劇場公開日 2018年10月27日

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「SMAは武田梨奈になにをさせたいのか」殺る女 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5SMAは武田梨奈になにをさせたいのか

2021年9月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

映画館では2018年11月5日イオンシネマ石巻で鑑賞
それ以来2度目の鑑賞

ドンパチもの
いくらなんでも東京であんな派手で多発する銃撃戦はまずありえないが映画ならいいじゃん
悪趣味なファンタジー

冒頭とエンドロールでアメコミ風の低予算アニメがカッコ良かった
そこをなぜ実写でやらないのか疑問だが

知英と武田梨奈が共演とのことで面白そうだったから映画館で観たが期待外れだった
知英はともかく武田梨奈の扱いが大いに不満
Vシネならばかなり上等な部類だが映画館で上映する作品としては薄っぺらい

知英が演じたのは殺し屋愛子
武田梨奈が演じたのは陰キャの看護師由乃
2人のツーショットは無し

駿河太郎が演じたのは元ヤクザで由乃の兄俊介

愛子は幼少の頃に両親を蠍のtattooをした男に目の前で殺される
殺し屋になった愛子は蠍を探している
蠍はお前じゃなかった
敵討ちは既に終わってますよ愛子さん
結局勘違いで殺され損
クールな場面だが笑ってしまった
そして愛子が悲鳴をあげるシュール

KARA時代で知英の印象はない
お尻を振っていた中の1人だったんだが
なぜか日本で芸能活動をしていたがこれからは韓国中心になるそうだ
少し残念だが母国の方がやりやすいだろうし応援している

篠原篤の演技が酷すぎる
アイドルには見えないので実力ではないだろう
監督から要求されたのだろうか

和希沙也を久々観た
由乃の義理の姉役

暴力団対策法が強化されている昨今わざわざ殺し屋がヤクザを殺さなくても良かろう
コロナ禍で苦しむ企業を思えば政府のブレーンの医療関係者とかワイドショーのコメンテーターをやっているテレビ局社員がターゲットになるんじゃないか

武田梨奈の特技は空手
それが最近では全くといっていいほど活かされていない芸能生活
10年前あたりは『ハイキックガール』とか『カラテガール』に主演していたが
「巨人死ね」とか「プシュー」などと言ってある場合ではない
今の武田梨奈を観ているともどかしい

武田梨奈の所属事務所はSMA
ソニー・ミュージック・アーティスツ
わりと大手
SMAとか真っ先に思いつくのが木村カエラとか奥田民生とかミュージシャン系
俳優やお笑いにも力を入れていて有名どころがたくさん所属している
成田凌や二階堂ふみや土屋太鳳など
お笑いならバイキングやアキラ100%など
SMAはアクション映画に関わるのが苦手?
入った事務所を間違えたのか

あと孤児院育ちに対する偏見を生み出すような作品を作るのは絶対にやめてほしい
これは映画業界に猛烈に抗議したい

野川新栄