劇場公開日 2018年6月8日

  • 予告編を見る

万引き家族のレビュー・感想・評価

全918件中、41~60件目を表示

3.0偽りの家族を描くことで、家族、人の繋がりを考えさせられる映画。 血...

2022年6月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

偽りの家族を描くことで、家族、人の繋がりを考えさせられる映画。
血の繋がり以上に繋がれることもあるのかもしれない。家族以上に癒される繋がりがあるのかもしれない。
家族ではないけれど、たとえバラバラになっても心は繋がっていくんではないだろうか。
樹木希林の存在感と演技力はさすがとしか言えない。他のキャストもやはり良かった。子役の自然な心の変化もすごかった。
キャストの演技力を最高に引き出せるのも、是枝監督だからだろう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
よっしー

3.0女優さんあっての映画

2022年6月16日
Androidアプリから投稿

全員赤の他人ではなく
それなりの関係があっての家族。
家族というテイだが
それぞれがよりどころであり
終わらそうにもそれができない。

おばあちゃんが死んで
家の持ち主、年金、民生委員等
どう立ち回ってもいつかはバレる。
それでもこの関係を終えれない。
場当たり的でとてももろい。
この家族であるから
心の隙間を埋め、依存し、
偽りの家族であっても
それにすがるしかなった人たち。

分岐点がいくつかある
治の骨折。
信代の仕事の解雇。
亜紀の男性客との出会い。
初枝の死。
駄菓子屋での万引きバレ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
to

2.0一応働いてるんだ

2022年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
映画苦手な人

4.0自分が成長してから観ると見え方が変わった 当時は意味がよく分からな...

2022年6月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

自分が成長してから観ると見え方が変わった
当時は意味がよく分からなくてつまらなかったけど4年経って観ると感じ方が変わった
法的には悪でも道徳的には善だと思う
それに血を越えた絆もあると少し感じた
が、結局本物の家族にはなれず綻んでいき崩壊する
このラストにする必要はあったのか
ネグレクトの親がこれを観たって堪えるわけがない
そんな道徳心は持ち合わせていないだろうし
そうならないように警鐘鳴らしたってなるやつはなるし
色んな社会問題を散りばめたって何も変わらないし映画一つで変えれない
それならエンターテイメントとして気持ちよく終わってもいいんじゃないか
少し観ていて辛いのはこういう社会を見てみぬふりしている自分が分かっているからだろうな
良い映画なんだけど気分は良くない
ただ一つ良い所は、上辺だけキチンとしている家族を装っている家族より、寄せ集めでも仲良く絆のあるこんな家族の方が家族だ

コメントする (0件)
共感した! 3件)
コルチゾるくん

3.0賞は獲っても面白いかは別。

2022年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

全体的にドキュメンタリータッチで作られている為、かなり好き嫌いが分かれやすい作品だと思います。
外国人がまさに好きそうな設定や演出、演技が多いため、賞を獲るのも頷けます。が、正直面白くもないし、そんなに深くもない作品。考えさせられそうで以外と何も考えさせられなかった。
個人的には単調感が否めないので、観ていて飽きました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
FUNAO

3.06人の普段の生活を淡々と描いていて、 物語の起伏は大きくない。 食事をしている風景が多く、 リリー・フランキーと安藤サクラの性交の場面も描かれる。 樹木希林が自宅で急死したのは驚いた。

2022年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

怖い

関西テレビで映画「万引き家族」を見た。
劇場公開日 2018年6月8日

家族ぐるみで犯罪を重ねる一家を描いた映画。

リリー・フランキーは食品や釣り具を盗んでいる。
時々は車上荒らしもやってる
安藤サクラはパート先で物品を盗んでいる。
子どもたちは商店で食品や日用品を盗んでいる。
松岡茉優は風俗店で働いている。
樹木希林は松岡茉優の両親から金を受け取っている。

一見家族に見えるこの6人は実は本当の家族ではない。

6人の普段の生活を淡々と描いていて、
物語の起伏は大きくない。

食事をしている風景が多く、
リリー・フランキーと安藤サクラの性交の場面も描かれる。

樹木希林が自宅で急死したのは驚いた。

女の子を虐待していた母親役で片山萌美が出ていたのは意外だった。

松岡茉優の両親の役で緒形直人と森口瑤子が出ていたのはちょっともったいないと思った。

リリー・フランキーといえばマンガ「おでんくん」の作者だが、
役者としてここまで上手いと今はこちらの方が本業だと言えるだろう。
アニメ作品の声優としても上手いと思った。

リリー・フランキー55才
安藤サクラ32才
松岡茉優23才
樹木希林75才
柄本明70才

片山萌美28才
緒形直人51才
森口瑤子52才
是枝裕和56才

上映時間は120分。少し長さを感じる。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ドン・チャック

3.5おばあちゃんが砂浜で呟いたこと

2022年6月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
ん太郎

3.0疑似家族と不幸と不遇は、盗みとはリンクしない‼️❓

2022年6月12日
PCから投稿

何度かの鑑賞で、今回はテレビ録画。
万引には共感できないのに、何故、何度も鑑賞するのか、自分の深層心理に問う。
松岡茉優の演技が、池松と化学反応を起こす時。
小さな少女が奇跡を起こす時。
それは切実で、胸に響く。
松岡茉優は万引ではなく風俗、少女は万引の何たるかすら知らない。
少女を恐ろしい親に返す罪、万引きをさせる罪、この映画の罪は、日本の自殺や交通事故死の罪を超えるだろうか、自問自答する。
何かを考えるために、是非。

コメントする 4件)
共感した! 30件)
アサシン5

2.0(○´∀`)ゞいやぁ

2022年6月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

最初はすごい面白いし、俳優、女優陣の演技が素晴らしいのはわかるけども!最後の終わり方胸糞もんでした。。
残念過ぎる…もったいない…
よくこれでカンヌ取れたなって思っちゃいます。
最後まで妥協しないで?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
timu

3.5是枝監督らしい家族の描き方

2022年6月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

素晴らしい作品ですね。
外からみる家族と本当の家族についてしっかりと問題提議されていますね。
噂通りの良い作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
A1_Godzilla

4.0とてもやるせない気持ちに…

2022年5月30日
Androidアプリから投稿

今年25本目。

貧困家庭が本当にそれっぽく見えた。世帯収入のランクが最下層にいるから変に比較せずに達観している感じとか、下品な話し方とか、卓を囲って鍋に対して皆で箸をつっついてるとこが。

内容については強烈な後味があった。子供たちは仮初めの家族だったとはいえ拠り所がそこにしかなかった。その家庭は万引きはするけど笑顔はあった。しかし家族の秘密が明かされ、離れ離れになってしまう始末。最後の男の子と女の子のカットが本当に虚しい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
いしばし

5.0邦画で一番好き

2022年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

やっぱリリーフランキーは汚い役に合うなあ

コメントする (0件)
共感した! 2件)
あたおか

4.0考えさせられる家族のカタチ

2022年4月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

【鑑賞のきっかけ】
本作品は、「誰も知らない」(2004年)や「そして父になる」(2013年)で、家族の在り方を描いてきた是枝監督が、新たな発想で、家族とは何かを問う意欲作と感じ、興味深く鑑賞することとしました。

【率直な感想】
本作品で描かれるのは、貧しいけれども明るい5人家族。
そこには、日雇いの父・治と、クリーニング店勤めの妻・信代がいて、息子の祥太、信代の妹・亜紀、祖母の初枝がいた。
家族の生活の頼りは、祖母の年金であったが、足りない部分を「万引き」で賄うというのが、家族だけの秘密。
そんなある日、近所の団地の廊下でひとり佇む少女を、見かねた父が連れて帰る。「ゆり」と名乗る少女は、6人目の家族となっていく…。

「万引き家族」という題名なので、犯罪を何とも思わない人たちなのかと思いきや、そこで描かれるのは、本音を言いながらも、明るく仲良く暮らす家族の姿でした。
住んでいる一軒家からして、どこか昭和の高度経済成長期の、貧しいけれど、強くたくましい家族のような気がしてしまいました。

ところが、この一家のひとりひとりには、ある事情があったのです。
物語が進行するにつれ、次第にこの家族が、「万引き」だけではなく、普通とは違う一家であることに観客は気づき始めます。
このギャップが大変に興味深いところで、家族以上に家族的な一家、それぞれが思いやりの心で、お互いを支え合っているような一家が、その見かけとは全く違う家族であることに戸惑いを隠せないことでしょう。

ここで観客は家族を結びつけているもの、いわゆる絆とは何かを考えさせられることと思います。万引きを容認するような家族であれば、結びつきは単なる「お金」なのか?でも、そうとばかりは言っていられないようなことが、物語後半のある事件を通して明らかになっていきます。

家族以上に家族的と言えば、「ゆり」という少女は、両親から虐待を受けていて、その一家は、家族であるはずなのに、家族的でない家族と言え、この「万引き家族」とは、全く真逆の位置関係にあるのも興味深い点でした。

【全体評価】
万引き家族のそれぞれの役者たちの演技の素晴らしさ、そしてそれを引き出した是枝監督の力量に圧倒された傑作として、満足度の大変に高い作品だったと思います。

コメントする 2件)
共感した! 7件)
悶

4.5斬新な視点で描く家族の在り方

2022年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

正直、驚いた。今まで、こんな家族なんか観たことなかった。私の家族感は崩壊してしまった。本作は、極めて日本的な雰囲気で究極の家族を描いた是枝監督の渾身作である

訳あり5人家族は、祖母・初枝(樹木希林)の年金を当てにして、万引きを生活の糧にして昭和レトロ感溢れる一軒家で暮らしていた。ある日、浩(リリーフランキー)は、寒さに震えている子供・じゅり(佐々木みゆ)を見過ごせずに家に連れていく。妻の信代(安藤サクラ)はじゅりの腕の傷をみて引き取ることにする。その日を境に、家族の生活は徐々に変化していく・・・。

じゅりを加えた6人家族は貧乏だが、いつも明るい雰囲気で本音を言い合っている。演技巧者を揃えた家族の会話は、本当の家族の日常を切り取ったかのように自然で生々しい。明日はどうなるか分からない。だからこそ、彼らは、今日を悔いなく懸命に生きている。それが彼らの明るさの理由だろう。

大人4人は純粋な善人ではない。一癖も二癖もあり狡賢い面を持ち合わせている。そんな4人が紡ぎ出す家族の絆は生々しい。家族の絆は家族になれば自然にできるものではない。互いを強く想って築き上げるものだという作品メッセージに心揺さぶられる。また、本作は幼児虐待という今日的なテーマも取り入れている。幼児虐待に対する信代の台詞には説得力がある。粗野だが、全身全霊で子供を守るという強い母性が感じられて胸が熱くなる。安藤サクラの決意を滲ませた演技が秀逸。

終盤、ある事件が発覚し、そんな家族はバラバラになり独白という形で一人一人の過去と家族への想いが語られる。特に信代と翔太の台詞が、この家族の素晴らしさを端的に現わしていて心洗われる。安藤サクラの抑制の効いた凄味ある演技が出色。

本作は、打算による相互依存でできただろう家族が、毎日を共に懸命に生きることで、互いを思い遣る気持ちが芽生え、徐々に絆を深めていく物語である。斬新な視点で描いた家族の在り方が心に突き刺さる秀作である。

コメントする (0件)
共感した! 20件)
みかずき

4.0どうするのが正しかったのかを視聴者に考えさせる作品

2022年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
olk kal

4.0家族とは

2022年3月12日
スマートフォンから投稿

家族について考えさせられた

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ほ の

3.5寄せ集まった人たち

2022年1月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
しろくろぱんだ

4.5みにくいもの よわいもの

2022年1月29日
Androidアプリから投稿

仕事柄、こういう人たちによく遭遇するので、よくある「考えさせられた」みたいなテキトーなコメントを打てない。

こういう、下層とされ、貧困状態にある人たちに対して、ぶん殴りたいほど腹立つこともあれば、自分の力では考えもつかない発想を見せつけられて、自分の無知と無配慮を恥じることもある。まあ腹立つことが8割だけど。

池脇千鶴と高良健吾は損な役だが、あれが世間なので。
この映画を不快だとか日本の恥だとか言ってるレビューもたくさんあったけど、その通りで間違いない。この映画で描かれているような面が日本にはある。そういうことを知らないで生きられるという自分の幸福に気づかないまま、無意識に下層を見下し続ければいいと思う。

彼らのような人の存在をありえないと思う人がいる限り、虐待も貧困も増える一方なのよなぁと思った。

安藤サクラも松岡茉優もよかったけど、何より樹木希林よ。みかんの食べ方がやばい。貧困世帯のばあさんでしかない。怖いよ。

ずーっと、なんだかんだ言ってこの家族なりの絆はあるやんと思っていた。でも各々事情聴取を受ける中で、松岡茉優が家族から樹木希林への援助を知ったときの様子や、安藤サクラが池脇千鶴から「じゅりになんて呼ばれてたの?」と聞かれたときの反応などを見るに、「実は当の本人たちが一番自分たちの絆を疑っていた」感が出てるような気がした。
ほんとに絆があったら、警察の言うことなんか蹴散らすでしょ。

社会制度から爪弾きにされて、そこにうっすら反発して生きて、それでも社会制度に100%抗えていない様子が、なんともリアルではあった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まき

2.0Tier4 良作

2022年1月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

エンタメ性が殆どない社会派映画。
世界的に評価が高いのは知っていたが、苦手なジャンルなので案の定楽しめなかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ひでよし

4.5家族の絆とは何?家族の原点とは何?結論は出ない

2022年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

楽しい

児童の虐待が目につく昨今、ユリに一番感情移入した。
ユリ以外は一つの家族と思いながら見ていたが物語が進むにつれみんなバラバラというのがわかる。
そんなことは気づかせないような万引きを軸にした貧困でも暖かな家族。
虐待されていたユリをかわいそうに思いそのまま引き取って(誘拐ではない)育てるなんてそんな暖かい家族が今の日本にいるだろうか?
もし自分がそう思っても行動には移せない。
自然にそういう事ができる素晴らしい家族なのだ。

バラバラになってからの家族はどうなるのだろう?
元の家族の元へ戻る人、旅立つ人、刑務所で何年も服役する人。
それぞれだろうけれどやっぱりゆりが気になる
ゆりちゃん、幸せになってね。

それにしても警察や児童相談所は映画の中でも機能していないように見える。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Elton Shin