劇場公開日 2020年1月17日

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「重い題材を扱っているのに明るい力をもらえる映画」ジョジョ・ラビット Sugiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5重い題材を扱っているのに明るい力をもらえる映画

2022年4月2日
iPhoneアプリから投稿

熱狂的なナチ信者のジョジョは、母親が家に匿っているユダヤ人と関わっていく中で、それまでの自分の考え方やナチスに対して疑問を持つようになっていきます。
この作品では、ナチス支配下でのドイツ国民の心情や行動が伝わりやすくなっていました。重い題材扱っているにも関わらず、映画の印象が明るいのは、ジョジョの空想の友達のヒトラーや、所々の微笑ましいシーンなどの、親しみやすい演出が多かったからなのではないかと思います。
周りに流されず、自分の正しいと思ったことを信じる強さがジョジョにはあり、その姿に力をもらえます。個性豊かな登場人物たちが作品を彩り、様々なメッセージ性がありました。「何を信じるべきか」、現代の世界情勢にも繋がりのある内容で、まさに今見るべき映画だと感じました。

Sugi