結構当たっている。麻生太郎の発言も、ドイツの政治家が発言したら大変な事件になったはずなのに、日本ではまたアホウタロウが何か言っているよ、と苦笑いで終了だ。
 映像に出てくるおばさんが「どうせ選挙になったらまた自民党が勝つんでしょ」と言っていた。実際にそうなっている。「国難突破解散」だとか言って北朝鮮の脅威を訴えた総選挙は、モリカケ問題の説明責任を果たさないまま突入したが、結果は自民党が公示前議席を維持する形となった。安倍は「国民の信を得た」と得意満面だった。
 日本国中の良識ある人々が無力感に押し潰されそうになったが、ジャーナリストは結果をニュートラルに受け止める。何が事実なのかということと選挙の結果は別でなければならない。ジャーナリズムが権力に押し潰されて表現の自由を放棄するようでは民主主義は終わりだ。しかし日本のマスコミは、かつて大本営発表を垂れ流していた頃に戻りつつある。それは退化と言っていい。「新聞記者」のレビューにも書いたが、いまや言論の自由を守るのはジャーナリストではなく映画人だ。
 本作品は数少ない勇気のあるジャーナリストを言論の自由を守る映画人が撮影した貴重なドキュメントである。沖縄の基地問題、森友学園問題、加計学園問題、伊藤詩織さんの強カン事件、それに望月記者の質問妨害事件などのシーンがテンポよく進む。小気味のいいドキュメントで、まったく退屈しない。それは望月記者と森達也監督の覚悟と勇気がひしひしと伝わってくるからだ。観ているこちらまで、少しばかり勇気が湧いてくる。この作品が上映されなくなるようでは、日本の将来は暗澹たるものになるだろう。

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耶馬英彦

4.0本作品が1本の映画として成立するという不幸

2019年11月18日
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普通なら、1本の映画になるはずがない。
大スクープや感動話があるわけではないのだ。
「沖縄(辺野古、宮古島)の基地問題」、「森友学園事件」、そして、「伊藤詩織さんの裁判」を追う新聞記者に密着して何が面白いのか?

にもかかわらず、昨今の状況が、本作品を立派な1本の映画にさせてしまっている。
なんという不幸だろう。
言うまでもなく、他ならぬ首相官邸がらみの不正や疑惑が追求されないという、メディアの自己規制やタブーを扱っているからだ。

“面白い”ドキュメンタリー映画ではない。
しかし、今現在、必要であるだけでなく、形あるものとして、将来においても重要な映像として残るだろう。
記者への異常な“質問妨害”が、じっくりと映像化された意義も大きい。
「新聞社内での闘いが、一番キツイ」と語っていたのが印象的だった。
また、「Black Box」は読んでいたが、伊藤詩織さんの姿をじっくり見たのは初めてだった。

「桜を見る会」のニュースでの扱いが、問題の重要性に比べて奇妙に小さすぎるのを見るにつけ、なおさら、本作品のリアルタイムな意義を考えさせられる。

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Imperator

5.0「i 新聞記者ドキュメント」を観て

2019年11月17日
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泣ける

知的

11月17日「i 新聞記者ドキュメント」森達也監督作品を観賞。東京新聞社会部の望月衣塑子記者が小柄な体でキャスターバッグを引きながらの精力的な取材。伊藤詩織事件、沖縄辺野古埋立、宮古島弾薬庫など現在進行形の問題を次々と取り上げ、圧巻は菅官房長官記者会見での質問妨害と闘う望月記者の姿に感動。タイトルの「i」とは一人称の自分が納得するまで真実に迫る事と理解した。

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ashino

3.0見ようかどうか迷ったが、東京国際映画祭のさるカテゴリーで作品賞を獲...

2019年11月17日
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鑑賞方法:映画館

見ようかどうか迷ったが、東京国際映画祭のさるカテゴリーで作品賞を獲ったから見てみました。
主戦場ほどのインパクトはなく、忙しなく動き喋りつづけるひとりの新聞記者を追っかけている作品。
あくまで新聞記者の全体像を示している作品ではなく、一人の人間、望月某の日記みたいな印象です。
タイトルは、i-新聞記者ドキュメントより、i-望月某頑張ってます のがいいかなあと思います。

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ちゆう