劇場公開日 2019年1月12日

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「逃走劇としては面白いけれど…」ゴールデンスランバー とえさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5逃走劇としては面白いけれど…

2019年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

逃走劇としては面白かったけど、食い足りない感もあり
(ちなみに日本版は観ていません)

襲われているアイドルを救ったことで、名誉市民として表彰されたゴヌ(カン・ドンウォン)が、ある瞬間から一転、大統領候補暗殺の容疑で追われる身になってしまう

そこからゴヌは、追われて、追われて、逃げ回る
その逃げ回るのが、ソウルらしい細い路地裏と、坂道の連続で
迷路みたいな道を走り回っているのを見ているだけでも面白い

逃げ回るぐらいだったら、戦えば良いのにと思ってしまうけど
そもそも人と争うことができないゴヌは、立ち向かっていくことができない

そのゴヌの性格が、この映画のミソなっている

どんなにひどいことをしても、どうせ反撃できないゴヌという人は、罪を被せるのには最適なの人

しかし、そんなゴヌだからこそ、周りの人たちは、ゴヌを助けようとする

けれど、いつまでも逃げ回っているわけにもいかないので、ゴヌは、その不毛な戦いを終わらせる決断をする

そんな逃走劇はハラハラドキドキの連続で面白かった

でも、あまりにも、ユン・ゲサンが演じたキャラクターが中途半端だった

何のためにユン・ゲサンはそんな行動をしたのか

肝心な動機が見えないまま話が終了してしまい
なんとも消化不良だった

んーー
キャスティングも良かったし、アクションも迫力あったのに、なんとも残念

とえ