劇場公開日 2018年8月31日

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「レバノン/フランス映画。 弁護士が糞に見える映画」判決、ふたつの希望 個人的下書きさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0レバノン/フランス映画。 弁護士が糞に見える映画

2020年1月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

ベイルートからダムールへ移りたい若妻妊婦。旦那は車の修理工場
しょうもない事で建築業者ともめる。
「 パレスチナ人は平和交渉する気がない。謝る事も出来ない。」
見た目でレバノン人とパレスチナ人の区別がつかない。
パンチ一発で肋骨二本行かれた。
旦那のお父さんはまともだ。
レバノン人原告パレスチナ人被告の裁判。
代理人無し。裁判官は大岡越前的に進める。刑法554条加重暴行を訴えるも裁判官の静止に従わず裁判自体を 証拠不十分で却下。 レバノンの 警察官が何人かわからないが迷彩柄 が独特。
パレスチナ人が償うのは当然だろ!
70年生まれのレバノン人と55年生まれのパレスチナ人
判決に不満な地元住人たち
施主に口答えしてパレスチナ人現場監督はクビになっちゃう。
レバノン人は 夜中の力仕事がたたって 倒れた挙句 若い嫁の急な出産に立ち会えず。 弁護士つけて 控訴審。
公正な裁判がしたい同情などいりません、という 客の意向を無視して 賠償金を分捕ろうとする弁護人。
シャロに抹殺されていればな!
を無かったことにする気。
パレスチナ人にはこんな弁護士。 非は自分にあるというパレスチナ人に対してヘイトクライム を持ち出そうとする。
難民の権利を守るため弁護を引き受けるという女弁護士。
赤ちゃんに併発症があるみたい。
旦那は気胸で 嫁は早産で帝王切開。
本人たちはこの裁判おかしいと思い始めているのに 勝手に裁判は進む。
まさか弁護人同士が親子だと発覚。
レバノン人はキリスト教徒が多いみたい
パレスチナの屈辱はレバノンの災厄と同じ。荒れる傍聴席。
煽るマスコミ。
1971年ヨルダン でPLO が。 黒い九月事件。
昔の事件を掘り出してきた。
この事件がきっかけで レバノン難民が流入してくることになった。
刑法228条 過剰暴行の免責事項。
パレスチナ人は裁判途中にクビ
弁護士が雄弁に語るほど 寒々しい。
政治問題に利用され出した
大統領まで出てきて2人の前で和解勧告、引かない。エンストする パレスチナ人の車を見てあるレバノン人。この演出が肝か。
レバノン軍団 党員の車屋。
ダムールのバナナ栽培農家出身、 1976年1月21日 海の花嫁と呼ばれる海辺の町。 民兵によるキリスト教系の村の虐殺事件。
あまり大きく報道されてない 特別な事件でもない
裁判のために原告家族まで傷つく。
当時の回想シーン
わざと怒らせて殴らせた
謝った!
ずっと行けなかった故郷へ戻る
当時の線路跡を歩く。 バナナ園で 東京思い返す。
よかった赤ん坊元気になったみたい
雨樋が修繕されてた
物々しい 最終弁論
判決は、
暴言に対する暴力の行使
多数決の結果 被告は無罪。
まあ判決の前に当人同士は和解しているよ ていう 顔のラスト

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