劇場公開日 2019年5月31日

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「相変わらずの迫力ある映像」ゴジラ キング・オブ・モンスターズ CBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5相変わらずの迫力ある映像

2019年6月25日
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鑑賞方法:映画館

2017年4月にキングコングを観て下のように書いた。
-------ここから引用-------------
凄い。尊敬する円谷英二監督も、きっとこんな特撮を撮りたかっただろう。
(ここまでくると、これを特撮というかどうかも微妙ではないだろうか。思ったままに描けるという点では、CGはもはやマンガに近いのかもしれない。)
ジュラシックワールド、ゴジラ、そしてこのキングコングと、残念ながら怪獣映画はハリウッドのものになった。
(もちろん、シンゴジラは健闘した)
-------ここまで引用-------------

そして今回も、この感想に変更はない。本当に、今このCG技術を持って円谷英二監督が撮る映画を観てみたかった。(合掌) 勝手に「特撮監督としては 円谷監督を継げる」と思っている樋口監督に頑張ってほしい。

さて、お話だが、ゴジラは地球の分身みたいなもので、キングギドラは宇宙からの侵略者だって構図は、日本人にはお馴染みだが、今回の監督はゴジラ好きなんだね、一気にそこに寄せてきた。
ラドンの登場シーンも、写真(5円ブロマイドや図鑑もの)でしか知らないが、見事にそっくりだったね〜。怪獣愛だね。

怪獣映画には、ちっぽけで薄っぺらなドラマがついてるのがまた楽しいわけだが、今回の家族ドラマは、今ひとつ自分には入らなかった。その点は個人的に残念。

終盤の芹沢博士の行動は、必然性はかなり低いが、それがかえって怪獣映画らしくていい。勢いが大切だよね。

ゴジラ、キングコングと見てきての3本めで早くも食傷気味を感じたのは、モスラが(綺麗だったけれど)その造形にしっくりこないと感じたせいなのだろうか。

怪獣映画なので、子供たちが見て楽しめているといいな、と心から思う。「地球を大切にしよう」というメッセージも子供の心にも届くわかりやすさってことも大切だよね。だから、「薄っぺらなドラマ」って言葉も決して悪い意味じゃないんだ。

CB
アキ爺さんのコメント
2021年2月22日

CBさん、ホントに円谷英二監督が今もご存命でしたら、どんな作品を撮るか気になりますよね!

確かに怪獣映画なんですから、分かりやすさって大事ですね!とても分かりやすくなりそうな「ゴジラvsコング」。無事公開されますよーに✨

アキ爺