劇場公開日 2020年2月21日

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Redのレビュー・感想・評価

全130件中、41~60件目を表示

2.0もったいない❗️

2020年7月25日
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鑑賞方法:VOD

色々感想を書こうと思ったけど、それを書く自分が嫌になりそうだったので思い切って割愛。

原作未読だけど、原作の大筋の肝心なところを映画化しきれてないようなモヤモヤ感を感じっぱなし。
それは原作者に対して失礼の極みではないかと。

配役はスゴくいいのに、こんな作りじゃ無駄遣いに見えて悲しくなった。
終わり。

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零式五二型

3.5面白かった

2020年7月20日
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妻夫木さんがよい
超がつく嫌味な金持ち家庭の設定がやりすぎてた気がしたけど、話自体は最後の終わり方も含めよくできていた。

現在の社会での女性の息苦しさ、女性の芯の強さ、弱さが夏帆さんの演技を通じて見事に表現されていた

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yuyu

5.0覚悟の手

2020年7月12日
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泣ける

悲しい

知的

塔子は泳げないのに海に飛び込んで、必死で生きようともがきながら泳ぎ続けている。
その始終を固唾を飲んで、心の中で応援し続けている、
そんな苦しくも勇気の湧く作品でした。

自分にとって、この映画で一番強烈に響いたのは、塔子が娘のみどりの手を一度は握るも、それを離すシーンでした。自分の身体が強張っていくのを感じました。
真に目もくれず、愛する子も置き去りにして進む塔子のその覚悟に心の中で拍手をしていました。

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だんじり丸

0.5きどりとおごり

2020年7月11日
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しあわせのパンとぶどうのなみだを見たことがあります。劣悪な荻上系でした。思い出すだけでも反吐がでます。
作風が、幼な子われらに生まれでシリアスに変わりました。パンやワインでは監督としての箔がつきません。
どっちにしても下手でした。下手ですが、気取っています。
日本の映画監督の特徴的姿勢です。つたない映画なのに、絵が「わたしはすべてをわかっています」みたいな主張をしてくるのです。本気な裸の王様風の態度が日本の映画監督には共通しています。

中肉、近視、寡頭身、リーチの短いひとがボクシングジムやってきて、ボクサーになりたいと言いました。
プロには向かないが体力づくりならお手伝いしますよ。と、受け容れ10年経った。──とします。
どんなに向かなくても、一定期間を経て、立脚点を確保すると、もう向いてないからやめろとは言われません。

誰だってそうです。
若いころは、きみはこのしごとに向いてない──と過分な気遣いをされることもあります。しかし時が経てば、そんなことを考えているのはじぶんだけです。
とはいえ、壮年に達している人間に、ぼくはこのしごとに向いてないんじゃないかと思う──と吐露されるのはキツいことです。
おとなにとって、向いているか向いていないかは、モラトリアムな次元の話になってしまうのです。

ただ、属性について自認していることは重要なことです。
じぶんが適切な仕事に就いていると感じるのはラッキーなのであって、多くのひとびとが、生かせていないことを感じながら生きています。
いっぽうで、もはやわたしにできるのはこれだけだ──とも思っています。大人とはいわばその諦観のような自認です。

自認しているとき、ひとは謙虚です。

日本映画界がせめて謙虚だったら、わたしも腐そうとは思いません。
この田舎の映画部の部員たちが、時間が止まった裸の王様たちの収容所──日本映画界にいることを自認し、後塵を拝していることを知って、学習しようとしているなら、ぜんぜん腹も立ちません。でもそうじゃない。

ところが「世間」はかれらの「才能」を認めています。
厳密にいうと「どこかの世間」がかれらの「才能のような権勢」を認めているのですが、食えるなら、おなじことです。

そう。食えるなら、おなじことです。
好きに生きて、好きに創っていいのです。
リーチが短いのにボクサーになれたなら、むしろ立派です。
なんであれ、しがみつき、その立脚点を確立したことは立派なことです。同意できますが、映画はえてして費やした時間とは関係がないのです。職人的手腕とは大いに関係しますが、費やした時間によってもたらされた自負心と映画は関係がありません。

こけおどしの闇。子供じみた低回。思わせぶりな台詞。awkwardな空気感。不愉快な疑似性交。被害者意識。映画が呈しているのは「この気持ち、分かるよね」という、でれでれに擦り寄ってくる同意です。ほぼ、それしか見えません。もちろん気持ちなんて分かりません。
陰影礼賛?谷崎潤一郎も草葉の陰で泣いています。

小説は知らない。ただ、映像になったそれは日本映画の典型を平常運転していました。

カメラはいい。すごくいいと思います。
が、しょせん劉備にかしずく諸葛亮です。とうてい制御しきれません。
とりわけ、性描写のくどさと長さ。
ドラマが希薄なのに、シュミレートセックスがあるばあい、それは自己プロモーションのリールパートと見ていいはずです。観衆にとって何の意味もないのですから。要するに「わたしは性を扱うことのできる映画監督です」という、出資者向け履歴書の自己アピール欄です。
エクスタシーの顔芸を強要された役者たちの受難ははかりしれないものでした。

なぜポンジュノは濱口竜介監督の寝ても覚めてもを誉めたのでしょうか。
パラサイトが賑わっている渦中で、寝ても覚めてもを、ポンジュノはわざわざ公的に誉め、対談もしています。
ポンジュノに人の映画を誉める資格があったから、くわえて同作品が濱口監督のデビュー作だったから──でもあります。でも、大きな理由は寝ても覚めてもが典型的な日本映画ではなかったからです。
典型的な日本映画ではないこと。世界のポンジュノをしてさえ、そんな珍しい現象はまたとない。だから誉めたのです。
また、この件でわたしたちが知り得る重要なポイントは、少なくともポンジュノは人の映画を見ている。──ということです。

スウィングキッズがFree as a Birdを使っていたのには腹が立ちませんでした。むしろ主題曲のごとく合っていました。しかしこの映画がハレルヤを使っていることには、心底腹が立ちました。しかもJeff Buckleyのカバーバージョンです。煮えくり返りました。そもそも絵にまったく合っていません。

我慢しながら日本映画を見ると、すごく大人になれる。──気がします。長く辛い二時間でした。0点です。

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津次郎

2.5うーんなんか違いすぎて

2020年6月30日
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原作者島本理生さんのファンの私としては、ガッカリの可能性を覚悟して鑑賞。

やっぱり…なんか違う。

夏帆さんは演技頑張ってるの分かるけど、もっと綺麗な女優さんをキャスティングしてほしかった。

妻夫木君はダメだ。イメージ違いすぎて。

「悪人」ではそれまでの良い人からどろどろの暗い役をやりきってたけど、中年の汚れて疲れたいやらしい魅力を出せる役者さんにはなってない。

義母とかも分かりやすくするためか、プロトタイプな姑だし、それにあの家のインテリアのひどいこと。あのソファーセット!

小鷹君もなぁ。

それになんと言ってもラスト!
酷すぎませんか?

翠ちゃんの傷は一生残るよ。

原作より良かったのは余貴美子さんのお母さんだけかな。

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ちこどん

3.0狡猾な男と純情な女

2020年6月26日
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U-3153

3.5与えてもらうばかりで自分から何も与えようとしない人

2020年6月24日
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ミチ

3.0島本が嫌い。ねじれてるから。病気の世界。監督も嫌い。セックスシーン...

2020年6月21日
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島本が嫌い。ねじれてるから。病気の世界。監督も嫌い。セックスシーンにリアリティがない。俳優はよかった。

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えみり

4.0やっと観れた。夢のような映画。

2020年6月7日
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悲しい

楽しい

知的

力強く、それでいて、
夢のような、まるで、夢のような映画。

見終わって、
強烈な恋愛をしてしまったような感覚。

思えば人に惚れる(余貴美子さんのセリフが強烈)って、豊かなことだよなあと。
それによって傷つけるひとがいて、
それでも進むのか、踏みとどまるのか、
それは、その人の選択。

映画は道徳的でなくてよいから、
これもひとつの人生、この人の人生、なんだね、これが。

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noir

0.5はぁー久々の駄作か

2020年6月5日
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だーみー

2.5微妙 お金払ってみる価値はない

2020年4月13日
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寝られる

微妙 お金払ってみる価値はない

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ちー

4.5「愛」は理屈じゃなくて…心の芯から感じるもの

2020年4月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

震えました。人が…生きている間にこれほどまでに求め合う相手に巡り逢えた事が「奇跡」ですから。
レビューを読むと…人それぞれ男女それぞれ受ける印象が違う、視点が違う事が明らかですね。あと、その方の人生の厚み(愛についての)によっても全く感じ方は違うと思います。もちろん学歴や職歴や貧富とかそういうものではなく人間が生まれながらに持っているであろう「愛」の厚みです。心揺さぶられる程の愛を感じられる異性と出逢い、常識やモラルや様々な壁にぶち当たった経験値。その値で、この映画の響き方はかなり違います。
もがき苦しんでる塔子の心の痛み…私も感じていたから…。もちろん映画のような2時間で収まるストーリーなんかじゃない…もっと生々しく苦しく涙でグチャグチャになるようなこれまでがあった。自分の心の中は、誰かに理解してもらうものじゃなくて…自分自身でちゃんと向き合って見つめて、認めてあげないと……生きていながらにまるで心だけ死人のように真っ黒い塊のようになって輝きを失います。 周りの人が間違ってると言ってももし自分の心が求めるのなら…ちゃんと心も身体も息をしながら前に進んで行く方がいいに決まってるから。誰が悪いわけじゃない…夫も優しいし、子供も可愛いし、恵まれた家庭環境で「幸福」そのものなのかもしれない。でもそれは他人から観た形だから。自分自身が求めてないのなら、そんな場所も本人にとっては苦痛で「不幸」そのものかもしれませんよね。だからといって夏帆さん演じる塔子を完全に「良し」としているのではなくどう表していいか難しい程に渦巻く心の苦痛感を映像にする事、映像に出来ている事が素晴らしいと思いました。とりとめなく長々とすみません。最近「柄本祐」が好き(*^ω^*)
なんともなく、魅力的。推してます(笑)

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sweetberry

3.0雰囲気を感じる作品

2020年3月29日
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鑑賞方法:映画館

10年ぶりに再会した男女が溺れる禁断の恋を描いた作品。物静かな雰囲気で淡々と進む内容ですが夏帆と妻夫木聡の見事な共演が観るものをグイグイ引き付けていく。特に夏帆は表情や雰囲気が抜群でセリフ無しでも感情が伝わってくる。彼女の新境地を見出した作品ではないでしょうか。内容はさておきキャスト陣の雰囲気を感じる作品。
2020-67

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隣組

5.0文学が映像に昇華された美しさ

2020年3月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

三島監督のオリジナル脚本映画も好きだが、原作を独自の感性で映像化した作品も興味深い。
また俳優たちの情感ある演技には観ていてのめり込む思いがして、観終わった後も幾つかの場面が記憶に残り続けるのも面白い。出演者の安定感と優れた演出によるものだろう。
「Red=赤色」を視覚的に感じることができるのは、映像作品のアドバンテージだと思う。

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マネシツグミ

3.0何だかなぁ

2020年3月27日
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鑑賞方法:映画館

原作読んでないけど、ただの不倫のキスシーンの連続動画やなぁ。女の身勝手や!

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良純

3.0こわい

2020年3月22日
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一言怖かった。
女性は。
これは男性と女性では感じ方違うと思う。
なんだか、妻と照らして考えてしまった。
ただ、人生では本当に人を好きになることはあまりないということ。
50を過ぎてつくづく感じます。

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とね

4.5美しさに酔う

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

三島有紀子監督の映画は、五感に訴える映画だ。絶対映画館で、大きなスクリーンで見るのが良い。おいしそうなコーヒーが入る音、布をシャキシャキ切る音、人生の苦労を感じさせる階段の段差、少女のふわふわ感を感じる宙を舞う白い布。
今回も、冒頭からひりひりと突き刺すような吹雪の中、行き場を探して舞っているような赤い布が目に入り、悩ましげな塔子(夏帆)の表情に、ジェフ・バックレイの「ハレルヤ」がかぶさるように流れる。生々しく、しみいる歌声。「ハレルヤ~♪」と歓喜の言葉を吐きながら、なぜか苦しそうにも聞こえる歌声。これから始まる物語を予見しているようだった。

女性は、人生の中で様々な選択を強いられる。男性よりも,その選択を、周りから、世間から批判されることが多いように思う。だから、選択は、時に無難な方に流れ、自分を見失いがちになる。そしてある時、選択の間違いに気づく。軌道修正するかしないか。これもまた選択だ。

何かを好きになることは、人間に与えられた最高の能力なのかもしれない。そして、それは、人生の隅々まで、影響を及ぼす。そんなことを思った映画だった。

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eltomo

2.0何も感じるものが無かった

2020年3月21日
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R15指定が不自然なくらい、濡れ場は少なく肌の露出も特になく、まずそれを目的に観た人はガッカリすると思います。
私は濡れ場目的で観たわけじゃないですが、良く言えば情緒的な表現に終始し、のっぺりとした展開に飽きてしまう。そして塔子の気持ちが全く理解出来ないまま幕を閉じました…。「愛したけど結ばれなかった相手に再会して浮かれちゃったし、良妻の仮面をかぶるのに疲れました私。」というだけに見えてしまいました…。
あ、柄本祐さんの役柄が唯一素敵です。笑

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まだまだぼのぼの

4.5夏帆ちゃんきれい。

2020年3月18日
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久しぶり映画らしい映画を観たという印象。
映像きれいだし、漂ってる空気感で、観ている人なりが読みとっていくっていう、こういうのが映画だよな、って思う。

夏帆は魅力的だったけど、男性目線でなく、女性監督が選んだんですね。
女性は良妻賢母ありきにまだまだ縛られている、っていう、絵に描いたような幸せならそうあるべきという日本社会の風潮を問いかけてるけど、
でも安直にそれを選んでいるのも本人だし、
男性の働きかけ次第で変わっていくのもまた、
なんだかお人形さんのような可愛らしさの夏帆ちゃんがやるから、リアルなのか、皮肉なのか、ちょっと考えてしまった。役としてははまり役でした。
こんなにきれいな女優さんなのに、ちょっと大人しくて
もったいないかな、もっと活躍して欲しい気がします。

でも、恋愛が人をかくも掘り下げるのは確かだし
肌の触れ合いは、欲望というのを越えて、巡り合う運命で求め合って生きている意味にもなるし。

こういう映画を観て、自分も掘り下げられた気になる。
それって満足感、充実感ですね。映画ならではの。

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jaiko

3.0口出しするな!

2020年3月18日
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鑑賞方法:映画館

 働いてもいいと、結婚するとき約束したじゃない。国立市の高級住宅街に暮らす村主塔子(夏帆)。一人娘ももうすぐ小学校に上がることもあり、かつての不倫の仲だった鞍田秋彦(妻夫木聡)と同じ会社に就職しようと決意する。夫の真(間宮祥太郎)も優柔不断というか、かなり偏執的な愛のため結婚した経緯があった。偏執ぶりはタイトルから判断願います・・・ん、変質だったか?

 谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」という本が一つのテーマとなっていて、それが塔子や秋彦が設計事務所という繋がりも見せている。読んだことないのですが、部屋の隅々まで明るくすることで陰翳の中の美学を確立するという内容らしい。

 普通の不倫ものといった感じもするのですが、トンネル内の赤いランプ、雪の上の血など、色彩にはこだわりを見せています。明るさという点では大きな窓にこだわったり、酒蔵のデザインにもこだわる塔子。清楚なママさんを演じていたのに、秋彦との再会により急にエロくなっていく様子も面白かった。

 新潟県の雪も印象的でしたが、2年前の大雪被害をも思い出させてくれました。また、家を作るなら~♪という歌まで・・・

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kossy