ゲットバック　人質奪還のレビュー・感想・評価

武器商人に命を狙われているのでイギリスで偽装生活していた主人公親子がひょんなことから身バレして殺し屋に追われる話。
人質は最初と最後にしか発生せず人質を取り返す目的の話ではないのでタイトル詐欺の感あり。
身バレのキッカケとか、警察の対応とか無理に窮状を作っている印象がありストーリー進行はスムーズ感に欠ける。
スコット・アドキンスの格闘シーン目当てで鑑賞したが役柄が特殊部隊などでなくFBIの潜入捜査官なためか、圧倒的な戦闘力が感じられずむしろ弱そうな印象で満足度はイマイチだった。
回転速度などにイマイチキレが無いような感じで「衣服が動きを邪魔している？脱いだ方が強いんじゃね？」とか思った。

設定やらストーリーは正直微妙。
だが、スコット・アドキンスはもちろん、ビショップ役のウェイド・バレットのアクションも良かった。
ウェイド・バレットはもう少し活躍してても良さそうな俳優なのにあんまり映画には出てない模様。今後に期待。

2020年7月5日

映画 #ゲットバック_人質奪還 (2016年)鑑賞

命を狙われている元FBI捜査官が、ロンドンで警備員をしながら娘と2人暮らし
間違って侵入してきた強盗を返り討ちにし、殺人の容疑で逮捕され、その報道で居場所が知られ、殺し屋が送り込まれる
そこそこ良かった
原題は #eliminators

内容は、元FBIとか、娘がとか、ありきたり。だけど、アクションは、凄かった。時々プロレスぽさもあったのはプロレス団体系の資金が入っていたからかな。主役の俳優さん、イップマンにも出てるんですね。流石にアクション上手いだけありますね！

ありそうな話もそれなりに凝っていて、何より予想以上に華麗なアクションのオンパレード。
観たいものをたっぷり見せてくれて満足します。

バク転足蹴り、斜め回転蹴り、などなど。
跳びまくる主役のキックが素晴らしいです。
追いかける暗殺者の頭脳と手強さもなかなかのものでした。

邦題が良くないですね。
厳密に言うと「人質」ではないです。

警備員をしている男と幼い娘の二人暮らしの家に三人組の悪党がやってくるが、男は悪党を殺し気を失う。
この男は何者？
ニュースを見たアメリカ政府が動き始め、アメリカのギャングのボスが殺し屋に指示を出す。
人が殺され過ぎでイギリスはいい迷惑だが、素晴らしい格闘シーンとテンポのいい話運びで楽しませてくれる。