劇場公開日 2018年8月1日

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「基本的には中高生向けか。運命的で切ない、ひと夏の恋。」青夏 きみに恋した30日 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0基本的には中高生向けか。運命的で切ない、ひと夏の恋。

2018年8月14日
PCから投稿

悲しい

幸せ

萌える

【賛否両論チェック】
賛:運命的に出逢った2人が、様々な葛藤を経ながら少しずつ成長していく姿が、切なくも甘酸っぱい。
否:やや恋愛模様が中高生向けな印象を受けてしまう。。展開も非常にご都合主義的で、ツッコみどころも多い。

 偶然行くことになった母の故郷で、運命的な出逢いを果たした理緒と吟蔵。「夏休みの間だけ」という終わりが見えている切なすぎる恋に、それぞれに片想いをする別の男女も加わり、甘酸っぱくてドキドキする恋路が紡がれていきます。
 また、自分の夢を追いかけるために東京へ行くのか、それとも頼りにしてくれる村のために残るのか。揺れ動きながらも自分の人生を決めるために葛藤する吟蔵の姿も、またグッときます。
 ただ同時に、好きな相手が別の異性と仲良くしているだけで嫉妬して、気を引く行動をしてみたりする辺り、やや恋愛模様が幼い印象も受けてしまいます。そういう点では、どちらかというと同じ目線でキュンキュン出来る、中高生向けといえるかも知れません。
 展開もかなり強引で、特にラストは思わずツッコみたくなってしまいますが(笑)、それもまた恋愛映画ならではのご愛嬌。王道を描いた高校生の純愛を、是非堪能してみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド
とらきちさんのコメント
2018年8月22日

夏が女の子を女にした、、そんなシーンを期待していました。

唇から夏が引いて行った。。そういうのが見たかった。

髪がどけて肩で息をしてる、、こういうのが見たい。

胸が裂けて魂が抜けた。。こういうシーンは必要だった。

とらきち