福島は語る

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解説

福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染で故郷を追われるなどの被害にあった被災者たちの声を、丹念にすくい取った証言ドキュメンタリー。監督は、「異国に生きる 日本の中のビルマ人」「飯舘村 放射能と帰村」といったドキュメンタリーを手がけてきた土井敏邦。故郷や住処を追われ、生業を失い、家族離散を強いられ、将来の希望を奪われた数十万人の被災者たちの傷がいまだ癒えない中、日本社会は2020年の東京オリンピックに向けて浮き足立ち、福島の原発事故が忘れ去られようとしていると感じた土井監督が、被災者たちに取材し、彼らが心の底にためている思いを聞いた。100人に及ぶ証言者の中から選びぬいた14人の現在進行形の「福島の声」を、4年かけて映像作品に仕上げた。

2018年製作/170分/日本
配給:きろくびと、ピカフィルム

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
製作
土井敏邦
撮影
土井敏邦
編集
土井敏邦
整音
藤口諒太
朗読
高橋長英
題字
高橋長英
写真
森住卓
挿入歌
李政美
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フォトギャラリー

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(C)DOI Toshikuni

映画レビュー

4.5悲憤

2019年4月16日
iPhoneアプリから投稿

来週から福島県で暮らすことになったので、その前に必ず見ておこうと思って見に行きました。

この映画のために、長い年月をかけて取材をして、制作し、公開にまで辿り着かせた監督さんに「ありがとうございます」というメッセージを送りたいです。
大事な家族を失った男性が、「息子を亡くしてから今 初めて泣いたよ」という場面が映されます。
監督さんは、話をしてくれる方たちの気持ちに寄り添い、丁寧にその思いをすくい取ってこられたのだなと思いました。
だから、14編あるお話一つひとつの言葉が純粋で、その分だけ重いです。
編集なんてきっとしたくなかったでしょう。
彼らの全ての言葉を、本当は映画にし、世の中に届けたかったと思います。

私は何も知らなかったんだな。

震災からしばらく「絆」という言葉が流行りました。
でも、ことごとく人の繋がりは脆かった。
地震や津波、放射能で傷つけられた人よりも、人間の中傷や無関心によって追い込まれている人たちの方が多いことを知りました。

「振り上げた拳の下ろし方がわからない。」人生を狂わされたのに、この怒りを誰も聞いてくれない。
理解してもらえるなんて、そのまた先。
オリンピック・パラリンピックが開催されると決まったとき、置いていかれた気持ちになった。
世の中との隔たりがどんどん開いていっていることがわかりました。

たくさんの映画を見続けてきて、私は「知る」ことが自分の使命だと感じています。
しかしこの映画を見たとき、初めて 知っているだけではいけないかもしれないという気持ちになりました。
何ができるだろうと、上映中に考え、悩みました。

すると、まるでその気持ちを理解してくれたかのように、上映後の舞台挨拶で、司会の方が、こうお話ししてくれたんです。
「福島は遠いですからね、何もできなくてもいいんです。この映画を見てくれることによって、想像力が膨らむでしょう。いつか皆さんが福島の方にばったり会ったときに、その想像力をつかって、優しい言葉・態度をとってくれたらいいんです。この映画はそのためにあると思います。」
素敵な言葉に出逢い、救われた気持ちになり、なんていい時間を過ごすことができたのだろうと思いました。
一人でも多くの方に、この映画を見て欲しいと切に願います。

今日は若い方がとても多かったです。
大学のゼミだったのでしょうか?
15人近くいたと思います。
感心だなと思いました。
ただ、私の前に座ったその中のお一人は、手すりに頭をつける座り方で、ほぼ寝ていました。
批判する気は全くありません。
彼にとっては響かない映画だったのでしょう。
価値観の違いを見せつけられました。
ああ、世の中の人たちが理解し合うことはとっても難しいんだな、これが社会なんだよなということを痛感しました。

福島、負けるな!
福島、頑張れ!

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ハクタカ
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