リンキング・ラブ
劇場公開日:2017年10月28日
解説
「デスノート」前後編の金子修介監督が萩島宏の同名ネット小説を実写映画化し、1990年代初頭のバブル末期にタイムスリップした女子大生が両親の離婚危機を阻止するべく奔走する姿を描いた青春SFコメディ。2017年、アイドルになる夢に破れた女子大生の美唯は、母が父に愛想を尽かして家を出ようとしている場面に遭遇する。途方に暮れる美唯の前に、部屋にあった魔法のランプから怪しげな守護神が出現。守護神は3つの願いごとをかなえてくれるというが、早とちりで美唯をバブル末期の日本に送り込んでしまう。そこで大学時代の両親に出会った美唯は、心がすれ違い気味の2人を結びつけるべく、母とアイドルグループを結成してアイドル好きの父を振り向かせようとするが……。「AKB48」の田野優花が主人公・美唯役で映画初主演を果たし、美唯の母の若き日を「22年目の告白 私が殺人犯です」の石橋杏奈が演じる。
2017年製作/116分/G/日本
配給:BS-TBS
スタッフ・キャスト
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2022年12月4日
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鑑賞方法:VOD
渡辺徹さん11月28日敗血症により61歳で死去
原作未読
監督は『みんなあげちゃう』『山田村ワルツ』
『香港パラダイス』『就職戦線異状なし』『毎日が夏休み』『恋に唄えば♪』平成ガメラシリーズ『デスノート』2部作の金子修介
脚本は『香港パラダイス』『GTO』『陽気なギャングが地球を回す』『猿ロック THE MOVIE』の 長谷川隆
まさしくアイドル映画
SFコメディー
91年にAKB48みたいなことをやっちゃうコンセプト
主演の田野優花は元AKB48(出演当時は所属)らしいが僕は彼女の存在を知らなかった
彼女同様比較的地味だったがAKB48辞めてから知名度が上がるコは何人かいる
川栄李奈然り中西里奈然り
田野はそれほど話題になっていないがこれからだろう
頑張れ
AKB48のオーディションに落ちアイドルを諦めラッパーに転向するもうまくいかない大学2年生真塩美唯
おまけに両親は離婚寸前
絶望の美唯だったがなぜか自宅にあった魔法ランプから自称守護神が聞き間違いで登場
守護神は3つの願いを叶えてくれるという
両親の不仲を解消してもらおうとしたらなぜか1991年にタイムスリップ
自分の存在が消えないように両親を結婚させようと当時はアイドルも好きだったオタクのお父さんを振り向かせるため一念発起
学園祭で91年当時売れていた5人組アイドルグループ『ココリボン』の真似事をすることに
お母さんと親友のお母さんと大学準ミスコン2人と一緒に結成はしたものの付け焼き刃で本番はうまくいかず大失敗
やけになった美唯はラップを披露
バッグに閉まっていたスマホを牛尾に奪われ強制的に1997年に戻された美優
ラップと盗まれたスマホのせいで1997年は大きく変わり果てていた
牛尾はプロのアイドルプロデューサーになりAKB48をパクってUSO48を結成して大当たり
リベンジに燃える美唯は守護神に頼み込んでもう一度91年に戻り今度はAKB48のコピーアイドルグループASG16を結成するのであった
原作の小説そのものにも問題があるのかもしれないがいくらSFとはいえ支離滅裂
いちいち話の展開が強引で無理がある
でもAKBがそこそこ好きな人には向いている
日本語ラップが嫌いな人は向いていない
91年の母を後ろに乗せて自転車を走らせるヒロインの姿は牛尾から母を奪い返し学園祭の会場に戻ろうとするシーン
エンディングテーマは懐かしい本田美奈子の持ち歌『Oneway Generation』
カバーしたのは秋元康プロデュースのロックバンドThinking Dogs
男性ボーカルだがわりとうまい
そういえばこれも作詞は秋元康
天皇陛下も若い頃お気に入りの名曲
あと作品には直接関係ないけどいい歳してアイドルに疑似恋愛なんてみっともないからやめとけ
裏切り者と激怒する姿はあまりにも馬鹿げている
女子になに夢を見てんだよ
お前らも卒業しろよ
あっちは卒業して幸せになるだろうけど
アイドル志望の大学生の真塩美唯に田野優花
美唯の母でアパレルメーカーの経営者の真塩由美子に石橋杏奈
美唯の父(婿養子)で2次元好きの真塩健一郎に渡辺徹
当時はアイドルも好きで由美子と結婚する前の1991年の美唯の父・茂手木健一郎に白洲迅
アパレルメーカーの先代経営者で美唯の祖母・真塩由紀に浅田美代子
美唯の親友・吉岡雅美と1991年の雅美の母・寺島弘美に益田恵梨菜
大学ミスコン準グランプリでジュリアナスタイルの北川梨奈に樋井明日香
大学ミスコン準グランプリで明日香のライバル南田早織に未浜杏梨
ASG16メンバー西野マリに長谷川眞優
ASG16メンバー東山恵子に佐々木しほ
ASG16メンバーで大学サッカー部の林田サチ江に眞嶋優
ASG16メンバーで大学サッカー部の中平カヨ子に古橋舞悠
ASG16メンバーで大学サッカー部の小谷ミナ代に森岡朋奈
ASG16メンバーで大学サッカー部の鈴木恵利に磯原杏華
ASG16メンバーで大学サッカー部の佐藤その子に葉月
ASG16メンバーで大学サッカー部の山田さゆりに百合沙
ASG16メンバーで大学サッカー部の高橋 理香に久田莉子
ASG16メンバーで大学サッカー部の田中春美に木下愛華
ASG16メンバーで大学軽音楽部の伊藤麻巳子に落合萌
「〜あーりませんか」口調の学生イベントプロデューサー牛尾貴文に落合モトキ
広告代理店の菊村亮輔に黄川田将也
茂手木の親友でアイドル研究会の浦野修一に加藤諒
ASG48のメンバーをスパルタ指導するアイドル研究会のオネエ加賀修造に中尾明慶
学園祭実行委員長の吉岡啓介に武田航平
早織のアッシー君・芦田 マコトにねりお弘晃
1991年はフサフサの助教授だった美唯が通う大学の教授田所に木下隆行
美唯と対決するラッパーに駒根木隆介
歴史が変わらないようパトロールしているタイムコップ室岡に大倉孝二
願いを3つだけ叶えてくれるランプの精・守護神に西村まさ彦
2022年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
何の気なしに暇つぶしに観たが・・・驚愕!
完全に「バック・トゥ・ザ・フーチャー」のパクリ!
両親をくっつけるという目的から、AKB48の件(Johnny B. Goode/チャック・ベリー)まで
何から何まで完パクで呆然。開いた口が塞がらない・・・
後半AKB要素があまりにも強く、秋元康が絡んでいるのかと思った。
にしても設定や演出が幼稚過ぎて、観ているこっちが恥ずかしくなる。
魔法のランプって・・・(苦笑)小・中学生向き。
2022年2月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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久々に楽しい映画を見た。
内容もバックトゥザフューチャーのオマージュ的な?感じでくすぐられつつ、田野の別格のダンスのうまさに笑い、他メンバーが徐々に成長していく感じとか、単純にドキドキしながら楽しく観られました。AKBのファンじゃなかったけどAKBの楽曲も単純に良いなーと思った。全盛期にもっと聞いときゃ良かったわ。
とにかく久々に、何も考えず楽しく、ドキドキしながら普通に観ちゃいました。
こういう映画も良いね!
2021年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
『バック・トゥー・ザ・フューチャー』(以下、BTTF)に限りなく似ている予告編。普通ならネット小説が原作である映画なんて観るハズもないのですが、ここまでBTTFの設定に似てるとなると、類似点を検証してみたくなったため鑑賞いたました。まず驚いたのは、タイムパトロールである大倉孝二の台詞に「BTTF見てないのか?」とあったこと。もうパクリというより、開き直りでありまして、ドウダと言わんばかりです。金子修介監督作『就職戦線異状なし』の映像なんかを使って監督本人まで登場したりするのは、自虐的な意味合いがあったのかもしれません。
基本的なストーリーとしては、女子大生の真塩美唯(田野優花)が両親が離婚の危機であることを悟り、突如魔法のランプから現れた守護神(西村まさ彦)が「3つの願いを叶えてあげる」と言う。「両親が離婚しないようにして」と懇願すればそれで済むような気もしますが、なぜかバブル崩壊後の1991年までタイムスリップさせられる。両親、若き姿の由美子(石橋杏奈)と健一郎(白洲迅)は交際しているものの心がすれ違いぎみ。健一郎はイケメンの割にアイドル好き、アニメ美少女好きというオタクぶり。その2人を上手くまとめようと、由美子をアイドルそのものに仕立て上げようと奮闘するドラマです。
バブル期にタイムスリップという設定自体はまるで『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』みたいですが、基本的なパクリはBTTF。AKBオーディションに落ちたこと(BTTFでは学園祭のバンド)、両親をくっつけようとするところ、つい「お母さん」と呼んでしまうところ、手が透明になっていくところなどBTTFにそっくりです。ちなみに公開日の今日10月28日は、映画BTTFの中で1985年に戻ってきた日でもある。
そして、それこそオタク好みのアイドルグループ“ココリボン”に健一郎が夢中だったため、その口パクのコピーグループを作って健一郎の気を引こうとするものの、その間にスマホを盗まれてしまい、一旦はBTTF2のようなバッド・フューチャーになってしまいます。美唯タイムスリップをやり直して、今度はAKB48の楽曲を持ち込んでASG16(青山星稜学院の頭文字)を結成するのだった。
罵倒バトルに出演するなど、美唯はラップ好き。これもストーリーに若干絡んできて、タイムスリップしたことをあまり真剣にとらえてない様子の美唯。それでも「歴史変えちゃった?」などと失敗を感じるまでに成長する。長篠の戦が1575年だとすんなり出てくるほど頭は良さそうだが、「イケメン」「コスプレ」「痛い」「やばい」などと当時使われなかった言葉をつい使ってしまうところも面白い。
ワームホールは25年周期で開くとか、意味不明の授業もあったりするが、加藤諒なんて埴輪の時代から生きてるんだから、彼もワープすると幅が広がったかもしれません。終盤は完コピしたAKBの歌と踊りでファンならば楽しめるハズ。もうひとひねり、ASG16のステージの脇で誰かが電話口で「康、この曲聞いてくれ。使えるよ!」などと秋元氏に伝えるシーンがあれば加点したかもしれない。
【2017年10月映画館にて】