「エリザベスを造ったのはメアリー？」ふたりの女王　メアリーとエリザベス　シネマディクトさんの映画レビュー（感想・評価）

この時代の歴史の知識がないので、取っ付きにくかったけど、中盤から謀略と裏切りと暗殺のドラマが盛り上がってきます。主人公のメアリーが自己チューのわがまま女にしか見えず感情移入しにくいけど、メアリーに押され気味だったエリザベスの存在感が、後半からグングン出てきて圧倒されました。あのインパクトある造形もメアリーの裏返しのように見えました。