劇場公開日 2018年11月30日

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「【”見た目に惑わされてはいけない” ラッセ・ハルストレム監督のファンタジックワールドを楽しむ。】」くるみ割り人形と秘密の王国 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【”見た目に惑わされてはいけない” ラッセ・ハルストレム監督のファンタジックワールドを楽しむ。】

2020年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

幸せ

ーラッセ・ハルストレム監督、人間と”犬”の善性を信じ数々の名作を世に送り出してきた監督。-

 ・愛する母、マリーを亡くし心を閉ざしたクララ(マッケンジー・フォイ)が迷い込んだ秘密の王国 -”雪の国””花の国””お菓子の国””第4の国”からなる4つの王国ーではマリーは王女として崇められていた。その娘のクララはプリンセスとして迎えらるが・・

 ■最初にクララに言い寄ってきた”お菓子の国”の摂政、シュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)や”第4の国”の摂政で秘密の王国の住人から恐れられているマザー・ジンジャー(ヘレン・ミレン)のおとぎの国の人物としての恰好も面白く、”見た目に惑わされてはいけない”という設定も楽しい。

 ・個人的には、セルゲイ・ポルーニンの踊る姿を観れたことも嬉しい。

 ・ファンタジックワールド感は、流石にディズニーかな。レベルが高い。

 ・難を言えば、キャラクターの掘り下げが浅く、脚本が少しなあ・・。

<亡き母が遺したメッセージは、分かりやすかったが、子供達には少し難解な作りになってしまった作品ではないかな?>

NOBU