劇場公開日 2019年6月28日

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「三人の使者の千年前の過去が露に。新たな韓国映画の圧倒的傑作。」神と共に 第二章 因と縁 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0三人の使者の千年前の過去が露に。新たな韓国映画の圧倒的傑作。

2019年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 現代、冥界、千年前の朝鮮を往き来しつつ、物語は重層的に進む。

 各パートが絶妙に絡み合い、三人の使者の過去の縁が語られるくだりからが、圧巻である。

 第一章にて提示された数々の物語が、見事に繋がり、壮絶で深淵なラストへなだれ込む。

 全く笑わない冥界の使者”カンニム”演じるハ・ジュンウは矢張り良い役者である。又、彼に比肩する使者”へウォンメク”演じるチェ・ジフンの、特に1000年前の漢気に涙する。

 ドンちゃんも、相変わらずの強面ながら、良いおじさんを演じたらこの人に敵う役者さんは誰?という位のはまり役。

 この作品の続編を強く望みます。

NOBU