劇場公開日 2020年4月3日

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「介護現場での苦労の一部が体験できた」ケアニン こころに咲く花 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5介護現場での苦労の一部が体験できた

2022年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

萌える

介護福祉士の大森圭はスキルアップのため、小規模施設から大型の特別養護老人ホームに転職した。そこでは、多くの利用者に対応するため、効率やリスク管理を優先する運営方針であり、小規模施設との違いに圭は戸惑った。そんな中、認知症の美重子が入所してきた。これまで妻を自宅で介護してきた夫の達郎は、施設を信用できずに、担当である圭にも厳しくあたった。しかし、圭は施設に友人の美容師を呼んで美容サロンを開催するなど、美重子や利用者のためにと、喜んでもらえる事を探し実践していた。そんな行動が職場のチームワークを乱していると、圭は上司や理事長から叱責されてしまった。さてどうなる、という話。
前作は観てなくても特に問題なく入れた。
介護福祉士のことをケアニンって呼ぶとは知らなかったので、勉強になった。
小規模と大規模での対応の違いで効率優先とか、事故防止のために門にカギとか、実際にそうなんだろうなと思わせる内容だった。
美重子の夫役の綿引勝彦の存在感が光った。
圭の上司役の中島ひろ子が良かった。
圭の元先輩でケアマネ役の松本若菜が相変わらず綺麗だった。

りあの