劇場公開日 2018年5月12日

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「0.5の評価を与えた理由」さらば青春、されど青春。 Tさんの映画レビュー(感想・評価)

0.50.5の評価を与えた理由

2018年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

チケットを渡されるので毎年幸福の科学の映画を見ているが、いつ見ても映画としての完成度が低い。

またかと飽き飽きするお決まりのワンパターンな展開。成長を感じられないし、そもそもエンターテインメントになっていない。

主役級の役者達はただセリフを吐き捨てているだけでセリフに心がこもっていない。まるで小学生のお遊戯会を見ているかのようだ。

客からお金を頂いているのになぜプロの役者を使わない?主役の大川宏洋は大川隆法の息子だが、主役からセリフ棒読みの素人役者だ。あり得ない。

大川隆法は自分の息子の才能が分からないのか?お金を取っている以上、素人を出してはダメだ。

ストーリーは大川隆法の自分史という事だが、『太陽の法』の初版と内容が明らかに異なる部分が見られる。つまり、どちらかがフィクションという事である。従って事実と思って見ない方が良い。

話の展開は繋がりが強引で、せっかくのクライマックスである泣き所は全く付いて行けなかった。

千眼美子こと清水富美加のせっかくの持ち味を殺してしまった。

名の通った優秀な映画監督も、この脚本では腕を発揮できない。

千眼美子の演技はやはり別格。セリフに心がこもっているしわざとらしくない。歌もプロレベル。自然と愛おしく思う気持ちが芽生えて来る。

千眼美子の演技力は凄いが、映画が彼女の足を引っ張っている。本来は映画が彼女の魅力を引き出すくらいでなくてはいけない。

大川隆法はもっと映画を勉強して欲しい。

評価が0.5なのは千眼美子の分だ。

T