劇場公開日 2018年7月27日

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「このクソみたいな世界で生きるということ」ウインド・リバー 雪村さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5このクソみたいな世界で生きるということ

2020年6月21日
iPhoneアプリから投稿

作中、胸糞悪いシーンもあるけれど、そんな事はまるで関係ないように世界はただそこにあって、その捉え方は美しい。

静かで強かなコリーをジェレミー・レナーが熱演。

もはや対等な立場に上がる事すらままならぬよう、土地と金を与えられ、"殺された"人々がいた事も事実なのだろう。

ネイティブアメリカンの権利は弱く、文化も淘汰されていく。
その流れが抗いようのない事だと感じつつも、1日1日を確かに生きることで今は失われゆく種や文化も、確かにそこに存在している証明になる。

未来のことは誰にもわからない。
ただ来たる未来で過去を恥じぬよう、今日という1日を重ねていく。

雪村