劇場公開日 2018年11月16日

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「前作とテイストの異なるラテンバイオレンス」ボーダーライン ソルジャーズ・デイ よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0前作とテイストの異なるラテンバイオレンス

2018年7月11日
iPhoneアプリから投稿

カンザスシティのスーパーでイスラム系テロリストによる自爆テロが発生。テロリスト達がメキシコの麻薬カルテルの手引きで密入国したと情報を得た合衆国政府はCIAに麻薬カルテル殲滅を指示、マット・グレイバーとアレッサンドロは敵対するカルテル同士を戦わせて自滅させる為に一方のカルテルのボス、カルロス・レイエスの娘イサベラを誘拐するが、思わぬところから計画が破綻してしまう。
前作『ボーダーライン』もかなり気合の入ったバイオレンスが漲ってましたが、本作では監督に昨年『暗黒街』で重厚な人間ドラマと冷たいバイオレンス描写を提示したステファノ・ソッリマを抜擢、前作とは趣の異なる男汁溢れるラテン系バイオレンスを展開。先の粗筋とは別に国境近くの街に住むメキシコ系の少年がメキシコからの不法入国に手を染めるドラマも並行して描き、原題が示す意味をラストシーンでスタイリッシュに提示、SWで例えるとEP5とEP8を足して2で割ったような深みのあるドラマに仕上げています。

よね