男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価
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主役が不在、こんなもんでしょう?
感動重視の思い出話し、文句無し流石山田監督超一流と思う。
ただ山田監督焼きが回ったか?パクり男の桑田佳祐登場で、本当の寅さんファンは、かなりがっかり😖⤵️来ただろう⁉️
観る価値なし
オープニングから桑田佳祐が唄い、セリフまで言い出した。
あの歌は寅さん以外で絶対に聴きたくないのに
セリフまで大きなスクリーンで垂れ流し
もう観ないで帰ろうかと思ったくらい。
最初から「つぎはぎ」は判っていたので問題ないのだが
吉岡秀隆の演技、目つきが気持ち悪すぎる、意味がわからない。
ゴクミはもう美少女でもなんでもないただの美しくもないおばさん。
だから、ちゃんと演技できないとスクリーンに映ってはいけないの。
こんなものよく放映したとおもう。
終了後「これ観た記憶消してくれ〜気持ち悪い〜」って思った
リハビリに寅さんの映画を連続で5〜6本観ましたが、まだ気持ち悪いww
渥美清の存在感
やはり、美空ひばり・石原裕次郎と並ぶ昭和の大スター。
スクリーンにあの四角い顔が大写しになるだけで全ての雑念を打ち消してくれる。
ただ、いかんせん過去の作品の切り貼りやVFXを駆使しての登場であり、そういう事実が寂しさも惹起させる。
物語は満男を語り部として寅さんの思い出を辿っていくというものだが、妻の法事をきっかけに展開し始めるという割に妻の写真はおろか、なり初めすらも語られないのは違和感がある。
イズミとの再会を中心ストーリーに据えるならば、いっそのことイズミと結婚→離縁という設定にしたほうが馴染みやすかったかな。
ただ、正真正銘のシリーズ最終作になりそうだし、松竹にとっては宝とも言えるコンテンツだから、
せめて自社系劇場では一日でも長く上映を続けてほしい。
過去作品との決別を。
気になっていた「男はつらいよ お帰り寅さん」を観る。映画だが良くも悪くも想像通りの出来。自分はこの全48作品を何度か全部観ていたので話についていけたけれど思い入れが無い観客には厳しい出来。登場人物の人間関係や時系列を理解していないとその刈り取りだけで疲れる。今回主演の吉岡秀隆の目をひん剥くばかりのダイコン演技にも辟易。もっと喜怒哀楽と表情に出ない詫び寂びを演じられないものか。まだ、娘役の桜田ひよりの演技のほうが自然体で受け入れられた。美保純のガサツなセリフまわしにも違和感を覚える。若い頃はガサツなりに役にはまっていたが久しぶりの映画撮影故なのかかなり浮いていた。美保純の息子役も配役自体要らない。まったく意味不明。そして気になったのがカメラ。柴又駅でベンチに並ぶ二人にすらピントが定まっていない。焦点位置が前後にふらついている。絞り込んで被写界深度を稼げばいいだけではないのか。映画の最後は吉岡秀隆と後藤久美子が未練タラタラで空港でのお別れ。それに出版社編集部の池脇千鶴を加え三角関係の伏線を匂わせる。次回作は後藤久美子の父、橋爪功が危篤となり葛藤の末に緊急帰国した後藤久美子から話が始まりそうな悪寒。この作品は48作目で終わらせておくべきではなかったのか。まさに「蛇足」であったというのが感想。このタイトルに限っては桑田佳祐の唄なんて聞きたくもない。最後にひとつ。映画の回想シーンで有名なメロン事件も取り上げられていた。当時は大笑いして観ていたが今回観返してみるとまったく笑えない。なんだか悲しいシーンに思えてしまった。自分が歳をとったせいなのかも知れない。
久しぶりに泣いたな!3回も
冒頭の桑田佳祐の歌はラストを引き立てる為でしょう。寅さん世代の桑田佳祐で私は良かったと思う。
素晴らしい構成とこのスピード感は流石です。
心の目で見る映画です。
ありがとう。
寅さん
そして
山田監督
涙が出ました。
映画館でこれだけ涙が出たのは久しぶりです。歳もとり、涙腺崩壊しているのもありますが、寅さんが映像に出てくるたびに 涙が出てきます。最初の桑田佳祐さんの横で「わたくし〜生まれも育ちも〜」と横に出た途端、その寅さんの存在感や渥美さんの言い回しのうまさに感動し、あらためてその偉大さを身にしみて感じると共に、涙も自然に流れ落ちました。
以降、寅さんが以前の映像で登場するたびに、もう涙がいっぱいです。
とにかく、渥美さんの演ずる寅さんのさまざまなシーンひとつひとつ取っても、ピッタリはまってると言いましょうか、そのうまさを改めて感じました。寅さんは渥美さんでないといけませんし、他は考えられません。
今までのマドンナ演ずる女優さんの美しさも、昔の俳優さんの凄さを感じました。今思えば、男はつらいよの時代はホントよい時代でしたし、こんな日本人の心がこもった映画は出て来ません。
「男はつらいよ」を観なかった人生を後悔するほど面白い
今まで、「男はつらいよ」シリーズを一つも観たことはありません。
今作は前評判がめちゃくちゃ高かったというのもあり、今回はじめての鑑賞です。
結論から言うと、めちゃくちゃ面白かった。そして、今まで「男はつらいよ」シリーズを観てこなかった人生を後悔しました。
今作には、「男はつらいよ」シリーズに登場していたキャラクター達が、キャストをそのままに登場します。当時の面影を残しつつ、成長した彼らを観るだけで、シリーズのファンなら感涙ものでしょう。
主人公の寅さんを演じた俳優・渥美さんが亡くなって、過去の映像を使って渥美さんを出演させるということが話題になっていましたよね。「過去の映像を使って出演させるってどういうこと?」と思っていましたが、映画を観て納得。回想シーンなどで過去の映像を差し込んだり、合成で登場させるんですね。
寅さんの甥にあたる満夫が本作の主人公で、脱サラして作家として活躍し始めた時に高校時代のガールフレンドである泉と久々の再開を果たすところから始まる物語です。父子家庭である満夫と両親との確執がある泉を通じて、家族のありかたについて描いた内容になっています。登場人物たちは寅さんとの思い出を通じて仲良くなったり、何か窮地に立たされたときは「寅さんならどうしていただろう」と考えたりします。登場人物たちの心の中には「寅さん」という偉大な存在が今でも生きているんだということが感じ取れる構成になっていて、また随所に過去の映像が差し込まれるのでファンにとってはたまらない内容になっていたように思います。
間違いなく今作の中心人物は渥美清演じる「寅さん」であり、過去の映像でしか登場しないのに間違いなく主人公であると思い知らされます。なのでスタッフロールで一番最初に出てきたのが「渥美清」だったのも個人的には感動しました。
惜しむらくは、私が「男はつらいよ」を未鑑賞である点。随所に「ファン向けのシーンだな」と思われるシーンが散見されたので、「何で俺は今まで男はつらいよを観てこなかったんだ・・・」と後悔に苛まれることになりました。今までのシリーズを観ていたら10倍楽しめたと思いますし、今までのシリーズを観てきたならば映画館で号泣していたと思います。
しかし、今までシリーズに全く触れてこなかった私でもこれほどに面白く鑑賞できて感動できる素晴らしいクオリティで、多くの人にオススメしたい映画でした。
ありがとう
年配のお客様が多く、懐かしみ笑い声もあちらこちらで聞こえるとても和やかな雰囲気。
小学生の頃、母と一緒に何本か映画館で鑑賞しましたが、記憶はぼんやり。
結婚した旦那が寅さん好きとあって、大人になってからは好んで観るようになりました。
全編通して楽しい仕掛けが。
御供えのメロンが後から名シーンに繋がりました。
満男と泉ちゃんの3日間。
寅さんとヒロインの関係の様で後からじわじわと効いてきました。
1人娘が余りにも良い子過ぎて現実味が薄れたので残念でしたが。。
ラスト10分位は見応えありました。
自然と涙が溢れました。
令和に50作目が観られて良かった。
残念な気持ちが救われました。
おかえり、そしてさようなら
良い話だった。
リアルタイムで全ての作品を観た訳でもないけど、そして、一作一作が全て心に突き刺さるぐらいの感動を受けた訳でもってないけど、昭和の一時代に生き、そして平成、令和と続く人々の営み(変わらないようで、大きく変わってしまったもの、そして、変わってしまって取り返しがつかなくなったもの、それらを全部受け止めながら生きていく)を感じることができた。
山田洋次は、やはり優れたストーリーテーラーだと思った。
おかえりだけど、さようならなんだろうね、きっと。
ちょっと感傷的になりました。
満男、もっと子供であれ!
寅さんが最も気にかけて最も愛した男、満男。
その満男が若かりし頃のように迷い、苦しみます。
なかばサディスティックに満男の苦悩に感情移入してしまうのは歪んだ見方か?
渥美清さん亡き後「男はつらいよ」の続編を撮るなら満男を主役に!って思ってた者としては、今回の話がとてもお気に入りです。
ただ。
ただ、やっぱり寅さんありきのこの映画なので。寅さんが、アメリカのB級映画や「トゥルーロマンス」に出てきたエルヴィスの偶像みたいで……
淋しかった……。
懐古のなんだろうけど?
期待しすぎだったか?の 懐かしい映像がスクリーン通して復刻は良いが、映画としては、松竹の戦略なネームバリュー活かすかの作り方。あえてイイ点は、満男が親父としての娘からの慕われてる父性感は、にじみ出てた。山田監督らしいのはこういう事なのか、物語の活かす演技力がある配役にあれば?と疑問視が残る。
昭和ノスタルジーの結晶のような作品です。心が暖かくなります。
昭和生まれなら名前を知らない人いないのでは、と思われるシリーズ作品。
その、おそらくは最後の作品だろうということで鑑賞です。
ようやく観てきました。
ここまでしっかりとしたストーリーが語られるとは思っていませんでした。
すごいの一言です。
現在と過去
「過去」の作品がそのまま回想シーンになり
年を経た現在の役者さんが「いま」を演じる。
見事なリンク。
引きこまれました。
やろうとしても、なかなか出来るものではないです。
「男はつらいよ」だからこそできることかと。 はあぁ ( ← 称賛です)
懐かしいカオがいっぱい。 ふぅ
あっと言う間の2時間でした。 堪能
☆
自慢するワケでもなんでもなく
これまで「泣けると評判」の作品を観ても、泣けた試しがありません。
なのに
歴代のマドンナが「寅さん」「寅ちゃん」と呼びかけるフラッシュバックの場面
きたきたきた。
来ました じわじわと。
北風と太陽
の太陽みたいですね。この作品。
もう少し寅さんの世界に浸ろうと、
パンフレットを購入して帰宅しました。 (←普段ほとんど買わない)
やや高め。 まあいいか。
☆
これから他の方のレビューを拝見しようと思います。
おぅ。 これまた結構な件数
頑張ります。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
最初の桑田佳祐は要らない!と思う人は一杯居たようだが…
勝手な事を言わして貰っちゃう〜
「寅さん」という作品は,基本的に渥美清の作品である訳であって、一寸言い方分からんが,どんなに唄が巧かろうが誰が唄っても文句は出るだろう!とも想われたが…確かに唄うシーン自体は蛇足だったかもしれないが、桑田佳祐だから許されてる処もあり!だとも思えた。
過去の「寅さん」好きにとっては堪らん懐かしのシーンを取り入れた事に寄って、日本の名作の“善さ”として改めて思い知らされたし…&一寸狡くない?過去の色々且つ様々な名シーンを振り返り過ぎ⁉️は一寸煩く感じたのも正直な所ではあるがしかし、実際にそれだけ振り替えざるを得ない程,歴史のある作品である事も否めないんだよねぇ〜
※改めて初期の頃のサクラ事賠償千恵子は綺麗な人だったんだなぁ〜&台詞は棒読みだったが後藤久美子も…
寅さんがいる現在を感じたかったが…
男はつらいよが大好きで、公開日に見に行きました。
OPから、PVを見せられ早くも席を立とうと思いながらも何かの仕掛けかもしれないと我慢しました。
しかし、開始早々時代錯誤の連続。
高校生などの若者の言い回しや行動感覚が現実とかけ離れすぎている。
今の老人たちにはこう見えるのか?むしろそうみたいのか?不思議でならなかった
編集長と編集者のセクハラの掛け合いこそがセクハラだった。
ただの気持ち悪いやり取り。必要ないんじゃないかな
と言いたいことはずっと続き、
寅さんの扱いの不自然さ。
寅さんの生死についてはだれも触れない。ただただ不自然に思い出話をするのだが、くるまやにすら寅さんの影が見つからない。いついなくなってふらっと帰ってくるかわからないという感じでもない。
お馴染みのセリフの掛け合いも、セリフが多く説明口調でストーリーは進まない。
以前までの男はつらいよは、セリフ回しや行動、視線の演技などで伝わってたし、今見ても時代を思わせない日常を描けていた。だからこそ、いつ見てもノスタルジックにならず、こういう人いるよな、とかこういうことやっちゃうんだよな~とか思って楽しめる作品だった。
今回の作品は、寅さんがいてくれたら、渥美清がいてくれたらもっといい作品ができたかもしれないという独りよがりな作品だったと思う。
思い出を語るシーンもすべて過去作中でセリフを使わず、感じ取っていたものを突然セリフで全部説明しだし、今までの作品を台無しにするようなシーンも多かった。
内容や宣伝からも新規ファンを獲得できるようなものでもないのに、なぜこんなものを入れたのか、ファンをばかにしているのかと不快に感じた。
最後のヒロインをフラッシュバックで出すシーンも物語と関係なかった。
リリィさんは素敵だった。
出て頂いて本当にうれしかった。だからこそ、あんな思い出を語るだけの役で出してほしくなかった。
あと橋爪功さんのシーンは面白かった。
あのとぼけた顔で金をせしめようとする。アレこそ、寅さんの世界だったなあ
後藤久美子さんに関しては、演技はひどいのは仕方がないとしても、最後までみてだからどうしたとの感想しかなかった。
なにも進んでない、ただ2時間だらだらと、昔はよかったと美化されてしまった世界を2時間見せられてしまった。
しかし、文句はワンシーンごとにある。
こんなものに評価が高いのが許せなかった。
こんなものに渥美清さんが納得するのだろうか
この映画に尊敬した山田洋二はいなかった
満男は寅さんのことをわかっていなかった
満男は今回の映画を作った人たちの思いが形になったものだったんだなと
本当に見終わったあと悔しかった。
思い出話でもいい、再編集でもいい、そう思って見に行った作品がこれはなかった。
くるまやにリリィが訪ねてきて、桜と思い出を語り、満男が小説のネタを探すために寅さんがいた町をめぐり、時代の変化を感じ、最後に草団子をお土産に買って帰り、家には男性がいる。リリィが「懐かしいだろう」とだけ言って終わる
それだけで十分だった。
寅さんがいる現在を感じたかった。
素人にはこんなものしか思い描けないけど、山田洋二の描くものを期待したのが間違いだった
公開日の関係、高齢の出演者の体調など、時間がなかったのかもしれない。
今回どういう思いでこのようなものになったのか、聞いてみたい。
あと、「男はつらいよ」ってタイトルは今の満男には会わないな。
BSで2時間で放送するなら、これで十分ではないだろうか。
気の抜けたサイダー
寅さん映画に関わった方たち(役者・撮影技術者含め)の同窓会と化した作品。見どころやストーリーの主点が全くはっきりせず、寅さん不在のまま始まり、不在のまま終わってしまった印象を受けました。満男とイズミのヤケボックリなどどうでもよかったです。久しぶりに寅さんに会えると楽しみにしていましたが、この作品のどこが「おかえり」なのでしょうか。
さくらや博にこそ、作中で寅さんを語り、回想し、偲んでほしかったです。
30代前半です。寅さんファンですが、小さい子供がいて、なかなか観に...
30代前半です。寅さんファンですが、小さい子供がいて、なかなか観に行けませんでした。お客さんも少なかったのですが、何が良かったって、最後に拍手が起こった事です。
寅さん、戻って来て〜♪
男はつらいよシリーズを見てきた者しか分からない映画だった。
桑田さんは別に要らんやろ!と突っ込みたくなる。
車屋とその愉快な仲間達のその後が見れるのはなかなか面白かったけど、ゴクミを今更出す?結婚して去ってったじゃん!ってここも突っ込みたくなり満男なりの男はつらいよって映画になっている。
寅さんがまだどっかで旅してるって事になってるから死人を甦らせたり若返らせるCG技術で寅さんが完全復活する日を待ちたいな。技術的にはワイスピやスターウォーズでできると分かったから後は山田監督がこの技術力を使って撮るかどうかだろう。
寅さん、戻って来てリリーと結婚して〜って映画でした。
古き良き日本映画がある
昔、共働きで忙しかった両親は映画に行く暇もなかったが、男はつらいよのテレビ放送があれば可能な限り見ていたのを思い出す。
あまり興味の無かった私も一度見てみるとだんだんその面白さにハマり、いつしか両親と一緒に笑いながら見ていた。
そんな寅さんの新作を初めてスクリーンで見た。
最新の技術でCGの寅さんが出てきたらちょっと嫌だなと思っていたが、ほぼ過去の映画からのシーンのみで一安心した。
年末の紅白でAIで現れた美空ひばりのようにならないか心配だったからだ。
山田洋次監督だから、それは無いか。失礼しました。
この新作は過去のシーンを実に巧みに、効果的に、敬愛を持って使われており渥美清さんへこれ以上ない形での追悼を持っている。
ストーリーも人物も皆魅力的だ。
派手なアクションも、ビックリするような展開も無い。
だけど見終わった時に、あぁこの映画を見て良かったと心から思える作品になっている。
そう、古き良き日本映画が蘇ったのだ。
少しでも多くの映画ファンに見てほしい、そんな希少価値な日本映画を作ってくれた山田洋次監督に感謝したい。
それにしても、昔の俳優さんは皆目の輝きが違うなぁ。男女共にそれほど美形でなくても、目の輝きだけで格好良く、また魅力的に見える。
それと倍賞千恵子と後藤久美子の若い頃は可憐で可愛いすぎる。マドンナの女優さん達もほぼ美人揃いだが、二人は別格。銀幕のスターにうっとりするとは正にこのことか。
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