「自分にはあまり入ってこなかった」アケラット ロヒンギャの祈り SHさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5自分にはあまり入ってこなかった

2017年11月3日
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鑑賞方法:映画館

萌える

難しい

2017 TIFF competition

主演のダフネ・ローが魅力的で、ずっとその女優を眺めていた。
ほか、正直、あまり理解ができない。ロヒンギャのサブタイトルが(邦題には)付いてるし、アケラットというタイトルもロヒンギャの言葉で死後の世界という意味だというから、間違いなくロヒンギャがメインの作品だといえるのかもしれないが、個人的な印象としては、中華マフィア的なものとか宗教的な生と死とか、あまりロヒンギャという存在を感じないものだった。
とにかく説明が少ないので、もの凄く知識を入れて見なければならない作品だと思ってしまった。
内容が知的である上に、さらに作家独自の視点によるイメージ映像がたくさん盛り込まれているために、全くつかみ所を見いだせず、だから唯一の興味・フイリンの姿と仕草に救いを求めていたような結果となってしまった。
時々挿入される長回しが、ことごとく自分の感覚とはずれているように感じてしまったので、作品への理解が希薄になってしまった。

SH