劇場公開日 2018年12月22日

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「【子供を助けるために”売血”に次ぐ”売血” ”血のつながりとは何か”という事をコミカル要素を塗して描いた作品。】」いつか家族に NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【子供を助けるために”売血”に次ぐ”売血” ”血のつながりとは何か”という事をコミカル要素を塗して描いた作品。】

2020年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

悲しい

幸せ

ー初鑑賞時には、サムグァン(ハ・ジョンウ)の長男イルラクが、自分と血のつながりがない疑惑が生じてからの態度急変と、ストーリー展開の粗さが気になった作品。-

・1953年、朝鮮戦争終結直後の韓国の田舎でサムグァンはポップ・コーン売りのオンナン(ハ・ジオン)に一目ぼれ。オンナンには金持ちの恋人、ハ・ソヨンがいることを知りながら、父親に結婚を猛プッシュ。ついに、父親の了解を得る。
ーえ、デートで肉まん、冷麺、プルコギをオンナンに振舞って、父親にも直談判。強引だなあ。え、結婚しちゃうの?-

■時は流れ、11年後の1964年。
・サムグァンとオンナンの間には、3人の元気な男の子が。
 長男、イルラク
 二男、イラク
 三男、サムラク
 が、イルラクはハ・ソヨンに似ているとの噂が流れ、血液検査を受ける。結果は・・。
 ”イルラク、皆のいる前では、おじさんと呼びなさい”Byサムグァン
ーそれは、酷いんじゃないの?子供に罪はないよ。確証もないし。-

・ハ・ソヨンが倒れた際に、怪しい道士から”息子に願いを・・”といわれ、イルラクはハ・ソヨンの家へ。
ー可哀そうだよ。-

・が、イルラクも突如、倒れオンナンと病院へ。入院費を稼ぐためにサムグァンはあらゆる手段を使って売血し、お金を稼ぐが・・。

<貧しい人は、売血して生計を立てていた時代の物語。最後はハッピーエンドで終わるが、イロイロとストーリー展開の瑕疵が気になった作品でもある。が、そこは韓国映画の力業でねじ伏せたのかな。再見すると、面白かったから。>

<2019年1月20日 出張先の歓迎宴会を一次会にて抜け、シネマテーク高崎にて鑑賞。但し、酔いが回っていた・・。>

<2020年7月 別媒体にて、再鑑賞>

NOBU