「怒涛のラスト30分」ヘレディタリー 継承 吹雪まんじゅうさんの映画レビュー(感想・評価)
怒涛のラスト30分
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来月公開の「エディントンへようこそ」へ向けて、同じくA24製作アリ・アスター監督の本作を鑑賞。だったらホアキン・フェニックス主演のボーちゃん観ろよって話なんですけどね。
今年は「呪怨」や「ミッドサマー」を映画館で観たり、ルチオ・フルチの呪いシリーズ(私が勝手にそう呼んでるだけです…)観たり、最近もサム・ライミの「ポゼッション」観てるし、そう簡単にはビビらんぞ!と…息巻いて臨んだのですよ。もうね…ぶっちぎりで怖かったです…。
中盤まではそれこそルチオ・フルチなんかが得意な呪い系の雰囲気でそうでもなかったんです。いや、確かに全編にわたって漂う不穏な空気は素晴らしいし、妹ちゃん死んじゃった辺りも目を引くものはあった。でも冗長に感じられるシーンが多々あり、怖いのまだかなぁ…なんて思ってしまう始末。
ところがどっこい。お兄ちゃんが、あるある探検隊の西川くんが気絶した時みたいになってからはもうヤバかった。
お兄ちゃん鼻バキ→お父さん炎上→無重力お母さん天井頭突き→セルフ首切断…この流れ最高すぎですね。名作確定です。
ラストシーンを見て、このテイストが「ミッドサマー」へ繋がっていくんやなぁ、なんて妙に納得してしまったり。トラウマ級に怖い作品を観れて良かったです。
次はボーちゃん観ます。レビュー上げるかは体力次第…。
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