劇場公開日 2019年10月19日

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「ミクロな愛の、そして再生の物語」愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ミクロな愛の、そして再生の物語

2019年12月14日
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鑑賞方法:映画館

偶然にも2日前に観た「夕陽のあと」と同じ越川道夫監督の作品だったがテイストはまったく違った。

これは深い悲しみを抱えて生きてきた主人公ユリ24歳(瀬戸かほ)の再生の物語だった。

死んでもいいと思ったときに出会ったひとまわり年上の夫(宇野祥平)。ユリに愛はなかった。

夫の幼なじみ(深水元基)と出会い、ユリは恋をした。お互いに惹かれあい、求めあった。

悪いこと沢山あったんだろうなあ。でも生きてりゃいいことがあるかもしれない。

三人とも身勝手だが、それでいいんじゃないかなあ。生き続けられるのなら。

上映前に越川道夫監督と瀬戸かほさんの舞台挨拶があった。時間は限られていたが、十分映画愛を受けとった。

エロくそチキン