劇場公開日 2018年5月25日

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「【孫が誘拐されても眉一つ動かさず身代金要求に”No"と言った男と母親との闘い】」ゲティ家の身代金 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【孫が誘拐されても眉一つ動かさず身代金要求に”No"と言った男と母親との闘い】

2019年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

 直前の主役交代(ケヴィン・スペイシー、何やってんだ!)を感じさせないリドリー・スコット監督の執念(再撮影した件も含めて)と強欲なジャン・ポール・ゲティを演じるチャーリー・プラマーの演技には脱帽する。

 又、人質になったポールの母、ゲイル・ハリスを演じるミシェル・ウィリアムズは安定してよい。

 だが、残念だったのは元CIAのフレッチャー・チェイス(マーク・ウォールバーグ)が誘拐犯との交渉役だったのだが、何ら機能しなかった(この映画でもゲイルを励ますだけ)ように見えたのと、ジャン・ポール・ゲティの誘拐犯と対峙する姿勢には最後まで共感出来なかった作品。(事実だから仕方がないし、実際身代金を孫の体の一部を身代わりにあそこまで引き下げたのはある意味、金の亡者として筋を通しているのかもしれないが・・)

<2018年5月26日 劇場にて鑑賞>

NOBU