「ワシントンのすばらしい演技」ローマンという名の男 信念の行方 そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)

ワシントンのすばらしい演技

2018年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

暗い照明の事務所と天井までの判例集。それが法律界の権威とプライドである。しかし、それもAIの時代によって崩壊しようとしている。AIの前に安全な場所などないのだ。過去の判例集や訴訟事件の検索とマッチングの仕事はなくなるだろう。残るのは交渉できるプレゼンターになる。
つまり古いジャズは残る(笑)

物語は、・・ 甘いドーナッツを海辺のベンチでたべるのが象徴的だ。大きなシーンチェンジがあって、後半はいつもの正義へと結ぶ、一般受けしない古い時代の映画だ。
勇気を与えられること。
ぼくが映画を観る理由のひとつが、それだ。
正しさと勇気は性質がちがっているが、どちらかといえば勇気を尊重している。

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