劇場公開日 2019年7月12日

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「映画愛の伝わってくる愛しいバカ映画」アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲 Jiroさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映画愛の伝わってくる愛しいバカ映画

2019年8月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前作から時は過ぎ、核の冬を迎えた地球を脱出して旧ナチスの月面基地に避難している地球人。
しかし月面基地は資源が尽きつつあり、また、「ジョブズ教」なるカルト宗教が幅を利かせてきて近い将来基地が壊滅するのは自明。

そしてさらに前作ボスは生きており・・・しかもヒトラーの弟だった!
かつて世界の局面を変えてきた歴史上の偉人・政治家たちは軒並みヒトラーの配下でした!
という設定。
定番のヒトラーのほかビンラディンやローマ法王、カリギュラなどのほか、マーガレットサッチャーやザッカーバーグやジョブズまで!
(ここら辺の設定はおもしろかったのにあまりストーリーに深く関わってこなかったが残念)

ゲッターロボの恐竜帝国編よろしく、空洞となっている地球内部に隠れ住む爬虫類人間。
ヒトラーが守るこの帝国から、エネルギーを奪って無事月面へ帰ることができるのか!?
果たして人類の未来は!!

みたいな感じ。

B級感満載のありふれた筋ではなるが、随所で見られるバカバカしさと、過去名作映画オマージュをした画面構成からは作り手の映画愛がビンビンに伝わってきます!

続編も楽しみです!

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