「交響曲第四番「睡眠」」MARA マーラ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0交響曲第四番「睡眠」

2019年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 睡眠マヒを経験するのは全人口の40%。そのうち3分の2がそれを悪霊のせいだとする。といったオープニングのテロップ。睡眠マヒとは、日本で言う「金縛り」のこと。

 犯罪心理学者のケイト・フラー博士(オルガ・キュリレンコ)は、初めて殺人課の捜査に参加することになるが、恐ろしい形相の死に顔を見て凍り付いてしまうほど驚く。殺されたのはマシュー・ウィンスフィールド。まずは妻のヘレナが疑われ、事情聴取の上、精神病院に送られることになった。幼い娘ソフィーと母親を引き離すことになったため、ケイトは罪悪感を覚えるが、何とか真犯人を捕まえるべく独自に調査を開始する。

 ウィンスフィールド夫妻が通っていた睡眠治療のセラピーや現場にあった絵からヒデオ・タカハシや変人ダギーという人物をたどっていき、やがて自分も睡眠障害に悩まされることになったケイト。ダギーも独自に研究していたようだが、目に赤い斑点が現れ、起きているときにも悪霊マーラを目撃するとステージ4となり、眠ってしまうとマーラに殺されることになるようだ。

 先日観た『ネイルズ 悪霊病棟』もそうだし、医師たちの言ってたフレディ・クルーガーや『X-ファイル』など、とにかく眠ると殺されちゃう恐怖。ダギーなんて起きたらすぐに目覚ましをセットし、20分しか眠らない工夫をしているのだ・・・ばかみたい。

 そんな恐怖をオルガ・キュリレンコが好演。中国製の金の招き猫といった小物もいいし、心地よい恐ろしさを与えてくれるのです。さらに「眠ると殺される」という言葉が催眠効果をもたらすのか、眠くなってくる終盤。いかん、眠ると結末を見逃してしまう!という恐怖がおまけとして付いてきました。

kossy