劇場公開日 2019年8月16日

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「絶望的な戦力差を自分たちの誇り、信条、愛する者を支えとして戦い抜いた男達の姿を圧倒的迫力で描き出す歴史大作」KESARI ケサリ 21人の勇者たち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0絶望的な戦力差を自分たちの誇り、信条、愛する者を支えとして戦い抜いた男達の姿を圧倒的迫力で描き出す歴史大作

2019年8月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

 序盤、インド映画らしく唄と踊りを効果的に挿入しながら、21名のシク教徒達が、結束を固めて行く過程や一人一人の気質や大切にしているものをコミカル要素を交え描きだす。これが、中後半に効いて来る。実に上手い。

 後半は怒涛の戦闘シーンが続く。凄まじい迫力。インド映画の底力を久しぶりに実感する。

 ラストにかけても、数々の印象的な場面が次々に描かれ、涙する。

 インド近代史に残るという戦いを正面から描く歴史大作。(知らなかった。申し訳ない)

 当時のシク教徒の立場をおさらいしておくと更に良いのかもしれないが、私は前知識が無くても、十二分に堪能できました。(分からなかった部分は後から調べました。)

 ・シク教徒の鬼司令官を演じた方が、インド初の廉価な生理用品を発明した人を演じた同じ人とはとても思えなかった。(よーく見ると、髭面の中に面影はあった)
 ・劇中、知らないフレーズがキーワードになっていたので、(観れば分かります)もう少し、近代インド史を学ぼうと映画を観ている間だけ思った。

NOBU