劇場公開日 2020年1月10日

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「エル・ファニングはずる~い❗」ティーンスピリット カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5エル・ファニングはずる~い❗

2020年1月15日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

この映画、エルちゃんのPVか! とややお怒りに近い感想が目立ちますけど、ポスター、チラシからして、はじめから決まっておりますよね~
 ただ、マレフィセント見てから、この映画を観た若い人の方が 肩透かし と感じるんじゃないかと思いました。若いヒトの意見を聞いたわけじゃありませんが。
 この映画の楽曲は最後は今風のアレンジでしたが、おしなべて、80年代なのであります。エル・ファニングはしっとりとしたバラード系がお得意?声量があるわけではないし。だけど、その方がおじ様🎩方のハート💓を揺さぶることを彼女は本能的にわかっているのでしょう。制作側もその線で行くことにしたに違いありません。
 登場人物は少ないですが、いずれかの人物に自己投影して楽しめる作りになっております。
 エル・ファニングは実際21歳と若いですが、童顔で色白、鼻も高くないし、ブロンドベアーも美しい。なかなかアメリカでは貴重な存在です。日本人受けもいい筈です。
 田舎の閑散としたバーでピアノの伴奏で歌うシーンから胸キュン。ひとり手をたたく酔態老人はまさに空いてるライブハウスで飲んでる俺の未来だ❗
できれば、新宿の地下の狭いライブバーじゃなくて、こんなところで飲みたい。エルちゃんみたいな子がいたらいうことなしだ❗
 自分には甘いが、娘には厳しい母親が保護者としての付き添いを承諾する訳がない。あのオジサンに頼むしかない。わかっておりました。心のなかで、もう、ヤッホーです❗

 わたしがエル・ファニングに肩入れする理由は、ガルヴェストンを見てからです。その作品、ベン・フォスターと彼女の3点セットで大いに気に入ったのです。
 世界中の年上の男はみんなエルちゃんの引き立て役であることをこの映画でも確認できました❗
 エルちゃんはダンスより泳ぎが得意です。水中映像に色白の肢体がよく映えます。ガルヴェストンでもブールやビーチの映像はキラッキラッでした。
 笑わない、悲しそうな表情、不幸せそうな役のほうがオジサンの心を掴みます。それでいて、いつでも悪女やあばずれに豹変しそうなお顔でもあります。実際演技力凄いです。 母親とのセリフはボーランド語で、字幕には英語が併記されます。母親役のアグニェシュカ・グロホウスカは実際ポーランドの女優さんで、スタイルのいいこと❗ まぁ、口説くならまずは母親からですかねぇ😎

とにかく、エルちゃんは ずる~い❗と思ったのでありました。

カールⅢ世