劇場公開日 2019年6月15日

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SANJU サンジュのレビュー・感想・評価

全15件を表示

4.0破天荒スターVSメディアの実話がベース

2019年6月30日
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悲しい

楽しい

知的

『きっと、うまくいく』『PK』のラージクマール・ヒラーニ監督が、ただヤンチャセレブの破天荒伝を描くだけではないだろうと思っていたが、今回はヒラーニ監督のメディア批判という側面が強くあって、娯楽の中に現代社会批評を入れ込む作風にはいささかも揺らがない。

しごく真っ当かつ真面目なテーマを描きつつ、出番が少ないながらマニーシャ・コイララが母ナルギスを演じたシーンなどメロドラマの盛り上がりは素晴らしい。『PK』でも輝きまくっていたアヌシュカ・シャルマもはまり役。

とはいえ、主演のランビール・カプールの演技と、時代時代を演じ分けるための体形の変化はちょっと異常事態であり、インド映画の「映画はここまでしないといけない」というハードルは上がりまくっていると感じた。個人的にはヒラーニ監督の演出は常に食い足りない部分があるのだが、今回もこちらの小さな不満を超えてくるようなパワーが宿っていると思うし、ボリウッド映画史の一面を垣間見る楽しみも大きかった。

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村山章

2.0インドスケールの「若気の至り」

2024年2月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

インドのスター俳優であるサンジャイ・ダットの半生の物語。常人には到底体験できないであろう、豪快すぎるエピソードがてんこ盛りだ。

薬物中毒も女性遍歴も、桁外れのスケール。「やんちゃ」と言うにはちょっと大胆すぎるハジケっぷりである。
まぁ、コドモだったんだろうね。
お父さんに隠れてタバコ吸ったりしてるシーンなんか、完全に「若気の至り」だもの。

世間知らずのボンボン二世俳優からお金を巻き上げようとする、悪いヤツに唆されて豪快に転落した感じ。
生来の頑強な肉体が無茶を成立させてしまった感ある。

サンジャイをよく知っていたら、こだわりの特殊メイクや往年の名作再現シーンをもっと楽しめたかもしれない。
DVDの特典映像に「特殊メイクが出来上がるまで」の苦労話があって、製作陣の並々ならぬ努力と挑戦を知ることが出来る。
でも、いかんせん観てるこっちがサンジャイの事あんまり知らないもんだから、似てるのか似てないのかすらわからん!

知ってたらもっと楽しめたのかな、と思うと同時に勝新太郎さんの事を思い出した。
昭和の日本の芸能界も、一般人には到底理解不能な、破天荒な人がいたよなぁ。
今となっては不倫が発覚しようものなら集中砲火を浴び、ドラッグ問題では過去の作品すら葬り去られ、演技や芸術性よりも「清く正しい」事に価値がある現代日本芸能界にはない、スターその人への憧れと「しょーもないけど愛してる」というぬるい愛情を感じる。

実際のところ、前半の「若気の至り」パートがもうちょっと短くて、後半のカムレーシュやお父さんとのエピソードが長かったら、評価はもっと良かったと思う。
結局私も「若気の至り」より「親子愛」や「友情」みたいな「清く美しい」ものが好きなのかもしれない。

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つとみ

3.5云わせておけばいいじゃん

2021年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公の父は映画監督で、主人公は親の七光りで映画俳優をしている。
悪い奴と付き合い、麻薬にハマってしまう。
母親がガンになり、アメリカでの治療に付き添う。
そこで親友と出会う。
テーマはメディアなんて信じちゃいけないけど、言いたい奴には云わせておけばいいよ、世間なんてそんなもの。

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いやよセブン

4.5インド映画の凄み!

2021年3月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

一昔前ならインド映画は歌って踊るだけ、とのイメージしかなかったが、ここ最近はとにかく素晴らしい。

もちろん歌や踊りもあるが、もはや感覚がマヒしたのか、インド寄りになったのかw逆に心地よかったりもするw

どこまでが脚色かはわからないが、ストーリーの時系列や最後の回収まで鮮やかであり、観ていて長さをあまり感じなかった。

根底にある家族や友人の愛が非常に心に訴えかけてきた、色々と生まれた境遇(主人公は恵まれているが、、)やドン底から這い上がる時も側にいる誰かの支えが本当に力になるんだと痛感した一品でした。

地味に演技も素晴らしいし、これからもインド映画に対する期待値が上がっている。

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ポップコーン男

4.5友人は、一人でいい

2019年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

怖い

幸せ

史実をベースにした「ダンガル」の冒頭では、脚色しています、といった文句がありましたが、今作にはなかったところをみると、そういったこともあまりなく、なるべく真実を忠実に伝えているのかな、と思いました。作品のテーマもそうでしたし、もし脚色に塗れていたとしたらがっかりです。

今のところ監督さんの三作にハズレはないです。笑いは少なかったですが、教えられることは多く、三時間弱も苦になりませんでした。

親友のカムリの献身さに胸打たれました。
彼のような二番手的なキャラがとにかく好きです。

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ユージーン

3.5まだバリバリ現役俳優の伝記映画。

2019年8月3日
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鑑賞方法:映画館

本人と演じた俳優が並んで踊るエンディング曲の歌詞が全てを物語る。

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土偶

3.5エンタメ映画と思ってたけど全然違った

2019年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

インド映画3作品目。
歌と踊りがメインで3時間のエンタメ映画と思ってたけど全然違った(笑)

実話を基にした作品と言う事でかなり重い内容だったけど凄く良かった!

親子愛や友情を上手く表現していた事に加え報道の恐ろしさにスポットを当てていて、マスコミの在り方をマジで考えさせられます。

インド映画で初泣なのでポイントは高目で評価しちゃいました!

レビューじゃ無いけど劇場の集客は4割程度だったんたけど自分の前後左右に何故かピッチリと知らないお客さんが。
その人達。「こんにちは!」とか「久し振りー」とか挨拶してたけど、インド映画好きの仲間達だったのか?
怖かったです(笑)( ´∀`)

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イゲ

4.5コメディ、ミステリー、社会批判、感動、……多方面から楽しませてくれる傑作

2019年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

「きっと、うまくいく」の監督の最新作
インドの有名俳優の人生を描いた伝記映画。
コメディ、ミステリー、社会批判、感動、……多方面から楽しませてくれる傑作!

ドラッグ、銃保持逮捕、テロリスト容疑、偉大な俳優である父の重圧、メディアの作り出すゴシップ……荒波に揉まれまくりの人生は映画そのもの。

前半はひたすら薬物中毒で正直そこまで面白くはない。
しかし後半の家族愛、友情は見事。構成の妙も素晴らしい。
主人公はもとより周りの人間の素晴らしさに涙しました。なんて良い人たちなんだー。

見せ方がめちゃくちゃ上手い。やっぱすごい監督!
ピークでの歌なんて……涙腺崩壊。
この監督は歌の使い方が上手いなぁ。
踊りより歌で心をギュッと刺激してくる。

三人の師として歌を持ってくるのも素晴らしい構成。
特に第三の師は……思わずニヤっとして、そして涙しました。

エンターテイメントとして特一級品。
諸刃の剣になりえるメッセージも胸に響く。

ただ悲しいかな。
予告編がまったく面白そうじゃない;
みなさん、名作ですよー。
特に『きっと、うまくいく』が楽しめた人は絶対に見たほうがいいです!

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kizkiz

5.0?、疑惑でおかしくなる人生

2019年6月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

両親の愛情、友情にめぐまれてもやはりドラッグは罠のようだ。しかし立ち直らせたのも愛情だった。
少し長めの映画だったが、面白くてあっという間だった。

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Momoko

4.0実在スターの実話と周りの愛に涙

2019年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

6/15(土)公開初日、
ほぼ満席の新宿武蔵野館で「SANJU/サンジュ」鑑賞。

偉大な両親のもとに生まれたサンジュことサンジャイ・ダットさんのkっ等と挫折、周囲の支えでやっと這い上がってきても悪意あるメディアと汚名との闘い・・・どんな厳しい状況に置かれても息子を思う父・母の心に、どんなに離れていてもどんなに仲たがいをしてもいざという時に駆けつける親友、苦しい状況でも支える妻の姿に涙。
秀作。

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サマンサ

5.0ハリウッド映画のような豪華なインド映画❗

2019年6月26日
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星🌟🌟🌟🌟🌟レビューの評価が良かったので観たのですが…凄く良かったです❗正直コメディー、ミステリー、ミュージカルいろんな要素が入っている作品で作風もハリウッド映画のようで観ていて笑ったり泣いたりまたいろいろ考えさせられるよい意味てんこ盛りの豪華な映画でした❗実話に基ずいているそうですが…マスコミの報道のやり方次第で人の人生も変わってしまうのは正直怖い❗と思いました❗でも全然重い作品ではなくインド映画は観客を惹き付けるのが上手い❗お陰で長い映画ですが退屈せずに最後まで観ることが出来ました❗ちなみに主役の人はスタローンに似ていてパロってましたが女流作家の人もキャメロン・ディアスに似ているのは偶然⁉

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ミリン一番搾り

4.5自分達が目にしてるの物は真実なのだろうか

2019年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

インドボリウッド界の名優サンジャイ・ダットについての物語である。
個人的にはドラック漬けの俳優が更生し国民に受け入れたとゆう話は表向きにはいい話かもしれないが比較的に美談に終わらせようとする事が多く嫌いな傾向にあります。だが、今作はドラックなんて可愛い物レベルで主人公に試練が多いかかり直ぐに感情移入してしまうレベルであった。多くの試練をとげ彼がステップアップし、成長していく様はかなり見応えがある。登場人物も魅力的な役が多く、インド映画特有の善人でしか無い親友も登場し、キャラクター1人1人が好きになった。また今作は人だけでなく、歌も師匠としてついており、キャラクター性を秘めており、無くてはならない存在であった。

多くの報道が飛び交う情報社会のこの世であるが、何が正しくて真実であるのか我々読者も考えなければならないこの事が実感できた。

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もとき

4.0現実に基づいた創作の物語

2019年6月19日
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悲しい

楽しい

幸せ

サンジャイ・ダットについては何の予備知識もなく。最近見たインド映画が面白かったので、こちらも気になって。

スターの栄光と影。酒、薬、性。映画でもありきたりのテーマで、最近大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」なんかもその類。基本あまり興味はないテーマだな…などと思いながらの観賞だったが、長い上映時間、ダレもせずに面白く見られた。

名声と醜聞、過ちと再生、孤独や無理解への苦悩などの主人公視点だけでなく、親子、友情のハートフルドラマ、マスコミに対する社会批判、謎解き要素など、盛りだくさんでありながら、胃もたれしない。
どこまでが事実に基づき、どこからが創作なのか知らないが、フィクションとしても存分に楽しめる作品になっている。
伝記記者が追う証言で半生を振り返る手法と、それによる終盤のどんでん返しの構図が巧妙。ちょいちょい、小ネタな伏線の使い方も効いている。トラの唸り、父の師匠、赤いジャケット。双子なんかラストシーンまで引っ張って。下ネタなのに、ああ、青春の思い出だなぁ…と、ジーンときてしまった。
ゴッドは現代でももっと絡んでくるかと思ったが、嫌らしくなりすぎるからか、サラッと消えていったなぁ。
結構シリアスな内容も、時には歌や踊りを交えて展開するのは、インド映画慣れしていない私としては少し不思議な感覚だが、笑いもふんだんで、重い気分になりすぎず、晴れやかな気持ちで見終えられて良かった。

最後のダンスは、個人的には不要。まあ、歌詞にあるようなテーマもキチンと本編で描ききり、ハッピーな気分で綺麗に締まったな…と思う所で、ご機嫌に歌い踊っちゃうのも、またらしくて良いし、ご本人登場で大サービスなのは解る。

結局人は見たい景色を見、聞きたい声を聞く。信じると決めたものだけが、その人にとっての真実となる。特に伝達が格段に迅速になった現代、与えられた情報をただ鵜呑みにする事は、多大な危険を孕む。
さりとて、この作品もまた、『マスコミ』の内のひとつ。
若干シニカルに捉えれば、事実や問題提起は真摯に受け止めつつ、作品自体はひとつの『物語』として純粋に楽しむのが正解…というのは、斜に構えすぎだろうか。

ともかく、ハリウッド大作の、とりあえずギャグと爆発、みたいなのに飽きがきている昨今、インド映画の個性的な感触は、しばらく癖になりそう。

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しずる

4.5両親がボリウッドの名優でその庇護の下、スターになった男のその後の流転の人生を情感豊かに描く。特に後半前面に出てくる社会的メッセージに深く共感した

2019年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

彼の半生を本にする事を依頼された女性ジャーナリストを狂言回しにしたストーリー展開が圧巻であった。

SANJUが悩まされ続けた問題(誰もが直面する可能性があります)に鋭く切り込み、人間的に成長した彼が達観した境地に辿り着くまでの過程と、彼が口にしたセリフが忘れ難い。

現代日本にも蔓延る社会的なテーマを扱いながら、極上のエンタメ作品に仕立て上げ、159分の尺の長さを全く感じさせずに観せるラージクマール・ヒラニ監督の手腕には脱帽である。

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NOBU

4.0踊りは少ないインド映画

2019年6月15日
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女優さんがみなとても素敵でした。
パットマンに出てた方、PKに出てた方もよかったけど妻役の方の肝の座り方が良かった。
夫婦のなれそめのエピソードもみたかったなあ。
踊りは少なかったけどエンドロールはカッコよかった!

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persimmon orange