劇場公開日 2019年7月19日

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「最高のシナリオに感激した!」チャイルド・プレイ アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高のシナリオに感激した!

2019年7月21日
PCから投稿

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怖い

興奮

最初から最後まで、理路整然としていて、いろんなセリフや行動が、全てチャツキーの殺しに繋がる。
その筋道が、あー成る程それでか、何て、何もかもが、ハマる。
だから、セリフの一つも聞き逃さないで、見てるといつでも楽しめる。
チャツキーは親友が大切で、それが即、殺しに繋がるから、なお、怖ろしい。
清く優しいAIが、拡大解釈と安全装置が外れた行動で悲惨なことになる。
犠牲者はエゲツない殺され方をするのだが、選別される人物に、かなりの工夫がある。
最初の犠牲者は、二股かけて不倫して、騙して、子供を虐待する悪い奴。
こんな奴なら、芝刈り機に頭かられて、脳みそのとこにスイカ詰められて、置かれてても、笑うでしょ、てか、自業自得みたいな爽快感を演出するところは、さすが。
二人目は、盗撮、盗み、性犯罪なんでもありそうな管理人、が、チャツキー、故障してるでしょ、て、直してあげる、バラバラにされる、なんか、爽快感。
書いたら、下品で、惨忍で、無残となるが、そこは演出や演技最高なので、魅せるのである。

でも、最高の見せ場は、違うものが用意されている。
少年が、健気にも、母を救うために命がけで奮闘するのである。
自分が蒔いた種だから、皆んなに迷惑かけずにと、友達を排除して、孤軍奮闘するのだ。
涙がこぼれそうになるのだ。
チャツキーが不気味であるだけに少年の無垢で健気な勇気に感動するのだ。
最高の映画です。

アサシン