「キテレツなカンフー映画かと思う人もいるかもしれないが、 そんなことはまったくない。複数の男女の愛情や師弟愛、親子愛などもちゃんと描かれていて、エンターテイメントとして十分な出来栄えだと思う。」カンフー・トラベラー　南拳　ドン・チャックさんの映画レビュー（感想・評価）

動画配信で映画「カンフー・トラベラー　南拳」を見た。

劇場公開日 2018年1月13日

2017年製作／100分／中国
原題：功夫機器俠之南拳 Kung Fu Traveler
配給：竹書房

陈虎
王志
胜钢
叶芸菲
杨哲
刘乙麟

2022年の現在から120年ほど先の未来で、
人類はエイリアンからの攻撃にさらされていた。
エイリアンは戦闘ロボットも送り込んでいた。

世界中で残っている人類の拠点は中国南部のある都市だけ。
人類はなんとか持ちこたえていたがこのままでは
人類は滅亡してしまう。

最後に残された策はカンフーが隆盛していた清の時代に人間型ロボットを送りこみカンフーを習得させること。

習得したカンフーの技をチップに記憶させ他のロボットにも反映させようという計画。

人間型ロボットして送り込まれたのが陈虎と、
ロボット技術者である王志。

陈虎は師匠（杨哲）からカンフーの技術をどんどん習得した。

しかし、それを邪魔する者（胜钢）が現れた。
その正体とは？

キテレツなカンフー映画かと思う人もいるかもしれないが、
そんなことはまったくない。

エイリアンも戦闘型ロボットも個人的には違和感はない。
むしろよくできていると思う。

複数の男女の愛情や師弟愛、親子愛などもちゃんと描かれていて、
エンターテイメントとして十分な出来栄えだと思う。

満足度は５点満点で５点☆☆☆☆☆です。