劇場公開日 2018年11月30日

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「【”地球と太陽の奇跡のダンス。”今作は前作に引き続き”まだ見ぬ不思議な地球上の多数の生物の生態世界を捉えたドキュメンタリーである。前作から公開が10年掛かったのが良く分かる作品でもある。】」アース アメイジング・デイ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 【”地球と太陽の奇跡のダンス。”今作は前作に引き続き”まだ見ぬ不思議な地球上の多数の生物の生態世界を捉えたドキュメンタリーである。前作から公開が10年掛かったのが良く分かる作品でもある。】

2025年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

幸せ

ー 今作でも、地球上の生物にとって太陽光が如何に大切かと言う思想をベースに世界各地の生物の知られざる生息が映し出されていく。
  キリンやナマケモノと言ったメジャーな生物から、今までに知らなかった多数の生物も登場し、興味深く鑑賞した。-

<今作で紹介される動物たちと、その登場シーン。>

1.ガラパゴス諸島のウミイグアナが太陽光を浴びてから、のそのそと動き出すシーンからウミイグアナの子供が砂から孵化した瞬間を狙うガラパゴス蛇との競争シーン。

2.にゅきにょきと伸びる竹。ご存じの通り世界で一番成長スピードが早い植物である。

3.シマウマの群れの渡渉シーン。幼いシマウマが濁流の中、渡渉するシーンはハラハラである。

4.滅多に観られぬキリンの喧嘩シーン。ボスと若手との首を叩きつけての戦いは以前、一度観ただけである。何故なら、滅多にキリンは戦わないからである。

5.マッコウクジラが垂直になり海の中で休む姿。この姿は先日映画館で観た「パトリックとクジラ」で観たなあ。

6.滅多に観られぬ、泳ぐナマケモノ。恋の為にはナマケモノも泳ぐのである。

7.ヒゲペンギンの雄が荒海に出て餌をとり、陸地で待つ妻子の為に、魚を腹に入れて戻る姿。通勤ラッシュのようだが、数十万の群れの中からキチンと妻を見分ける所が凄い。

8.ハチドリとミツバチの蜜の争奪戦のシーンは、ホント良く撮ったなあ。

9.ハンガリーのティサ川での、無数のモンカゲロウが川の水面に漂う幻想的なシーン。

10.チーターとシマウマの死の駆けっこ争い。

11.中国奥地の断崖絶壁に住むハクトウラングールの生態を捉えたシーンも凄い。そもそもハクトウラングールを知らなかったよ。

12.海中を夜になると泳ぎ回る眠り鱶の恐ろしい姿。

13.ニュージーランドの洞窟の天井から垂れ下がるヒカリキノコバエの巣は、綺麗だがチョイ怖い。

14.トロントの都会に住むアライグマの生態・・。

<良くまあ、これだけのシーンを撮ったものである。
 今作は前作に引き続き”まだ見ぬ不思議な地球上の多数の生物の生態世界を捉えたドキュメンタリーである。前作から公開が10年掛かったのが良く分かる作品でもある。>

■シリーズ第三作は、2028年かなあ・・。

NOBU
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