「落語の面白さを取り入れた様な異彩放つ作品。」のみとり侍 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

ホーム > 作品情報 > 映画「のみとり侍」 > レビュー > 巫女雷男さんのレビュー
メニュー

のみとり侍

劇場公開日 2018年5月18日
全96件中、14件目を表示
  •  
映画レビューを書く

落語の面白さを取り入れた様な異彩放つ作品。

ある席にて藩主を馬鹿にしてしまった主人公が、猫のノミ取りという変わった職業へ転職を命じられる御話。

猫のノミ取りと云うのは建前上の職業であって、メインは女性の性欲を満たす職業であった。。。
という訳で、エロティックなシーンもR15規制とあるますが、私としてはそれは単なる物語のスパイスであり、逆に「物語全体はどうなるのだろう?」と観入ってしまいました。

主人公・小林寛之進演じる阿部寛と清兵衛生演じる豊川悦司のやり取りは、まさしく落語のネタ内に居る人物Aさん、Bさんである。
落語の様に2人の会話が面白く感じた。
(逆に通常テレビでの落語に興味・面白みを感じない人はこの作品は無理だと思われる。設定のノミ取り&侍だって落語ネタだから出来る妙技。)

物語は淡々と進む。だがベースとなる落語を崩したりせず映画として成立している姿に異彩を放つ良作だなと感じる部分がありました。

マイナス点は一部俳優。特に前田敦子さんには(プライベートで結婚もした事ですし)この役は数年後演じて頂きたかったと残念でなりません。寺島しのぶさんの様にもっと女としての魅力が加わった筈です。

逆に意外と良かったのが田沼意次役の桂文枝師匠でしょう。

昨今、中村勘三郎さんのユニークな歌舞伎公演やワンピース歌舞伎など、古典芸能を分かりやすく楽しみやすい工夫がなされている。
この映画はその流れの良い例だと思います。

日本アカデミー賞の最優秀は取れなくとも、優秀賞5作品の中に選ばれ、受賞式の際作品ラインナップにてニヤニヤさせて頂きたい作品ではあります。

巫女雷男
さん / 2018年11月24日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的 幸せ
  • 鑑賞方法:VOD
  • コメントする (コメント数 2 件)
  • 共感した! (共感した人 7 件)

ツアステ侍さん。共感&コメント有難う御座います。
私とすれば、裏に何があるか分かれば面白味が湧く作品が好きです。(単純明確や、青春王道ものも好きですが。)
これは、最初から落語だなぁと感じれ、楽しめました。
(だから桂文枝師匠も出てるのね。も分かりましたし。)

巫女雷男さんのコメント
投稿日:2018年11月27日
巫女雷男
ツアステ侍
ツアステ侍さんのコメント
投稿日:2018年11月27日

なるほど。
参考させていただきます

このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi
採用情報