「空を見て、想う。」彼が愛したケーキ職人 なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)
空を見て、想う。
空を見て、感傷的になる時がある。
訳はわからない。
時々、その空が
本作「彼が愛したケーキ職人」を連想させる。
意味は分からない。
(まあラストシーンに重ねているのだが。)
さまざまな想いが、まだまだ整理できないが、この作品の雰囲気や静寂や気配、音楽に惹かれている。
僕は女性ではないので、
本作や『ブロークバック・マウンテン』は女性(妻)側観客には理解したくない悲劇だろうと察する。
日本(やタイ?)のBLにある夢みるお花畑ではない、
男と男の恋愛から外れる女性(妻)側も冷淡に描写しているからだ。
(DVDを購入したので)4回は観ているが、やはりモヤモヤしたまま。
それでも、このやるせなさと想いが心に沈む。
イスラエルやドイツの戦後の関係性や宗教など、到底
僕には分かるはずはない。
それでも、空を見ると「彼が愛したケーキ職人」を思い出してしまうのだ。
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