劇場公開日 2019年2月8日

「女性の世界ってこんなに狭くないでしょ」21世紀の女の子 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5女性の世界ってこんなに狭くないでしょ

2019年10月24日
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悲しい

寝られる

萌える

自分は男性だが、こんなに女性の世界って狭いか?と思ってしまったのが第一印象。

全体的に話も人間も狭いし、1話だけならそういう話があっても良いと思うけど全話がそんなのばっかり。

女性監督ならではの繊細さはあるけど、なぜかほとんどが狭い世界の話でだんだん嫌になってくる。

山田杏奈の話は唯一、広がりがあって良かった。

だけど、山戸監督のは今までの話でどこか違うけどPVみたいな仕上がりでこれもなんだかな。

正直、みんながみんな同じ話ばかりで飽き飽き。本当に才能がある人が作ったものなのって疑問に思う。正直、youtubeの短編のが良いのが多いように思う。

これが私とか云々の前に西川美和監督の作品とかタナダユキ監督とか、山戸監督の『ホットギミック』とかをちゃんと見てから映画作ってほしいと本気で思う。

偉そうに批評するのは良くないけど、こんなんばっかりじゃ、日本映画は何も変わらない。女性だって汗かいたり、走ったり、醜かったりして必死で生きてるんだから女性を綺麗に映すだけが女性監督の映画じゃないでしょうよって心底思う。

作品に向き合うゆき平