「長命設定の必要はあるのか」さよならの朝に約束の花をかざろう ひびさんの映画レビュー(感想・評価)
長命設定の必要はあるのか
YouTubeで切り抜きが流れてきたので気になって観てみました。
ラストは幼い息子のいる自分自身と重なって思わず泣いてしまいましたが、全体としては設定が全部中途半端で終わってしまった感が否めない。
メインであろうマキアとエリアル2人の物語もわざわざ長命な一族と普通の人間である必要あったのかよく分からない。全体通してマキアが見た目だけでなく中身も幼すぎて設定が活かしきれてない気がする。
成長したエリアルがマキアに対し親子愛以上の感情を抱いて迫るシーンも、あの場面だけ見たらただのカップルの痴話喧嘩みたい。
もっと母としての戸惑いとか強い拒絶とか描いて欲しかったな。
その後エリアルがあっさり他で女作って別の家族と幸せになってしまうのも、ここまで描いてきた物語は何だったのかと拍子抜けしてしまった。
マキア以外のイオルフは総じて自己中で愛する相手の幸せより自分の希望や幸せ優先。全く成熟しておらずこちらも見た目のまんまの中身やんけとつっこみたくなった。
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