劇場公開日 2018年6月23日

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女と男の観覧車のレビュー・感想・評価

全86件中、21~40件目を表示

3.0ウディアレンで二番目に好き

2019年1月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

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HY

3.5寂寥か懐古か。

2019年1月3日
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鑑賞方法:VOD

50年代の寂寥感漂う遊園地の片隅で繰り広げられる荒んだ人生ドラマ。この映画を古き佳きアメリカを懐古して見る見方と、退廃的な人生を味わう見方で分かれるのではなかろうか。

ストーリー自体は冒頭に宣言される通りのメロドラマ。クサすぎるくらいにメロドラマ。不倫、恋人の娘への恋、ヤクザからの逃避行、非行少年、そしてやはりドラマの設定の主役は貧困。バッチリである。

問題だけ拡大し、何も解決せずに終末を迎えるのだけは懐古主義的じゃないですね。

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くろかわポタリング研究所

5.0キャラ設定の洞察が素晴らしい

2018年12月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

この作品がアカデミー賞にかすりもしなかったのは、ウッディ・アレンの小児性愛疑惑のせいだったのか。ケイト・ウィンスレットは、老けてむくんで全く美しくない中年女性を、むごたらしいくらい容赦無く演じていて、主演女優賞行けたんじゃないかと思う。少なくとも美術賞は獲れたんじゃないか。『ブルー・ジャスミン』に続いて、現実逃避しないと生きられない女性を描いているが、ジニーが感じる焦燥やイライラは、取り立てて不幸な生活をしていなくても、女性なら感じるものだと思う。ジニーのキャラ設定の洞察が素晴らしく、個人的には、ウッディ・アレンの代表作の1つになるのではと思った。

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GreenT

4.0人の内面を描いた映画

2018年11月13日
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鑑賞方法:映画館

人の内面を描くことを得意とした監督。あぁ、こういう心の動き、人間は持ってるよなぁと、引き込まれていき、あっという間に終わった。

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リトルトゥース

3.5メロドラマ!

Yさん
2018年11月9日
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鑑賞方法:映画館

舞台は1950年代の遊園地。まるでアメリカ古典文学そのままみたいなお話。
ジニーがヒステリック過ぎて痛々しい。でも美しいからまた哀愁が溢れまくっている。
色男のミッキーがジャスティン・ティンバーレイクでちょっと笑ってしまう。

ウディ・アレンの作品にしてはぐちぐちぐだぐだしていなくて良かった。

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Y

4.0恐ろしくも痛快な「ホラー映画」

2018年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公のジニーは39歳から40歳になるところ。まさに私と同じ年。
いくら「人生は何度でもやり直せる」とかキレイ事を言ったところで、なんとなくもう大幅な軌道修正をするのは難しいな…と、薄々感じる年齢だろう。

でもジニーは「私の人生はこんなものじゃない」「もっと私に合った場所があるはず」と本気で思っている。
「こんな夫は私に似合わない」「こんな仕事は私がするべきものじゃない」と。
こんなに不幸なことはない。

しかもウディ・アレンは彼女に「理想の美青年と新しい人生を始める」という夢を見せるだけ見せて、あっさりと奪う。
なんという残酷な展開だろう。
鮮やかな色彩、お洒落なファッション、美しい美術に彩られているけど、でもこれは私にとって、ほとんどホラー映画だった。

主人公が青年ミッキーを本気で愛してたのかと言うと、かなり怪しい。
「自分を相応しい世界へと連れ出してくれる媒介」として、愛していたんだろう。
一方のミッキーも、劇中で語っていたように「年上のちょっと厄介な女と不倫することで、自分の才能の刺激になるかも」みたいな感覚だったんだろう。
そして案の定、あっさりと若くて可愛いキャロライナに心変わりする。

この残酷で身も蓋もない話を、私は恐ろしくも痛快に感じた。
何のごまかしもなく、現実を投射して見せてくれたと思った。
かつて新しく賑やかだった遊園地も、やがて少しずつ色褪せて、客足も遠のいていく。それはただの自然の摂理だ。

例えば話題になった「おっさんずラブ」や「逃げ恥」でも、年上女性と年下男性の恋愛が描かれたけど、私はアレが苦手だ。
私は明らかにアレのターゲットで、制作者の「こういう願望あるでしょ?憧れるでしょ?」みたいな意図を感じて気持ち悪くなる。
ひねくれた私は「舐めるなよ」と思ってしまう。

それよりも私はこの映画のほうがずっと好きだ。
「女性たちよ、自分の人生から逃げるな。男なんかに人生を預けるな。若い女と張り合うな。過去の栄光にしがみ付くな。今、目の前の人生を見つめて、歩いていけ」というメッセージを感じた。
ウディ・アレンの真意は分からないけど。

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hhelibe

4.0シリアスだからこそ笑いを誘う

2018年9月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

日銭を稼がないと日が暮れない下層家庭の切羽詰まった日常。シリアスだからこそ笑いを誘うバツイチ夫婦のドタバタが次第に崩壊して行く様を、ウディ・アレンがたたみかける傑作。
大変なことになる程に女優本能が出て来るおかしさなんかケント・ウィンスレッドの代表作になるのじゃなかろうか。

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ezu

4.5熟した果実を貪る

2018年9月19日
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鑑賞方法:映画館

ウッディ・アレンは老いて益々盛んだ。ケイト・ウィンスレットを主役に迎えた今作も絶好調で、アレン節が炸裂する。

まず、1950年代のニューヨークはコニーアイランドの情景が秀逸で、一瞬にしてメランコリックな気分に浸った。

そして若い男との恋にみっともないほど揺れるウィンスレットが恥ずかしくてやたら魅力的だった。熟れきった今の彼女は無敵だろう。

まさに熟した果実を貪るのみ。マニアにとってはウィンスレットを恥かしめるアレンも一興!

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エロくそチキン

4.0おもしろい

2018年8月21日
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fgh

3.0光がきれいだった。

2018年8月20日
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だいず

4.0人間のエゴ

2018年8月16日
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人間のエゴを描くことがうまい監督だと思う。
見る人によって評価が分かれると思うが、私はいつも観てしまう。

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morihide

3.5いつの時代も、人間は愚か

正午前から、2018盆休み〆の一本。
いつもの意地悪に、プラスの「光のマジック」が良かった。
なかなか、だが最後に物足りなく感じたのは…
アレン翁が仙人近くなって優しくなったからなのか、自分が歳をとって優しくなくなったからなのか…
「そして誰もいなくなった」というくらいの手痛さが欲しかった作品。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

4.0秘密の恋が回る

2018年8月14日
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名匠アレン監督の世界観を名女優ケイトが圧倒的な演技力で見事に演じている。鑑賞前の作品イメージとは違っていたが良い意味で裏切られた。音楽から展開、演出、そして唸るような人生描写まで全てにおいて引き付けられる作品。恐れいりました。
2018-155

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隣組

3.5ウッディ・アレン版貧乏地獄物語

2018年8月12日
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Hiroshi

4.5ウディアレン炸裂

2018年8月1日
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思っていたより面白かった。ポスターが良く無いのでは?予定通りの混沌でのスピード感が気持ちいいです。絵も楽しかった。

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Zakis

0.5監督は好きなのに

2018年7月25日
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単調すぎて1時間以上熟睡してしまいました。

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aki007

3.5ちょっと切れが悪いか?

2018年7月24日
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知的

ウディ・アレン監督の、伝家の宝刀でもある自業自得というか、因果応報の結末を期待していたのに、あれ? こんなもん?って感じで、少し期待外れだったような…。
観覧車は、絶頂を見た後は、下る一方ということで、そういうことを言いたかったのかも知れないが…。
次回作を期待します。

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kawauso

3.0コニー・アイランドの出来事

2018年7月22日
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50年代、マフィアがまだ暗躍し、戦争のきな臭さがまだ残りながら、豊かさをようやく夢見られる時代。コニーアイランドの遊園地と浜辺周辺だけで繰り広げられる病んだ人達の物語。

本作は、ケイト・ウィンスレットの独壇場で、熱演が光った。役どころは偏頭痛持ちで、少し誇大妄想癖のある、元女優ジニー。火遊び癖のある困った男の子の母親で、再婚相手の遊園地のメリーゴーランド係のハンプティと3人で暮らしている。
旦那と口論で頭痛を抱えながら、ウェイトレスとして働くが、日々の生活には不満だらけ。子供は学校に行かず問題ばかり起こし、旦那は優しくも生活力に乏しく、釣り三昧。そこへ、旦那の娘が、ギャングに追われて転がり込んで、頭痛のタネがさらに増える。そんな時に、海水浴の監視員ミッキーに出会い、深い仲になってしまう。

古き良きアメリカを表現したコニーアイランドを舞台に、おかしな家族の関係を描くわけだが、ケイトの演じる、ジニーのほんの少しの異常さが、この映画の魅力といったらおかしいだろうか。
子供を放って、若い監視員と逢瀬を重ねているのだから、とってもダメ女なのだけど、そのジニーが気になって最後まで観てしまう。
イライラした更年期のおばさまとして、怒鳴ったり、アスピリンを呑んで怒りを抑えたり、見事な演技。そこへ、どこかケイトの上品な顔立ちが、自称元女優のわがままさが加わって、ジニーという難しいキャラを、作り上げていた。不倫相手のミッキー役のジャスティン・ティンバーレイクが、古い時代のイケメンにピッタリで、華を添えた。

作品のメッセージとしては、よくわからないところも多いのだが、この映画のケイト・ウィンスレットを観に行くだけの価値はあると思う。

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AMaclean

4.52018-76

2018年7月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

笑える

ケイト・ウィンスレットが徹底的にうざかわいそう痛女に描かれてる。
それを演じきっちゃうのがすごい。

すぐ癇癪起こすし
自分可愛いし自分第一やし
子供問題ありすぎなのに全然親してないし
かまってちゃんが過ぎるし
人の話聞かないし、自分のこと棚にあげるし
ちょっとぽっちゃり、というよりはデブな二の腕がやたら現実的。
ほんとにこの人ローズやった人?って言いたくなるくらい、ケイトがすごい。
圧巻だった。むかついてたもん(笑)

キャロラインとジャスティンはまともだった。
それ以外の役はみんな問題あり。
そういう嫌な部分をウディ・アレンはこれでもかってくらい見せてくる。
綺麗な衣装とセット、インスタのフィルターみたいなライティングをころころ変えて、見ている映像は美しいのに、見させられてる人間たちの内面(エゴ)が強烈。

関係ないけど、後ろに座ってたおっさん、席まじ蹴りすぎ。
ケイトやったら暴れまくるレベルでした。
そんなでも見入って、あっという間の上映時間でした。

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かいり

4.0やっぱり毒がある…

2018年7月21日
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鑑賞方法:映画館

今の現状からいつか誰かが救ってくれる…そんな幼く、愚かなであざとい人の本性を、一場面一場面、演劇が如く描きいていく、手法と演出力、そして演技力は見応えありですね!毒があるという意味で、近年の作品では、「ブルージャスミン」「マッチポイント」と並びお気に入りです。

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shige12