「ホラージャンルに新風かも。」アンセイン 狂気の真実 バッハ。さんの映画レビュー(感想・評価)

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アンセイン 狂気の真実

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ホラージャンルに新風かも。

ソダーバーグ監督は何かのインタビューで『チェ』二部作で自分の中の真面目モードは使い果たしたみたいな発言をしていた。要するに社会派だとかメッセージ性みたいなものを映画に込める気はない、ということだと思うのだが、実際最近のソダーバーグは「何か言いたいことがある!」みたいな映画/ドラマは撮っていない。

とはいえソダーバーグであるからエッジを失ったわけでなく、そのこと自体が映画表現全般への批評や主張のように見える作品が多い。その意味でホラー/スリラー映画である本作は、ソダーバーグが初めて本気で「ジャンル」に挑んだ作品ではなかろうか。

というのも「突然精神病院に入院させられて正気と狂気の淵に迷い込む」という設定自体は斬新なものではないが、表現の仕方がいちいち個性的で「こんなの見たことない!」という感覚がずっと続くのだ。

プロット的にはオーソドックスだが、見せ方はいちいちエッジが効いていて、観ている側の恐怖や不安をチクチクと刺激し続ける。ソダーバーグらしい映画でありつつも、なんとも新しいホラー/スリラーが生まれた気がする。

バッハ。
さん / 2018年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  怖い 興奮
  • 鑑賞方法:-
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