「闇で生まれた子供たち。」セブン・シスターズ みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)
闇で生まれた子供たち。
二人目以降の子供を駆除する政策を打ち出した野心家の女性政治家ニコレット・ケイマンを、ユダヤ人を大虐殺したアドルフ・ヒトラーに例えると、彼女の指示で動く冷徹な児童分配局の職員たちはゲシュタポであり、その児童分配局の目から逃れてアパートの一室に隠れて住んでいる七人のカレン・セットマンは、さしずめ近未来のアンネ・フランクといったところか。
ここで描かれている深刻な人口問題は、とても絵空事とは思えない。
いろんな要素が、ぎっしりと詰まった娯楽作品。見応えあり❗
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