キューブリックに愛された男

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キューブリックに愛された男
キューブリックに愛された男
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解説

映画史に名を残す巨匠スタンリー・キューブリックの専属ドライバーを長年にわたって務めた男性の目を通し、天才映画作家の素顔を描いたドキュメンタリー。1970年の雪の夜、ロンドンでタクシー運転手として働く元レーシングドライバーのイタリア系移民エミリオ・ダレッサンドロのもとに、ホークフィルムという会社から「ある“モノ”を撮影スタジオまで運んでほしい」という奇妙な仕事が舞い込む。悪天候の中、車に積むには大きすぎるその荷物をどうにか無事に送り届けたエミリオに、後日、再びホークフィルムから連絡が入る。その仕事の直接の依頼主であるスタンリー・キューブリックが、エミリオを自分の専属ドライバーとして雇いたいと言うのだ。快諾したエミリオは翌日からキューブリックの自宅兼スタジオへ通うことになり、30年にわたる2人の奇妙な友情が始まる。キューブリックの神経質な生活様式や動物に囲まれた穏やかな日常など、巨匠の知られざる普段着の姿を、2人の熱い友情とともに描き出す。

2016年製作/82分/G/イタリア
原題:S Is for Stanley
配給:オープンセサミ

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(C)2016 Kinetica-Lock and Valentine

映画レビュー

3.0無題

JYARIさん
2020年10月6日
PCから投稿

ほとんどが運転手エミリオの話ではあるが、キューブリックの人柄もわかる一作。

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JYARI

3.0専属運転手

2020年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イタリア移民でロンドンに住むダレッサンドロは、ひょんなことからキューブリックの専属運転手になる。
その後30年間も尽くすことになり、運転だけではなく、身の回りの雑用をすべてこなしていたようだ。
映画に興味がなかったことが、長続きした理由かもしれない。

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いやよセブン

4.0【”無私の奉公” スタンリー・キューブリックとイタリアの車好きな男との深き友情を数々の映画製作のエピソードを絡めて描いたドキュメンタリー作品】

NOBUさん
2020年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

ースタンリー・キューブリックに作品制作にこれほどまでに献身的に使えてきた人物がいることをこの作品で初めて知った。彼の名はエミリオ・ダレッサンドロ。
 この作品で、スタンリーとの思い出を語る彼は、とても優しい目をした好々爺である・・。
 だが、この作品では、彼が如何に真面目にスタンリーからの実に膨大で、繊細な依頼をこなしていたかが描かれている・・。-

・スタンリー・キューブリック監督作品を見れば、異常なまでの完璧主義者であり、繊細な心を持っていた人物であっただろうなあ・・、とは思ってはいたが、ここまでとは思わなかった。

・エミリオとスタンリーとの最初の出会いのきっかけが面白く”「時計じかけのオレンジ」のアレを運ばされたのね・・。
 そして、彼の運転のスキルを見込み、運転手として雇用したはずのエミリオへのスタンリーの依頼は、「キューブリックのルール 12か条」から始まり、車以外の事にまで及んでいく。
 そして、その依頼は実に細かい。
 だが、エミリオは家族との関係を一部犠牲にしてまで、彼の要求に答えていく。

・当然、スタンリーにとって、エミリオは必要不可欠な存在になる。が、スタンリーは
エミリオを只の便利屋として扱っているわけではないことが、膨大なメモのあちらこちらに遺されている・・。

・又、スタンリーが、いかに不安定で、甘えん坊だったことも描かれる。何とか、エミリオを自分の傍に引き止めておきたいがための、数々の”仕掛け”。
 微笑ましい・・。エミリオの奥さんは怒っていたけれどね・・。

<エミリオの真面目な性格と、スタンリー・キューブリック監督の完璧主義で繊細な性格との相性が、とても良かった事は、今作品を見れば良くわかる。
 そして、スタンリー・キューブリック監督の数々の名作の隠れた立役者が誰であったのかも・・。
 素晴らしき、ドキュメンタリー作品である。>

■蛇足
 ・忙しかったのだろうが、エミリオがスタンリー・キューブリック監督の作品を彼の死まで見たことがなかった・・と言う事実も微笑ましい・・。

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NOBU

4.0最初はパシリ。やがて厚い友情を築いた二人。

kossyさん
2020年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 70年ごろ、ナニのでかい人形を運んだことによってキューブリックから信頼を勝ち取ったエミリオ。イタリアのカッシーノという田舎からからロンドンで働くことになった移民なのですが、本来はF1ドライバーを目指すほど運転テクニックを持っている男。カッコいいというより、マリオカートを思い出すほどの風貌なのだが、レースじゃ家族を養っていけないということでタクシー運転手となった。そして、ナニを運んだことでキューブリックから専属運転手として雇われることに。

 撮影中は映画に関わる雑用も任され、真面目で几帳面なエミリオは何でもやってこなす。時期的には『バリー・リンドン』、『シャイニング』、『フルメタル・ジャケット』、『アイズ・ワイド・シャット』といった作品群。とにかく休む暇もないくらいキューブリック、いやスタンリーに寵愛されたような人物なのです。朝、電話がかかってきたら「スタンリーだ」と感じてしまうほど、文句も言わずに働いたのだろう。かなりいい人。

 しかし、エミリオの両親も高齢のため、イタリアに戻ることになるも、結局引き止められて父親の死に目に合えなかった。そんなエミリオと妻ジャネットが『アイズ・ワイド・シャット』にもちょい役で出演していたりするので、また観たくなってきたぞ!撮影記録がギネス記録になるほど長いのもエミリオ絡みだと思うと納得・・・

 全体的にはエミリオを通して見たスタンリー・キューブリックの半生。大邸宅を構えてのプライベートな部分はわからないが、撮影における助手の重要性だとか、エミリオがいなくては仕事ができないわがまま(?)な性格も雰囲気が伝わってくる。エミリオの母国語がイタリア語なので、考えながら喋る彼の英語はとても聴きやすくて英語学習にも最適!

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kossy
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