男と女、モントーク岬で
劇場公開日:2018年5月26日
解説
「ブリキの太鼓」などで知られるドイツの名匠フォルカー・シュレンドルフが手がけた大人のラブストーリー。ハリウッドでも広く活躍するスウェーデンの名優ステラン・スカルスガルド、「東ベルリンから来た女」のニーナ・ホスら実力派俳優たちが共演した。実らなかった恋の思い出を新作の小説としてつづり、その小説のプロモーションのためニューヨークを訪れた作家のマックスは、そこでかつての恋人レベッカと再会する。しかし、レベッカは別れた後に何があったのかを一切語ろうとはしない。やがてマックスがニューヨークを去る日が近づくが、出立の3日前、レベッカからモントーク岬への旅に誘われる。そこは恋人だった2人が訪れた思い出の場所だったが……。
2017年製作/106分/G/ドイツ・フランス・アイルランド合作
原題:Return to Montauk
配給:アルバトロス・フィルム
スタッフ・キャスト
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2020年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
男と女が愛し合うのは、自然で摂理にあっているが、相互の心理メカニズムは異なる。
この違いは、たぶん本能的なもので、愛を永続させようとする機能を持っているように思われるが、様々なトラブルの原因にもなる。
生活感をそぎ落とし、文学として再構成すると、中年の愛の実体は、このように化石化する。
2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
自分のことばかり喋る男はいつか後悔する。過去の女はゴーストだという小説家ならではの発想がユニークだけど、女性からしてみれば自分がいつゴーストになるのかと不安になるに違いない。若い方が観る場合には、将来の悔やまないように・・・といった作品。
大胆な展開はないのですが、事実婚であるクララの住まいを見たときの驚愕ぶりだけは伝わってきた。いや、マックスがずっとベルリンにいるのにクララが事実婚だってのは逆に理解不能に陥ってしまった。普通に考えれば現地妻・・・
大昔の恋人と思い出の地であるロングアイランド・モントーク岬のシーンが良かった。ヤッたの?などという質問も年齢のことを考えると微妙に納得。そもそも幽霊とはやれないんだよ!などと、これも過去としてストックされていくのだろうなぁ・・・結局、娘のいるベルリンへ。子どもの方が優先だった。
2020年3月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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胸がえぐられる。
自身とかぶるから。
文字にする事で自分の気持ちが理解出来る。
どちらにも感情移入できる。
救いは愛する娘がいること。
どちらを選んでも幸せだし、どちらを選んでも後悔 って深い。
この作品を観れて良かった。
2019年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ドイツ在住の作家(ステラン・スカルスゲールド)が新作のキャンペーンでニューヨークにやってくる。
17年ぶりに元恋人(ニーナ・ホス)を訪ねるが、つれない対応にガッカリ。
しかし電話がかかり、思い出のモントーク岬に行こう、と誘われる。
二人の女性がとてもかっこいい。