劇場公開日 2018年5月18日

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「こんな時代劇があっても良い」のみとり侍 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5こんな時代劇があっても良い

2018年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

それなりに笑える時代劇!
充分、普通に楽しいです。

時代劇評論家の春日太一氏が前半はおすすめです!と
紹介しておられた通り、
前半は江戸情緒や、
町人文化の賑やかさなども描かれていて確かに楽しい。
ちょっと落語の世界みたいです。

風間杜夫と大竹しのぶの夫婦がいい味出してます。

その中で早死にした妻にそっくりな女と出会うのみとり侍。
いざ、ことに及んだ後に
CMでよく流れているフレーズ!「下手くそだ!」(笑)

亡くなった妻は武家の娘なので、寝屋のことなど
下手だなんだと口にすること事は無かっただろうから
のみとり侍にとっては、
全く知らなかった世界に唖然とするのですね。
この感じがちょっと、
「テルマエ・ロマエ」のルシウスと被ってる(笑)

それほどいやらしくもないカラッとした濡れ場シーンで
まあ、笑える楽しい映画でした。

で、月に8本ほど映画を観る中途半端な映画好きとしては

以前の「超高速参勤交代」とか「殿、利息でござる」等の
明るいノリの時代劇は、
やはりに年に何本かは作っていかないと
時代劇作りのノウハウが失われてしまうので
少々話自体に無理があっても私は応援します。

この映画も実はえ??と思うこともあるのですが
まあ、明るくて楽しいので、ま、いいか!と思える一作でした。

寺島しのぶさんは、
相変わらず惜しげもなく気持ちよく脱がれてます。
いや〜〜、良い感じの中年感のある体が、
逆に素敵だと思います。(尊敬)

ちょっとエッチなシーンもありますが
あんまり深く考えず、
楽しいものが観たい方にはおすすめです。

@もう一度観るなら?
「地上波で」ああ、放送できるかな?
BSなら大丈夫かな〜

星のナターシャ