劇場公開日 2019年7月13日

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ハッパGoGo 大統領極秘指令のレビュー・感想・評価

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3.0フィクションにしてドキュメンタリーな二毛作映画

2020年3月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

まずは邦題に★一つ。
最近は頭を抱えたくなるほどダサい邦題が多い中、これはバカバカしくもシャレが利いてる方だと思う。

内容は、一見はドキュメンタリー映画と思わせておいて、随所に本物のニュース映像を挿入していくモキュメンタリー形式。
もっと言うと、形式こそフィクションなれど、その実はアメリカの大麻普及事情に迫ったドキュメンタリー、といった見方が強いかも。
あらすじ自体は、予想だにしないハプニングが!といった山場がないものの、いかにも陽気かつユルいラテンな気質が作品全体に漂っており、観ている方もなんだかドラッグを吸ったようなトリップ感覚に陥る。
何より、ウルグアイが世界で初めて大麻を合法化したという事実がハプニング以外の何物でもない。

とにかく、企画趣旨にノリノリで協力したというホセ・ムヒカ元大統領こそ本作のMVP。ランニングタイムも75分という短さなので、サクッと観られる一本。

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regency

2.5めちゃ面白い題材で期待したのだが

2019年8月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大麻と煙草の違いもよく分からない私ですが…

世界で初めて大麻を合法化したウルグアイ。薬局で1グラム1ドルで販売することを決めたが、肝心の大麻がなかった。大統領ホセ・ムヒカ(ご本人が登場!)は薬局を営む母と息子に極秘のミッション(アメリカでの大麻の大量入手)を命じた、

日本でも有名人による大麻の不法所持が絶えない昨今、めちゃ興味深い題材で期待したのだが、何か足りんかった。こういったブラックユーモアは大好物なのだが。

オバマまで登場させてのドキュメンタリー感と、母親と息子のいかにもという感じのフィクション感の対比。狙いは面白いと思う。惜しい。

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エロくそチキン

3.5ドキュメンタリーかと思った

2019年8月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最後まで見て、フィクションなんだってわかりました。
ウルグアイ映画は、見たことがなかったので、すごくうれしい体験でした。
元大統領が映画に出ちゃうのもすごいですね。

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DAI

3.0ドキュメンタリー「風」映画!

2019年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

大統領命令でアメリカから大麻を入手せよ!

ドラッグの原産国である南米への逆輸入大作戦!
実在のウルグアイ大統領が本人役で出演したり、実際のイベントの様子などをちょいちょい流してくるのでドキュメンタリー要素があるように見える本作。

アメリカの大麻事情もうかがい知れるし、
ドキュメンタリー調の演出や凝った構成はなかなか見ものでした。

ウルグアイはフォルラン・・・じゃなくてルイス・スアレス選手が国を代表する人物になるようです

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くくぼぼ

5.0初ウルグアイ映画

2019年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

オバマにムヒカ…他にもおそらくアメリカ人は実在の人物 どこからフィクションでドキュメンタリーかわからなくなる。そして、それがこの映画の面白さを支えている。
アメリカのロケ? 取材?は時に淡に観光してるだけにも見えたりする。
「映画」と言えば 監督がいて作品を観賞するとか お金がかかるとか…「常識」になっているが こういう映画もある いい塩梅で作られている。ある意味ショックを受けた。
題材が題材なだけに 観る人を限ってしまうだろうが、多くの人 特にこの閉塞感のある日本には 見て欲しい映画だと思った。がらがらだったけど…

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U-TA

2.5政府公認マテ茶

2019年7月22日
Androidアプリから投稿

笑える

楽しい

闇社会の資金源を潰す為、実際に2013年に世界で始めて大麻を国家として合法化したウルグアイを舞台に、その背景での出来事を描いたフィクション。

合法化はしたけれど闇ルートから仕入れて販売し検挙された薬局の親子が、釈放される代わりに大統領直々に任務を受けるも、思うように調達が進まないというストーリー。

実際のニュース映像とドキュメンタリー風のVTRにテロップとBGMとナレーションをのせてコミカルにみせていく。

そんなアホなというふざけたアクシデントもあるし、そもそもがふざけた内容だけれど、フィクションだと知らなかったら信じてしまいそうな感じもして中々面白かった。

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Bacchus

4.0フィクションだが問題はリアル

2019年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

合法化したのはいいが、肝心の合法大麻が手に入らないというのは、ウルグアイが今も抱える現実の問題らしい。米国や国連など、国際的な風当たりが強くて、銀行口座を凍結されたくない薬局が大麻を扱いたがらないことも理由の1つだそうだ。
よって、映画の中の大統領の指令を受けた3人(親子+警官)だけでなく、この映画そのものが合法化をアピールするミッションを帯びているのだろう。ムヒカ元大統領は、友情出演となっているが、実は自分の在任時の政策を、この映画で大いに宣伝しているのだ。
コメディタッチだが、それはこの映画を多くの人に観てもらうための表現上のテクニックであって、実はけっこう真剣な映画でもあるのだ。エンターテインメントとしては、今一つなところがあるが、背景を知れば、非常に興味深い映画である。特に、アメリカの大麻愛好家達の描写は、フィクションとはいえ、半分ドキュメンタリー映画と言っても過言ではないはず。
ちなみに、サッカー選手のスアレスで、認知度の低い自国を必死にアピールしているところや、オバマ元大統領が、昔は大麻愛好者だったとからかっているシーンは笑えた。

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Imperator