劇場公開日 2020年9月18日

マーティン・エデンのレビュー・感想・評価

3.619
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4.0【自由主義と社会主義思想の狭間でエデンが学び、体験した社会構造、恋愛模様、そして作家としての成功の果てをアイロニックに描いた作品。ルカ・マリネッリの魅力(特に目力)溢れる作品でもある。】

NOBUさん
2020年10月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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NOBU

4.5どっちが先か

ひでさん
2020年10月17日
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鑑賞方法:映画館

136本目。
今週、映画を観る人を2つに分けるならば
鬼滅の刃を観るか観ないかだろうけど、俺は後者。
マンガ見てないし。
で今日、何を観ようかと迷うのだけど、ほぼ120分越え。
集中力ない俺にはキツイ。
けど、まぁしゃーないと。
才能が先か?努力が先か?成功するにはどっちが先かとは思うけど、宝くじみたいなもので、書き続けたから認められたのかなとも思う。
でも破滅主義者なのかな、ちょっとそう言う所が自分にもあるから怖い。

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ひで

3.0成り上がり

2020年10月15日
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鑑賞方法:映画館

本来であれば、物語の主人公は40歳で亡くなった米国育ちのアメリカ人作家の自伝的小説を元にしてるはずなのだが、あえてそこはイタリアを舞台に置き換え、尚且つ端正な顔立ちのイタリア人俳優を起用した今作品。
内容はしがない工場労働や船乗りを経験して、令嬢に恋したことから作家を目立つサクセスストーリーである。何故作家を目指したのかは、あまりよく覚えていない。
にしても、何度も何度も小説を書いては出版社から返却されるという失敗を重ねながら、いざ成功したら、惚れた女の事は、はい、これまでよというのは、よくあるパターンではあるが(実際そう単純には描かれてはないのだが)内容的には重厚な大河的展開なので映画自体は締まっている。ただ若干ストーリー的には、やや単純である。特に前半の大半は。そこがちょっと惜しいところではある。
尚、この主人公役のルカ・マリネッリは今作品でヴェネツィア映画祭で男優賞を受賞している。

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オクやん

4.5世紀末は陽炎

kthykさん
2020年10月14日
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20世紀初頭という時代のカタストロフを生きる名も無い、若きひとりの作家の物語。

原作の舞台はアメリカ西海岸だが、イタリアのナポリに移され、音楽と映像で生み出される映画の世界は一層、興味深く、ドラマチックだ。

テーマはラス・ブリッセンデンが書いた「陽炎」にある。優雅なブルジョワジーの19世紀と貧困と過酷な労働で荒廃した20世紀の貧民生活。その狭間の中でマーティン・エデンの「詩」は何を語ろうとするのか。

それは決してイディオロギーではなく、新たな人間が生に生きるヴィジョンなのだ。ロースやシェーンベルクが懸命に模索した「世界」がマーティンを育てる老作家ラス・ブリッセンデンの「陽炎」として表現される。

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kthyk

3.5久しぶりにイタリアのイケメンを見た

mikyoさん
2020年10月12日
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鑑賞方法:映画館

原作の舞台がアメリカということを忘れそうなほど、イタリアにフィットしてた。労働者地区で育った主人公が、オルシーニ家のお嬢様と恋に落ちる。

奇しくもこの前にムヒカ元ウルグアイ大統領のドキュメンタリーを見ており、被りっぷりに笑った。

それにつけてもルカ・マリネッリがイケメンだった。米や英にはいないタイプは久しぶり。前回見たイタリア映画はシシリアーノだしね。

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mikyo

4.0主人公の目力

Momokoさん
2020年10月11日
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鑑賞方法:映画館

圧倒された。
どこかで見た顔と思っていたら、鋼鉄ジーグの悪役の人。あの映画の中でも光っていた。

学校教育だけが学びではない。
表現を求めている何かが彼の中にあったのだ。

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Momoko

4.0久々に良い作品に出会った

あささん
2020年10月4日
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あさ

5.0マーティン・エデン

manaさん
2020年10月2日
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よかった。
誤解、恋愛、挫折、成功、名声、、、別れ。
真の生き方、ゴールの先が大切だと思いました🔮

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mana

4.0純文学

2020年9月27日
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鑑賞方法:映画館

終盤、気付いたら作家として商業的に成功していた

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うんこたれぞう

3.5露骨なる意図。

t2law0131さん
2020年9月24日
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鑑賞方法:映画館
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t2law0131

3.0主役の魅力は凄い

Yojiさん
2020年9月22日
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レビューの評価が高かったので、予備知識なく見てきました。
1960年代のような雰囲気で始まります。貧民街で育った貧しい船乗りのチンピラ青年マーティンが上流階級の娘エレナと出会ってから徐々に自分の人生を変えるために努力していきます。教養、思想、文学、イデオロギー、様々な苦難の末、富と名声を手に入れるまでを描いていますが、ラストは意外な展開で終わります。
主人公マーティンを演じたルカ・マリネッリがとても個性的で魅力的。演技を感じさせない自然な表情が素晴らしかったです。
イタリア映画の雰囲気を味わいつつ男の寂しさ哀れさを感じたい人にはお勧めします。

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Yoji

3.0成功者の孤独

Bacchusさん
2020年9月22日
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悲しい

知的

原作未読

1970年代のナポリで、小4から学校に行かず、文法もまともに使えない貧しい労働者の青年が、作家になっていく話。

防波堤で輩に絡まれている若者を助けて、家に着いていったら超豪邸だし、お姫様はいるしの竜宮城状態。
そこでふと読んだ本に興味を持ち、本を読み漁り自力で勉強して自分で書くようになっていくというストーリー。

勉強して賢くなり過ぎて、強い思想を持ってしまったり、掌を返す出版社や世間に疲弊したりと正に生々しい。

後半急に話が進み過ぎたし、精神的な変化も著しくて少しとまどったけど、少し哀しい成功者の物語がとても面白かった。

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Bacchus

4.0時代に絶望していたのだろうか

2020年9月21日
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鑑賞方法:映画館

 本作品の基となった自伝的小説「マーティン・イーデン」を書いたジャック・ロンドンが27歳のときに出版されたのが彼の著作で最も有名な「野性の呼び声」である。子供の頃に読んだ気がするが、内容は忘れてしまっていた。今年の春に何度目かの映画化作品が公開されたので鑑賞した。CG技術が長足の進化を遂げて本物の犬に見えたのと、ハリソン・フォードとオマール・シーの演技がとてもよくて感動した。
 ジャック・ロンドンの物語を紡ぐ才能は流石に文豪である。「野性の呼び声」は4歳くらいまで人間に飼われて衣食住に恵まれた生活をしていた大柄の犬を主人公に、さらわれて働かされ、やがて森の狼と交流し、野生の本能が呼び覚まされていくという設定である。実にエネルギーに富んだ設定であり、作家が後ろから押されるように小説を書いた様子が想像できる。生み出された物語は力強さに満ちている。

 そういう作品がどのようにして生み出されたのかを描いたのが本作品である。主人公マルティン・エデンはあまり教育はないが、素直で頭の回転が速くて洞察力に満ちている青年だ。知り合った金持ちの娘エレナからもらった本を読んだことがきっかけで文学にのめり込む。そして独自の解釈、独自の世界観、独自の文体を身に着けていく。エレナのすすめに従って学校教育を受けてしまっていたら、ステレオタイプの文体や世界観しか身に着かず、マルティンは作家になることはなかったかもしれない。作家の想像力の源はアカデミックな知識ではなく、自分の目で見て耳で聞いて嗅いで食べて触った体験なのだ。
 そして文体や語彙は、貪るようにして読んだ本から得られた。映画はマルティンの行動をシーンとして繋げるが、外に出ていないときのマルティンは殆どの時間を本を読み、詩や小説を書くことに費やしていたに違いない。話すたびに前のシーンよりも語彙が増えて言葉が正確になっている。物語の進行よりも遥かに速いスピードでマルティンが進歩していることがこの作品のポイントである。誰もマルティンについて行けなかった。そこにマルティンの孤独がある。
 時代というものはその時の人々の習慣や思考回路によって、一定の方向に収斂されていく。ある時代にもてはやされたものも次の時代には廃れてしまうことがある。大衆は自分の考えを持たず、たったひとつの新聞記事で他人を両断して排除する。予断と偏見に満ちているのが時代というやつだ。マルティンは時代に乗って有名になり金を得るが、それがうたかたのように消え去るものであることを知っていたのだろう。無名で雑誌の掲載を夢見ていた頃のほうがずっと幸せだった。もうあの頃には戻れない。
 ジャック・ロンドンは1916年に40歳で自殺している。第一次大戦が始まったのはその2年前の1914年(大正3年)だ。「マーティン・イーデン」を発表したのはおそらく1909年頃だから「野性の呼び声」で有名になってから6年後ということになる。既に時代に絶望していたのだろうか。

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耶馬英彦

3.0虚無な目の力

2020年9月21日
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マーティン役のルカ・マリネッリの怪演が素晴らしい。
特に目の力がすごい。

本当に欲しかったのは金や地位ではなく「幸せ=彼女の愛=彼女との暮らし」と「誰もが豊かに暮らせる世の中」であり、それを手に入れられずに悲しみを吐き出しているようにも見えました。
せいぜい、世話になった未亡人に家を買い、労働者運動の為に金を与えるくらいしか、彼にはやることがなかったというのもまた、皮肉でした。
そんな孤独感・無力感に支配されていた、マーティンの落ち窪んだ目の表現が素晴らしかったです。

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コージィ日本犬

0.5全く合わなかった

KZKさん
2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

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KZK

4.5とてもイタリアの映画で普遍的な映画

talismanさん
2020年9月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

萌える

マルティン役のルカ、フリッセンデン役のチェッキが説得力ある存在と演技力でこの映画の軸となっている。舞台がアメリカでなく、イタリアの、それもナポリであることが良かった。

11歳から船で働き小学校も途中でやめたマルティンがエレンに出会い、彼らのように話し考えられるようになりたいと思う気持とすぐ実行する行動力に心動かされた。特にことばの勉強と本を通して、という所に共感を覚えた。その彼の熱意の一方で、子どもの時から貧しくて働きづくめのマルティンの身体の頑丈さと目の力の強さはとても魅力的だ。

作家として成功しゴージャスな家に住み、世話になった未亡人家庭の為に家を買い、労働者運動の為に金を惜しげもなく与える。
でも、ブリッデンセンを失い、知識と勉強への熱愛をくれたエレナとの間に絶対に埋められない溝を再確認した絶望のマルティンは、すべての大人の中に居ると思う。
大人になって、年とって、完全に満ち足りた人なんて居ないと思う。いたら嘘か、見栄か、面倒だからそう言ってるだけではないかと思う。

貧しくて働きづめの人々、農業、漁業、酪農、食料の調達に運搬、まさに永遠のエッセンシャル・ワーカーだ。弱者の側に常に居続けようとしたマルティン。

映像が素晴らしい。子どもの頃、姉とダンスしてる場面かなと思わせる映像(マルティンの家にビデオカメラなんてあった訳ない。だから余計に愛おしい映像だった)、加えてイタリアの美しい歌も沢山!これはミュージカル?と思ってしまうほど。見て良かった。
--------
ニューシネマパラダイスでトトの青年時代をやった役者さんが、マルティンの姉の夫として出ています。エーーー!とびっくりしてほんの少しショックでした。が、面影はもちろんあり!

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talisman

4.5主人公マーティンを演じるルカ・マリネッリの迫真の演技に最後まで目が離せない

スクラさん
2020年8月23日
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鑑賞方法:試写会

マーティンは学ぶことを途中で止めた労働者階級の船乗り。ある日、港でいざござに巻き込まれている男性を助けたことをきっかけに上流階級の家庭の娘・エレナと出会い恋に落ちる。彼女との恋を成立させるためには、自身も上流階級に上らなくてはいけないと考えたマーティン。それは、はたまた船乗りが新たな航路を選ぶように、マーティンはエレナと結ばれるという目的地のための手段を選んだ。それは文学で成功し、作家となることだった。

最初は恋を成就させるためにひたむきに文学の道を志す純粋な男性がそこにいた。しかしながら、学も十分に無く、それまでのキャリアも無い彼の応募作品は歯牙にもかけられず、全てが「送り主へ返却」と突き返された。それでも、文学で成功することに執着するマーティンの心が次第に変化していく様をルカ・マリネッリが見事に演じている。彼は全身、得に目で演技ができる演者だと思った。ヴェネチア国際映画祭でホアキン・フェニックスを抑えて男優賞に輝いたのも頷ける。

いつしか作家になることは手段ではなく、目的になり、エレナとの関係性も雲行きが怪しくなる頃、純粋だった青年の目にはやがて狂気と表せばいいのか、悲嘆と表せばいいのか、何とも言えない感情の色が映し出されていた。本当にルカ・マリネッリの演技に感服する。

映像の撮られ方も独特だった。たしかフィルムを使い分けていたと試写会後のアフタートークで話していた。比喩的な映像が所々に差し込まれ、それが何を意味するのかは観る人に委ねられる。2度、3度と観れば、あの場面の意味が分かり、より作品に深くのめり込めるような演出が素敵だった。

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スクラ

4.0労働者階級出身のマーティンエデン。 ブルジョア階級の女性エレナと出...

lilyroseさん
2020年8月19日
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鑑賞方法:試写会

労働者階級出身のマーティンエデン。
ブルジョア階級の女性エレナと出会い
美しさと知性に惹かれると共に
文学への関心に目覚める。
多くの本を読み教養を身に付け
作家を目指す。
.
アメリカンドリーム体現者となった
作家ジャックロンドン(1876-1976)
彼の自伝的小説を
イタリア・ナポリを舞台に映画化。

1900年代の第一次大戦前からの1世紀
歴史と共にアーカイブ映像も組み込み
階級社会の中
20世紀を駆け抜け
時代に立ち向かっていく男の姿を
ルカが演じ
ヴェネチア国際映画祭で男優賞受賞。

激動の時代
生きる意義
心の叫びを言葉にしたマーティン
決してハッピーエンドではない
その苦悶は時代を超え
今を生きる私たちにも通じる
.
ジャックロンドンを
この映画を通して知りました。
他にも映画化されている作品があるそうなので、機会をみつけ鑑賞してみたいと思います。
.

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lilyrose

4.0- Beauty is demanding. -

2020年8月4日
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悲しい

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Ptti Naaki
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