ランペイジ 巨獣大乱闘のレビュー・感想・評価
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映画界に新たなゴリラが。
野生動物って、なんであんなにおっかないんだろう。
前半はずっとそう思ってました。
どのタイミングで牙を剥くかわからないからでしょうか。
とにかくハラハラしっぱなし。
動くなって言われてんだから動くなよ!とか、檻の前でのんきに喋るなよ!とか、早く視界が良い所に出ろよ!とか。
いきなりの脅かしが苦手な僕としては恐くて仕方なかったです。
映画のそういうとこ、ほんとヤダ。でも見ちゃう。
そして後半はただただ破壊、破壊、破壊。
圧倒的ヘリ率。そして墜落率。
相変わらずの不死身ロック様フェスティバル。
協力し合った結果、ギリギリのボロボロで勝つのがたまらないですね。
いやあ最高でした。昭和の特撮映画みたいで。
これやっちゃうと、後年に公開が控えているゴジラの続編の立場が無い気がしますけど。
キングコングも公開されたばかりだというのに、ゴリラを使う勇気すごい。
「カブってるよ!」って、会社の偉い人に言われなかったんでしょうか。
キャラクター的にはどちらかというと「ジョー・ヤング(マイティ・ジョー)」に近い感じがしますけど。
あんなに「友情」を前面に押し出しているとは思いませんでした。
やっぱデカイのが街で暴れるのは最高だな。
怪獣大乱闘
遺伝子操作によって巨大狂暴化した動物たちが大暴れ!
ジャンル的にはアニパニもしくはモンパニなんだけど、こりゃもう完全に怪獣映画のノリ! って言うか、立派な怪獣映画!
単純!痛快!スカッと!
怪獣映画好きとしてはただただワクワク楽しませて貰った。
巨大化していくのは、ゴリラ、オオカミ、ワニ。
彼らがね、既存の怪獣に見えて仕方ないのよ。
ゴリラは言うまでもなく、キングコング。
オオカミはムササビみたいに翼を拡げた姿が、バラン。
ワニは背中のトゲトゲがまるでアンギラス。
キングコング対バラン対アンギラス!
昭和時代にも無かった夢の初共演&初対決!
すでに常連レビュアーさんも書かれてるけど、予告編の時からそうにしか見えないッ!
(あくまで偏った独断的視点です)
…お~っと! もう一体、怪獣が乱入!
あれは何と言う怪獣でしょう? 初めて見る怪獣です。
只今、名前が判明しました。筋肉怪獣、ドウェイン!
飛行機墜落でも死なない、撃たれても死なない、他の3体より強いんじゃねぇ?ってくらいのドウェイン無双!
名台詞も生まれたね。「この太い腕に抵抗するな」(笑)
さすが今年、劇場/レンタル含め5作品で活躍するパワフルさ!
どう見ても動物学者には見えないけど…。
その主人公は元軍人。最初はヤな奴と思ったら、意外とイイ奴。無能な軍。人命無視、利己主義の悪い大企業、悪い人間。…お決まりの人物描写。
ご都合主義。欠伸が出るくらい退屈なストーリー。
典型的なスケールはA級、中身は空っぽのB級。
でも、それがこの手のジャンルってもんよ。
その分、迫力や見せ場はしっかりと!
やがて巨獣たちは街中へ。
大蹂躙!大暴れ!大決闘! 都市破壊の醍醐味も!
巨獣たちの造形、登場のさせ方、見せ方も心得てらっしゃる。
特に、アンギ…じゃなくて、ワニ巨獣が自分にとってはドンピシャだったね。
ブラッド・ペイトンには是非とも今度、正統派の怪獣映画を撮って貰いたいくらい。
ドラマや人物描写は確かに薄っぺらいが、それなりには抑えている。
何と言っても、ゴリラのジョージにどっぷり感情移入。
手話が出来るほど知能も高く、相手の意表を付くジョークも通じてユーモラス。
次第に我を失って狂暴化していく様は悲哀たっぷり。
同じゴリラ同士…あ、いえ、人間とゴリラの垣根を超えたドウェイン演じる主人公との絆。
そして最後は勿論、カッコイイ~!
完全にジョージが主役!
ツッコミ所はキリ無いが、それでも上々の面白さ!
モンパニ/怪獣モノは…という人でも全然大丈夫。
王道超ド級のVFXハリウッド・エンターテイメント!
でもやはり、怪獣映画ファンは怪獣映画として楽しんで♪
怪獣映画ファンの次なる楽しみ…。
来年の待望の“四大怪獣地球最大の決戦”もこれくらい…いや、これ以上だったら言う事ナシ!
よく出来たB級ティストの怪獣映画
冒頭から強いB級SF映画のティスト。単純な話ながらデティルもキッチリ、怪獣キャラクターものとしてはかなり上出来な作品と思う。バラン・ビオランテ・アンギラスなどの影響を感じる日本的怪獣のデザインは『パシフィックリム』よりも親近感が。続編に期待。
ゴリラのジョージとのハートフルムービー
「カリフォルニアダウン」との監督、主演のタッグ再び。
何も考えず観れるポップコーンムービー。
遺伝子操作による影響で体と攻撃性が増したゴリラのジョージ、
そして狼とワニ。彼らが街で暴れまわるのを見守るハートフルムービー。
スターウォーズやパシフィック・リム・アップライジングなどで
アドレナリンが出なかった人たちに是非。
保護区で育てていたゴリラのジョージと
管理していたドウェイン・ジョンソンとの関係は
「猿の惑星・創世記」に似ていた。
とにかくワニの強さ。狼の俊敏さ。ゴリラのパワー。
それらが画面からビンビン発される後半は最高の一言。
「キングコング 髑髏島の巨神」も最高でしたが
ハリウッドの怪獣映画は仕上がりが素晴らしいですね。
期待は決して外さない迫力と興奮
期待は決して外さない迫力と興奮、でも定石通り期待を大いに上回ることはない。複数巨大怪獣たちのありがちジャングルでの大暴れでなく大都会の破壊活動にスカッとしたいなら期待通り申し分ない。
「ライフ」に通じるB級映画万歳精神!
面白かったです。
主人公の不死身さはもはや人間の常識が一切通用しないレベルなのですが、ロック様ことドウェイン・ジョンソンということのみで説得力をもたせています(笑)
冒頭の宇宙ステーションのシーンは予想外の展開で引き込まれました。
2017年公開のジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ主演のSF・エイリアン・パニック映画「ライフ」を彷彿とさせる演出で、個人的には「ライフ」にもし続編があったらこの作品のように都会に出て大騒ぎっていう展開だろうなぁと勝手に想像して楽しんでおりました。
巨獣が出てくるシーンはとても工夫されていて楽しいのですが、登場人物の会話が中学生の会話レベルでヒドイ(笑)出て来る人間は一人残らずバカだし、最初にいた女の子と相棒のおっさんはどこにいった?ってくらい役柄の使い捨てのオンパレード。ザ・テキトー(笑)
また、物語を家族愛や友情という着地にするんだったら、ジョージに関しては解毒剤じゃなくて友情や家族愛で正気に戻って欲しかったし、ロック様も途中ジョージに対して見殺しにする描写(飛行機の格納庫でのシーン)があったりブレブレでここはどうにかして欲しかった。
ブレるのであればブレるなりにジョージに対して"あいつは友達だ"と言ってと助けようとした気持ちから"すまねぇ"と言って見殺しにする気持ちに至るきっかけや心情の変化をみせて欲しかった。
光る演出もあれば残念な演出もあり、少しもったいない。
ただし、午後のロードショーで観たら少し得した気分になれるくらいには面白い作品。
テンポも良くて
面白かったです。
ドウェイン・ジョンソン、カッコいいですね〜
マッチョはそれほど好きじゃないはずなのに、ジュマンジといえ彼の逞しくも可愛い魅力にハマってしまいそうです。
それにしても、あの街の破壊っぷりは凄かった。
どこまでがCGなのかまったく判りません。
ERでお馴染みのシカゴの街でさえ…
でも見ていて楽しかったのは、私も病んでるのかな〜〜?(笑)
ゴリラ・ラルフ・ワニーバ 決戦! 市我古の大怪獣
生物の遺伝子を改変して巨大化・凶暴化させる化学物質が、研究用宇宙ステーションの事故で地球へ落下。
動物保護区で働く動物学者デイビスは、白ゴリラのジョージと強い信頼関係で結ばれていたが、
ジョージがその化学物質に触れて理性を失い、全く制御できない状態になってしまう。
同じ頃、化学物質の影響によって付近にいたオオカミやワニも巨大化・凶暴化。
化学物質を狙う企業の企みにより、巨獣たちは破壊の限りを尽くしながらシカゴの街へと集結する……
驚天動地! 猿か、鰐淵か、狼か! 陸・海・空を震わす世紀の大決斗!!
がんばれデイビス博士! まけるなジョージ!
悪の科学者姉弟を倒し、大都市・市我古(シカゴ)を守るんだ!
『指輪物語』のニューライン映画が贈る、空想科学映画の決定版!
……はい……そういうあらすじです。
難しいことを考える必要は一切ナシ! テンポ良くド派手なシーン満載で楽しめた。観て損ナシの3.5判定で。
...
単にサイズが大きくなっただけの設定なら『大蜥蜴の怪』みたくミニチュアの街に本物の動物を置いて
低予算で撮影すれば良いが(良くないよ)、この映画の巨獣たちは他の種類の動物の遺伝子が目覚めて
様々な能力を得ているという設定なのがアクセントになっていて、その意外性も楽しい。
巨大オオカミ・ラルフはムササビの遺伝子が覚醒して空を滑空! お前、『大怪獣バラン』みたいだな!
巨大ワニはなんだか知らんけど頭も背中も尻尾もトゲだらけ! お前、アンギラスみたいだな!
それともご先祖かい? アンキロサウルスかい?!(怪獣映画を知らない人を少しも考えないレビュー)
まあ、演出は日本の怪獣映画的というよりはアメリカのスピーディなモンスター映画のそれなので
おそらく意識してないとは思うが、それはさておきこの巨獣の皆さんの強いこと強いこと。
銃弾も砲弾もなんのその、跳び回りながら戦車やヘリをオモチャのようにブン回す。
シカゴの街で3匹が大暴れするクライマックスは笑っちゃうくらいの大破壊ぶり!
主演のロック様がいかに人類最強レベルといえどさすがに生身では敵わない。
これもうロック様が薬品飲んで巨大化するかチャック・ノリスを呼ぶしか無いのでは
と思ったが、そこは知恵と勇気と友情パワーで補って戦うのが人類代表ロック様である。
...
『プレデター』チックなオオカミ襲撃シーンや飛行機内でのパニックなど、色んなタイプのド派手シーンを
テンポ良く盛り込んでいて飽きないし、過去を抱えたヒロインやOGAのおっさん、悪どいワイデン姉弟
などの登場人物も、ステレオタイプながらちゃんとキャラが立っており、ユーモラスで楽しい。
そして最後はデイビス博士とジョージの友情にちょっとホロリ。
というわけで、
いかにもB級な設定だし、「んなアホな」なシーンもたっぷりだが、アクションエンタメとしては割と隙ナシ。
物語の深みも期待しない方が良いが……とにかくド派手で楽しい映画が観たい!と言う人にはオススメ。
あ、わりとえげつない死に方をする人もいたり、たまにジョークも下品なので、そこもちょっとだけ注意です。
それにしても『ジュマンジ』続編といい本作といい、主演のドウェイン・ジョンソンは
VFXに負けない存在感でアクション映画スターっぷりも完全に板に付いてきた感。
だけど……どっちの作品でもあのものすごい筋肉で博士役ってのは何故なんだ……
<2018.05.19鑑賞>
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余談:
あのワニさんには“ワニーバ”じゃなく(何だよ“ワニーバ”って)“リジー”という名前が付いてるらしい。
あんな恐ろしい風貌なのに、何故にそんな女の子みたいな可愛らしい名前が付いたのか。謎である。
すごく、良かった。
ここ最近の怪獣映画に比べると、良かった。
まぁ、動物が凶暴化に巨大化したストーリーなんだけど。
迫力が、違った。
でも、もう少し動物を2倍以上凶暴化して欲しかったな。
続編は、無いだろうな。
今回の3頭以外にも、凶暴化に巨大化したら良い動物はたくさん出てくるだろうし。
まぁ、遺伝子薬を製作していた会社が、破壊されてるから無理だろうな。
まぁ、個人的に14年版のハリウッドゴジラに16年の日本版のシンゴジラにパシフィックの怪獣より、よっぽど良かった。
なんてマッチョな映画!
パシフィックリムとGODZILLAがなんとなく不完全燃焼で、パワフルな怪獣映画を求めていたそこのあなた!このマッチョな映画は如何ですか?
マッチョな主人公がマッチョなゴリラと友人で、ある日飛んできた化学兵器の影響でマッチョなゴリラが凶暴化して、同じくマッチョなワニとオオカミも凶暴化して、ついでに巨大化しちゃったマッチョな映画です。
なにが凄いって中身がすっからかんな所。バカな大企業の姉弟社長が遺伝子兵器を作ったけど事故ったんでサンプル回収のために電波出して遺伝子兵器吸い込んだ動物たちをシカゴに集めちゃった!ってあまりにバカすぎるシナリオ。あとは軍を巻き込んで大乱闘!軍の決めてはきました!お決まりの核です!街に落ちたら大変!止めなきゃ!巨獣たちをやっつけるぞ!以上です。ネタバレも何もあったもんじゃないです。
しかしこのバカさ加減に何もかもをつぎ込んで細かいこと全部ぶっ飛ばしている辺りに古き良きエンタメ映画の血を感じます。最近はなんやかやと懲りすぎなエンタメが多いので、たまにはこういうのもアリです。なんてマッチョな考え方。
細かいことはいいから戦いを見せろ!という方にはピッタリ。是非ともその大破壊映像をご堪能あれ。
「ロック様いい」
40本目。
プロレスラーの「ザ・ロック」主演の映画で、「ジュマンジ」も良かったが、こちらの方が更に良かった。
笑いあり、泣くシーンもあり、俳優としての演技に、奥深い物を感じました。
巨大怪獣物はやっぱり面白いですね。
B級映画のあるあるネタが全て揃ってる
悪徳企業の実験により動物たちが巨大化して暴れるまくる!
ただ、それだけの怪獣映画です。
でも、B級映画のあるあるネタが全て揃っており、アタマを空っぽにすれば十二分に楽しめるでしょう。
・偶然に巻き込まれたはずの主人公が実はかつてスゴ腕の軍人
・悪徳企業の如何にも悪そうな経営者、それにふさわしい悲惨な最後
・悪徳企業に手を貸す民間軍事企業の傭兵部隊。悪そうな隊長。怪獣によって一気に全滅
・政府の謎の組織の憎めないキャラ、そしていつのまにか協力的に
・無能な軍人
・街が破壊され、多くの犠牲者が。でも主人公は撃たれても軽症
漏れなく取りそろえていて期待を裏切らず!
そしてなんと言っても巨大動物よりも顔が怖いロック様!
ゴリラのジョージとタッグを組んで暴れる姿は爆笑。
監督の狙い通りです。
ここまでB級に徹した姿は清々しい!
頭空っぽで見る映画
4DX3D吹き替えでで視聴。
吹き替えに特に違和感はなし。
がんがん暴れる巨大生物でどんどん壊れる建物の映像に
4DXは最適でした。
名前付きの登場人物はほんの数人で、後はやられ役の市民と
軍人だけ。俺が作った強い巨大生物を見やがれ!というスタンスは
モンスター映画的に良作です。
個人的には小技を効かせながら戦闘車両をプチプチ潰していく所がよかったです。
突っ込みどころは多いですが、大きなスクリーンでぼーっと見るのには良い映画でした。
いかにも
78本目。
アメリカ的なストーリー。
圧倒されるけどね。
それに屋上好きだよね。
トランスフォーマーが動物に変わっただけかな。
人間を餌にして解毒剤飲ますなら、ドウェイン・ジョンソンを巨大化させた方が面白いと思う。
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