劇場公開日 2017年7月15日

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「桐谷美玲だったらきっと大々的にイオンシネマ」彼女の人生は間違いじゃない 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0桐谷美玲だったらきっと大々的にイオンシネマ

2020年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

『火口のふたり』で瀧内公美の名前を知り興味がわく
昔の麻生久美子もバンバン脱いでいた
そんなふうになればいい
デリヘルの面接で採用されたくて裸になり泣きじゃくり怒り出すシーンが特に良かった

またまた東日本大震災がらみの映画しかも福島しかも浜通り
岩手や宮城と違い原発が事故った福島はより深刻な終わりが見えない重苦しい雰囲気を醸し出す
女川原発も爆発していたら僕の人生もだいぶ変わったものになっていただろう

東北出身者なら必ず観てくれるだろうという勝ち組東京人のいやらしい打算を感じる
食傷気味
正直うんざりだ
東北出身者以外のプロデューサー脚本家監督は自粛してほしい

東北って暗いよね過疎だねと西日本の低レベルな田舎者は見下すだろうが五十歩百歩だ
甲子園で優勝したぞと威張ってもそんな誇り意味がない

どう見ても小劇場系の映画である
実際東北地区ではフォーラム系のみで上映したようだ
いかにも仙台駅東口の映画館が好んで上映しそうな作品である
こういう作品こそ映画館で観るべきである
本当につまらない映画は映画館で観てもつまらないがなかには小さい画面よりスクリーンで観てこそというものはある
観れなかったのが残念だ
主役は当時無名に近くしかも地味な美人さんだが商業映画だけあって脇を固める役者たちは実力者が多く豪華だ

福島の方言は省略しているがそれは別にいい
そこまでしなくてい
フェラもお国の言葉もリアルじゃなくていい

瀧内公美の胸はそんなに大きくない
それがいい
むしろあれくらいあれば十分だ
巨乳だと「hay!Guys」的なポルノ映画っぽくなり芸術性と知性に欠け下品になる
『超能力学園Z』のようなエロティックコメディならいいが

瀧内公美以外では柄本時生の印象が強い
特に演技力が高いわけではないが顔ぢからで独特の雰囲気を醸し出せるので得をしている
弟がブスすぎるせいかなぜか兄貴がイケメン扱いになりつつあるので疎外感を感じるが僕はどちらかというと時生派だ

あと風俗嬢だからと見縊ってお客様は神様だと勘違いし暴力を振るう男は最低だ
風俗で紳士的態度もどうかと思うが
自分にも正義感はあるんだなと再確認

野川新栄