劇場公開日 2019年9月13日

「初めて蜷川映画に好感をもつ」人間失格 太宰治と3人の女たち カメさんの映画レビュー(感想・評価)

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4.0初めて蜷川映画に好感をもつ

カメさん
2019年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

個人評価:3.9
ビジュアルが中心の映画になると思っていたが、しっかりと人間の内面を描いており、太宰の人間性と人生を描いている。
太宰がいかに人間として世間から失格の烙印を押されているか、また周囲を破壊し、堕ちた底にこそ傑作を見出せる世界がある事。それを太宰本人と正妻は理解している。
自ら堕ちゆく天才と正妻の心境を、蜷川実花らしい色彩で描く。
その本作の伝えるべきテーマは、蜷川実花本人から出たプランかどうかは分からないが、初めて蜷川映画に好感をもった。
しかしながら、5度の自殺を試みた太宰の死への価値観や、憧れである芥川龍之介の死など、死へと自ら向かう太宰の心理。そういった1番大事な死への掘り下げは見られなかったのは残念。

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カメ
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